デルタ流行下の当クリニックの9月の診療体制について
鈴の木こどもクリニック



T.感染症と非感染症の診察の時間を、はっきり分離します。

9:00-9:30AMは、感染症ではない患者さん(アレルギー定期処方、肌の診療など)の受診帯とします。

 
この時間帯は、免疫舌下療法、食物アレルギー、喘息、夜尿症、赤ちゃんの肌の診療など、コロナの可能性のない、感染症以外のお子さまの専用時間帯です。コロナ疑いの患者さんはいらっしゃいません。

9:00〜9:30AMの診療帯に、予約も取らずに発熱や感染症の症状(咳、鼻水、嘔吐、下痢など)の患者さんが突然来院されても、他の患者さんへの感染防止のため、院内にはお入りいただけません。
 一度ご帰宅をお願いし、発熱外来の時間帯に再度来院をお願いしています。

 当クリニックに受診したことが無い、飛び込みの患者さんの保護者の中には、当クリニックのご案内にご不満になられた方もいらっしゃったようです。
 しかし、コロナ感染予防のためのやむを得ない対策ですので、我が子だけでなく他の患者さんの安全もお考えになっていただいて、何卒ご理解、ご協力をよろしくお願いしたいと思います。(来院前には必ず一度電話で、ご連絡をお願いいたします。)



9:3
0-12:00AM 「発熱外来」感染症の患者さん(発熱、咳など)の受診帯とします。

  発熱やかぜ症状の患者さんは、
電話で受付にご連絡の上9:30〜12:00AMの時間帯にご来院ください。この時間帯は、感染症の患者さん以外は原則診療は行っておりません。(午後は16:00〜18:00が感染症の患者さんの診療時間帯になります。)

発熱外来診療帯は、スタッフはフェイスシールド、サージカルマスクを装着して、頻回の手指消毒を行いながら、診療を行っています。 
                                                       
フェイスシールド、サージカルマスクを装着した診察光景です。 

 
この発熱外来診療帯は、患者さんの症状によっては、さらに発熱外来隔離診察室で診療も行っています。この場合は、スタッフはフェイスシールド、サージカルマスクに加えてグローブ、ガウンを装着して、診療を行います。

 
SARS-CoV-2の唾液PCR検査を行う時は、医師、看護師スタッフはフェイスシールド、サージカルマスク、手袋を装備して、実施いたします。
  SARS-CoV-2の鼻咽頭PCR検査、鼻咽頭抗原定性検査を行う時は、1階隔離診察室か2階院外検査ボックスで、医師はフェイスシールド、サージカルマスク、手袋、ガウンを装備して、検査を行っています。

 
 1階の発熱外来特別診察室です。
赤い導線でゾーニングされています。
2階、クリニック院外に設置した
検査ボックスです。
 
2階、透明カーテンで仕切られた
待合隔離エリアです。
フェイスシールド、サージカルマスク、グローブを装着し、検査します。  



14:00-16:00は、予防接種・健診受診帯とします。


この時間帯は、予防接種、乳幼児健診のお子さまのみを診療いたします。コロナ疑いの患者さんは、いらっしゃいません。

予防接種、健診については、こちらをご覧ください。



16:00-18:00は、感染症の患者さん(発熱、咳など)の受診帯とします。


午後受診ご希望の、発熱やかぜ症状の患者さんは、電話で受付にご連絡の上、4:00〜6:00PM発熱外来時間帯にご来院ください。
 
この時間帯は、感染症の患者さんの診療となります。



U.当クリニックのコロナワクチン接種のご案内をいたします。

 
鈴の木こどもクリニックは、デルタ変異株流行に伴う、小児への新型コロナウイルス感染症の拡大に対して、中学・高校生、赤ちゃんのご両親への新型コロナワクチンの接種を積極的に推進します。

 @接種ワクチン:ファイザー社製コミナティ筋注を使用します。(写真)

 A接種方法:当クリニック受付03-3786-0318に、電話でお申し込みいただきます。

受付カウンターでの予約は行っておりません。コロナワクチン以外の一般のワクチン、健診は今まで通り、インターネット予約でお願いいたします。(10月から開始するインフルエンザワクチンも例年通り、ウェブ予約を予定しております。)

 
B接種対象:12歳以上の当クリニックかかりつけのお子さま、当クリニックかかりつけ医に登録されている小さな赤ちゃんのご家族さま、当クリニックかかりつけの障害者の方です。

当クリニックのような小規模なクリニックに配給されるワクチンバイアルは少数のため、当クリニックに受診したことのないお子さま、一般の方に接種対象を拡大することは不可能ですので、ご容赦ください。

 具体的な接種予約のご相談は、クリニック受付コロナワクチン予約担当者が承ります。かかりつけ患者さん限定という条件は、品川区HPでも周知させていただいております。


 C接種日時:月、火、木、金曜の2:45PMから3:45PMが、コロナワクチン接種時間帯です。なお、接種受付は2:45PM~3:00PM、ワクチン接種は3:00〜3:15PMとなります。

 接種予約された方は、
接種券、予診票、運転免許証やマイナンバーなど身分が証明できるものをお持ちになって、2:45PM~3:00PMに当クリニックにご来院ください。


3:30PMになっても連絡も無く、来院されない場合は無断キャンセルとして、他のキャンセル待ちの方に接種を行います。このワクチンは接種済みとなるため、他の時間に繰り越しや取り直しはいたしません。

 このファイザーのワクチンは1バイアル6人分となっており、無断でキャンセルされると貴重なワクチン1人分が無駄になってしまいます。ワクチンをお待ちになっている方も多くいらっしゃいます。ご配慮、よろしくお願いいたします。


多くのお子さまが接種を受けられるよう、8月より土曜午後にも接種枠を拡大しました!ぜひ、ご利用ください。



V.当クリニックのCOVID-19診療のご案内をいたします。


 
鈴の木こどもクリニックは、デルタ変異株流行に伴う、小児や保護者への新型コロナウイルス感染症の拡大に対し、従来より踏み込んだ発熱など症状のある方への検査とコロナ陽性者への診療、保健所などからの依頼による無症状の濃厚接触者へのPCR検査、抗原定性検査を積極的に行っています。



 
@濃厚接触の方(同じ保育園でコロナ陽性者が出た、家族がコロナ陽性になった、など)

 保健所や発熱センターからの紹介、患者ご自身さんからのご依頼に応えて、積極的にPCR検査を行っています。(6歳以上は原則唾液検査、6歳以下は鼻咽頭検査を行っています。)

 PCR検査は検査会社が行い、結果が出るのに、1〜2日かかります。PCR検査結果が検査会社からFaxで送られてきた時に、当クリニックから検査を受けた方の連絡先に、 電話でご連絡を行っています。
結果は、「陽性」か、「検出されず」、のいずれかになります。

 A発熱、咳など新型コロナウイルス感染症のうたがいのある患者さん

 症状から新型コロナウイルスの検査が必要と医師が判断したときに、行政検査として抗原定性検査を行います。抗原定性検査は15分で結果がでます。

 
B全く症状も無く、身近にコロナ陽性者もいないが、心配だから検査を希望する方

 自費のPCR検査となります。

 
 新型コロナウイルスの唾液PCR検査キット  新型コロナウイルスの抗原定性検査キット  抗原定性検査の陽性例。(Tに赤線)

(参考)その他の検査

1.インフルエンザウイルス、RSウイルス、アデノウイルス、溶連菌その他の迅速検査は、厚労省新型コロナウイルス感染症対策推進本部の通達の「濃厚接触」と考えられるため、PPE(個人防護具)を装着して行っています。

これは、2020年3月11日に、「厚労省新型コロナウイルス感染症対策推進本部」から「特別区衛生主管部」あてに発出された、「新型コロナウイルス感染症が疑われる者の診療に関する留意点について」という通達文書の、

 地域の各医療機関の外来に共通する感染予防策について
 基本的に誰もがこの新型コロナウイルスを保有している可能性があることを考慮して、全ての患者の診療において、標準予防策であるサージカルマスクの着用と手指衛生の励行を徹底すること

 
ただし、検体の採取やエアロゾルが発生する可能性のある手技を実施しないときは、標準予防策の徹底で差し支えない。
 そして、
新型コロナウイルス感染症疑いのある患者から鼻腔や咽頭から検体を採取するときは、サージカルマスク等、眼の防護具(ゴーグル、またはフェイスシールド)、ガウン及び手袋を装着のこと。

 上記感染予防策をとることが困難である場合は、最寄りの帰国者・接触者外来を紹介すること。

 に準じた対応です。
PPEを装着することなく、溶連菌、RSウイルス、アデノウィルスなどの迅速検査は行ってはいけません。

2. 同通達には、エアロゾルの発生する可能性がある手技(鼻吸引などの処置も含まれると解釈されます)を実施する場合は、N95マスク、眼の防護具(ゴーグル、フェイスシールド)、ガウン、手袋を装着すること、と書かれています。

この手技には、気管支拡張剤等の吸入処置も含まれるため、喘鳴を呈する患者さんに対する吸入処置が現在行えない状況です。

 
当クリニックはこの通達を遵守し、喘息発作の吸入、鼻腔吸引などはクリニック内では実施いたしません。そのため、吸入等の処置が必要なかかりつけの患者さんには、吸入器の貸し出しを行い、自宅で吸入を施行していただいています。



 C検査結果が陽性だった場合の当クリニックの対応

PCR検査、抗原定性検査が陽性だった場合。
 抗原検査が陽性の場合はキットの結果をみて、PCR検査の場合は検査会社から検査結果がFaxされてきた時点で、検査を受けた方にご報告します。

 その後、保健所に、当クリニックから発生届を提出します。
連絡を受けた保健所から検査陽性者に電話が入り、調査が行われ、入院か、ホテル療養か、自宅療養が保健所によって指示されます。

 新型コロナウイルス感染症がこれだけ蔓延しているのに、当クリニックでも検査陽性者が多数検出されているのに、厚労省は未だに「二類感染症」の指定を変更しません。したがって、当クリニックが検査陽性者の診察とか入院先を捜すことはできません。


 
しかし、自宅療養となった当クリニックのかかりつけの患者さんに対しては、当クリニックはできるだけ、応援し、寄り添っていきたいと考えています。医師会が始める往診事業には参加しませんが、かかりつけ医登録の患者さんには、かかりつけ対応電話で鈴木医師がご相談に応じます。(ただし、往診、経過中の処方などはできません。)

 検査時、症状が強く、投薬が必要と判断した場合は、コロナ対応を行っている薬局と連携し、処方薬を患者さんご自宅に配達する対応も行ないます。(他医かかりつけの患者さんはいつも受診している先生とご相談ください。当クリニックはいつものお子さまの状態を知悉していないため、投薬はできません。)



W.14:00から16:00の予防接種、健診の時間帯は、一般の外来診療は行いません。

 予防接種、乳幼児健診の時間帯は発熱の患者さんの入室できません。付き添いでも、かぜ症状のある兄弟等の入室はご遠慮いただきます。(コロナが蔓延しているため、小さな赤ちゃんに対する感染防止のための処置です。ご了解お願いいたします。)

乳幼児健診の目的は、年齢ごとに起こりやすい病気や問題を早めに見つけて治療などに結び付けることです。予防接種についても、感染症にかかる前に接種する事が極めて重要です。

 
新型コロナウイルス感染症を予防するための対策も重要ですが、他の重要な病気の危険性にさらされることは絶対避けなければなりません。

 
今後もデルタ変異株の流行が続くことが予想されます、その間に乳幼児健診や予防接種の受診をためらうことのデメリットは大きく、赤ちゃんを危険にさらすことになります。
 ぜひ、赤ちゃんの感染予防に細心の注意を払って取り組む、小児科専門クリニックにご来院ください。

 
実施にあたっては、コロナ流行前以上のさまざまな配慮が必要となりますが、鈴の木こどもクリニックは歴史を刻む、伝統ある地域の小児科専門クリニックの矜持にかけて、保護者の皆さまとの信頼関係のもと、お子さまを最大限守り、必要な予防接種、健診を積極的に行っていきます。
 
 また、当クリニックは4ヶ月乳児健診を個別医療機関で受けられるよう、品川区に再三働きかけを行い、4ヶ月個別健診も行われるようになりました。さらに、デルタ株蔓延のため、4ヶ月個別健診は12月まで延長されました。4ヶ月健診も行っていますので、ぜひご利用ください。(→品川区HP

安心して、鈴の木こどもクリニックで予防接種・乳幼児健診を受けましょう。
日本小児科学会 新型コロナウイルス感染症に関するQ&Aについて Q乳幼児健診や予防接種を遅らせたほうが良いですか?