Ⅶ.赤ちゃんのお風呂編          2023.11.1更新

●お風呂に入れる時間はいつがいいの?(0か月)


おなかがすいている時や、授乳後・離乳食後の入浴は避けましょう。

空腹時は機嫌が悪くなりがちですし、授乳や離乳食の直後は吐いたり具合が悪くなったりすることもあります。また、眠そうな時間帯は機嫌が悪くなるので、そうした時間帯を避けて赤ちゃんの機嫌がいい時に入浴させます。

毎日なるべく同じ時間帯に入れるようにするといいでしょう。


●入浴の前に準備しておくことは?(0か月)

赤ちゃんをお風呂に入れる前に、出た後の準備をしておきます。

バスタオルや新しいおむつを用意。肌着と洋服は袖を通して、すぐに着せられるようセットしておきます。おへその消毒用グッズや綿棒などケアに必要な物も用意しておきましょう。

寒い季節ならお風呂上がりに湯冷めをしないように、室内を暖めておくことも忘れないように。


●赤ちゃんを入れるお湯の温度は?(0か月)

人によって違いはあるものの、一般的に大人はお湯の温度が42℃ぐらいのお風呂を好むようです。

赤ちゃんを入れるお風呂は、それよりややぬるめ、37~40℃ぐらいが適温。適温が表示されている赤ちゃん用の湯温計があれば便利です。

または、大人の肘をお湯に入れて熱過ぎないかぬる過ぎないかチェックしてもいいでしょう。


●赤ちゃんを洗う時、石けん・シャンプーは必要?(0か月)

体や頭皮の汚れは、石けんやシャンプーを使って落とします。ただし、赤ちゃんの肌は刺激に敏感なため、大人用ではなく、赤ちゃん専用の刺激が少ない石けんやシャンプーを使いましょう。

なお、低月齢の赤ちゃんの沐浴で沐浴剤を使う場合は、沐浴剤に洗浄成分が含まれているため、石けんやシャンプーを使う必要はなく、すすぎも不要です。


●体を洗う順番は?(0か月)

体を洗う際は、上から順に、きれいなところから洗うのが原則です。普通は、顔、頭と洗い、続けて体の上部から下部へと洗っていきます。

石けんはお母さんの手で泡立てます。そして、赤ちゃんの敏感な肌を刺激しないように、お母さんの手、またはガーゼなどの低刺激性の素材で洗うようにしましょう。


●顔や頭はどうやって洗えばいいの?(1か月)

目の周囲は、お湯で絞ったガーゼで目に入らないように目頭から目尻へ拭きます。

続いて、鼻の周り、口の周り、あご、ほお、おでこの順に。一拭きごとにお湯でガーゼを絞るか拭く面を替えます。その後で石けんを泡立てて洗い、ガーゼで石けんを落とします。

頭は、シャンプーを泡立て、指の腹で前から後ろへなでつけるように洗い、よくすすぎます。


●体の洗い方のポイントを教えて!(0か月)

体は、首、腕、手、胸、おなか、脚の順に洗います。

首のくびれやわきの下、脚の付け根など汚れがたまりやすいところはていねいに。石けんが付いているとすべりやすいので、体をしっかり支えましょう。

次にうつぶせにし、背中やお尻を洗います。洗い終えたらお湯で体を温め、きれいなお湯をかけて石けん成分が残らないようによくすすぎます。


●首やわきの下の洗い方は?(0か月)

首、わきの下、ひじの内側、お尻など、くびれている部分やくぼんでいるところには汗や汚れがたまりやすく、あせもやかぶれなど肌トラブルの原因になりがちな部分です。

くびれを開き、しわを伸ばして、やさしくしっかりと洗いましょう。

耳の後ろや手のひら、足の指と指の間も意外に見落としがち。忘れずに洗ってあげてください。


●新生児の赤ちゃんを沐浴させる時のこつを教えて!(0か月)

新生児の赤ちゃんを沐浴させる時は、体に沐浴布やタオルを掛けてあげます。1枚覆われていることで安心できますし、体が冷えるのも防げます。

耳は、頭を支えている方の手で軽く押さえましょう。手が小さいお母さんは両耳を押さえるのが難しいかもしれませんが、耳にお湯が入ったとしても自然に蒸発しますし、それで中耳炎になることはありません。


●お風呂上がりの体の拭き方は?(0か月)

お風呂から上がったら、用意しておいたバスタオルの上に寝かせます。

そして、軽く押さえるような感じで体の水分を拭き取りましょう。ゴシゴシとこすると皮膚を刺激し肌トラブルの原因になりかねません。注意しましょう。

また、くびれや関節部分などは水分が残りやすいもの。水分が残っているとむれの原因になるので、ていねいに押し拭きを行います。


●性器の洗い方は?(1か月)

男の子も女の子も性器は不潔になりがちなところ。感染症の予防のために、石けんを付けて洗い、清潔を保ちましょう。ただ、デリケートなゾーンなので、やさしく洗うことが大切です。

男の子のおちんちんについては無理に包皮をむいて洗う必要はありませんが、汚れやすい部位なので、石けんを付けておちんちんの裏側や睾丸の部分もきれいに洗いましょう。

女の子の場合も、割れ目をそっと開き、石けんを泡立ててやさしく洗います。分泌物が残っていると、陰唇癒着といって、割れ目が開かなくなることがあるので、ていねいによく洗いましょう。


●大人と同じお風呂に入れるのはいつ頃から?(1か月)

赤ちゃんのへその緒が取れて、その痕が乾くまでは、ベビーバスでの沐浴が望ましいでしょう。

おへそから細菌に感染するのを防ぐため、清潔なお湯に入れてあげたいからです。

しかし、おへそが完全に乾き、1か月健診で医師に確認してもらったら、大人と一緒に家庭用のお風呂に入っても大丈夫。お父さんやお母さんと一緒のお風呂タイムを楽しめるようになります。


●お風呂に入れない方がいい時って?(2か月)

赤ちゃんは新陳代謝が活発で、汗や皮脂などの分泌が盛んで、体が汚れやすいですね。

おむつかぶれや湿疹などの肌トラブルを起こしやすいので、お風呂には毎日入れてきれいにしてあげたほうがよいでしょう。

けれども、機嫌が悪く元気がない時や、体温が37.5℃以上あって具合が悪そうな時はお風呂を控え、お湯で絞ったタオルなどで体を拭いてあげましょう。


●首がすわってからの洗い方は?(3か月)

赤ちゃんの首がすわったら、お母さんと向かい合わせになるようにひざの上に座らせて体を洗うこともできるようになります。

常に首を支えている必要がなくなるので、洗いやすくなるでしょう。

お座りができたらお風呂用のラックやバスチェアも使えますし、つかまり立ちができるようになれば浴槽につかまらせながら、洗うこともできるでしょう。

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