今月のお知らせ2009年1-6月


2009年6-1月

6月より当クリニック管理栄養士による、栄養食育外来を始めました。

 これは食事内容が制限されている食物アレルギーのお子さまや肥満が著しいお子さまに、十分栄養に配慮しながら、無理なく食事療法を行っていただくための専門外来です。

 お子さまを励まし、見守りながら、お母さま、お父さまと当クリニックが協力して食育を考えていく場にしていきたいと考えています。ご関心のある保護者の方は、 当クリニック受付にお問い合わせください。
(2009.6.28)


6月16日(火)、18日(木)に行った昭和大学医学部3年生の地域医療実習にご協力有難うございました。

 当クリニックは昭和大学医学部の地域医療学生実習に協力し、 医学部3年生を受け入れ、見学実習を行っています。もしも今回の昭和大学医学生実習について、何かお気づきの点、ご要望がございましたら、クリニック長までお申し出下さい。
(2009.6.21)


6月7日(日)は荏原医師会休日診療に出動します。急病のお子さまはご利用ください。 (2009.6.6)



「ヒブワクチンの定期接種化とプレベナーの早期承認、定期接種化を求める署名活動」 5月分420名のご署名を、大阪の「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」に郵送しました。

 今回は受付のカウンターごしのご署名ばかりでなく、 友人、ご家族、職場からご署名を集めてお持ちいただいた方もいらっしゃいました。ご協力、あつく御礼申し上げます。
当クリニックで集めたご署名は、総計590筆になりました。

 ヒブワクチン定期接種化がずるずると先延ばしにされ、プレベナーは認可されず、その間にも細菌性髄膜炎にかかり、 苦しむお子さまや保護者の方が増えていくのです。

 当クリニックは小さな一診療所ですが、細菌性髄膜炎が過去の病気となり、 日本の子ども達が世界の子ども達と同じように、恐ろしい病気からワクチンで守られる日が一時も早く来ることを願って、微力ですが署名活動を続けます。 (2009.5.31)


日脳ワクチン接種を6月4日(木)から再開します。1期は新しいワクチン、2期は現行ワクチンを使用することになりました(くわしくは院内掲示をご覧下さい)。現行ワクチンを引き続き使用するのなら、あの悪名高い勧奨停止通達はいったい何の意味があったのでしょうか。

 その勧奨停止からすでに4年が経過しています。日本脳炎ウイルスに感受性のある(免疫を持たない)集団が増加し続けています。ぜひ日脳ワクチンを接種して、流行に備えましょう。
(2009.5.31)


大阪の方から、大阪でプレベナーの接種ができる医療機関を教えてほしい、というメールがありました。プレベナーは今秋承認される情勢のようです。また、個人輸入のワクチンを接種することは当クリニックはお勧めいたしません。もう少しお待ちになるのがよいと思います。 (2009.5.31)


暑い日が続きます。今シーズンも前倒しで、あせもローションをご用意しました。ご希望の患者さんはご来院ください。(2009.5.31)


新型インフルエンザが燎原の火のごとく、 日本中を席巻しつつあります。すでに数100人の患者が発病していると推定され、関西から全国へ感染は拡大しています。テレビに出たくてしょうがない大はしゃぎ大臣と、大騒ぎの狂騒マスコミの競演による(彼らの共通のキイワードは「冷静(!)に」です)、飛び交う空疎な高言や巧言、感染者(感染疑いまで含まれます)への無神経な人権侵害、暴走マスコミの風評被害による報道犠牲者の増加という、またいつものうんざりする、日本的馬鹿騒ぎが際限なく繰り広げられてます。

 しかし新型インフルエンザは怖れる必要はありません。通常のインフルエンザに対する感染対策を励行し、感染したら通常のインフルエンザの治療を受ければそれでよいのです。新型インフルエンザ流行に対する当クリニックの見解と対策は、今週中に明らかにします。当クリニックかかりつけの患者さんはもうしばらくお待ちください。
(2009.5.17)


国分寺市福祉保健部健康推進課の方から議会資料の作成のため、当クリニックHPの「ヒブワクチン」「プレベナー」の項を引用・参考にしたいという申し出があり、快諾しました。 このささやかなホームページが、日本の子どもの健康と幸せを守るため、日夜努力されている職種の方々の少しでもお役に立てることは、当クリニックとしても大きな喜びです。(2009.5.17)


ついに新型インフルエンザが発生しました。 しかし、幸いなことに新型インフルエンザは弱毒型のH1N1タイプでした。むしろ、「患者」と認定されるや、マスコミの餌食になり、患者や医療機関が世間の好奇な視線に晒される報道被害の方が心配です。 すでに引率の発病した先生がマスクをしなかった、などと馬鹿げたバッシングに曝されているようです。

 マスコミ(特にワイドショー)の過熱報道に踊らされることなく、正しい情報で冷静に行動していきたいものですね。
(2009.5.10)


当クリニックは「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」が現在行っている、
ヒブワクチンの定期接種化とプレベナーの早期承認、定期接種化を求める署名活動に参加し、当クリニックでも署名活動を始めました(当クリニックも「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」の会員になっています)。

 細菌性髄膜炎は待ったなしです。ヒブワクチンやプレベナーはその気になれば、全ての日本の子ども達に接種することができるのに、行政の不作為やプロ市民の妨害工作からズルズルと承認、定期接種化が先延ばしにされ、その間にも細菌性髄膜炎にかかってしまい、苦しむお子さまや保護者の方が増え続けているのです。

 4月の署名活動は4/21(午後半日)、4/23、4/24、4/25の4日間のみでしたが、170名のご署名が集まりました。4月分として、大阪の細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会に郵送しました。ご協力ありがとうございました。

 署名活動はさらに続けますので、かかりつけの患者さんはぜひご署名をお願いいたします。また、サークルやお友達の間でご署名いただける有志の方は鈴の木こどもクリニック受付にご連絡ください。
(2009.4.26)


5月の子どもの心の健康外来は都合により、5月16日の第3土曜に行います。 (2009.4.26)


日脳ワクチンの再開をめぐる状況が混乱しています。厚労省担当者は日脳1期は新しいワクチン、2期は従来のワクチンを想定しているようです。しかし、2期を従来のワクチンで続けるのなら、積極的勧奨の中止はいったい何の意味があったのでしょうか。日脳ワクチンのお問い合わせがまた最近増えてきましたが、もう少し状況をみてから、当クリニックの態度を決めようと思っています。もうしばらくお待ちください。(2009.4.22)


4月になりました。新入学、入園おめでとうございます。桜が満開の中、新しい学校、園での生活にお子さまもきっと胸をときめかせていることでしょう。新しい生活を始めるにあたっては、やはり規則正しい生活リズムの確立が大切です。早寝、早起き、バランスの取れた食事、楽しい親子の会話を今一度心がけてみましょう。また、集団生活の始まりは病気をもらう頻度も格段に増えてきます。特に週末はゆっくり休養にあてましょう。
2009.4.5)


当クリニックも開設して10年がたち、かかりつけの患者さんのなかには、高校進学の年齢になった人もいらっしゃいます。 「鈴の木さんは何歳まで、みてもらえるのですか?」、4月が近づき、時々お問い合わせをいただきます。

 
当クリニックはかかりつけの患者さんに関しては、年齢にかかわらず、生涯かかりつけ医としてご一緒に歩んで生きたい と考えています。すでに大学生で来院されている患者さんも、数名いらっしゃいます。かかりつけの患者さんは、必要なときはいつでもご来院なさってください。(2009.3.15)



2月26日、「第19回 予防接種に関する検討会」が開かれ、日脳ワクチンの再開について論議されたようです。日脳ワクチン、ヒブワクチンについては日替わりで状況がめまぐるしく変わっています。かかりつけの患者さんは院内掲示を確認していただくか、診察時に医師にお問い合わせください。(2009.3.8)


2月20日、第一三共株式会社より「アクトヒブの供給に関するお願い」(2009年2月)という書類1枚が郵送されてきました。このペーパーによれば、第一三共は2009年2月の納品分より、予約された患者さんのアクトヒブの毎月の発送を制限するのだそうです。

 当クリニックには現在もヒブワクチンの接種を予約し、納品待ちの患者さんが多数いらっしゃいます。これらの患者さんの大多数がご希望通り、ワクチン接種を受けられるまで、当クリニックはひき続き、ヒブワクチンの受付の休止を続けます。(2009.2.22)


ヒブワクチンは2月に入るや、ワクチンの注文がワクチン販売会社(第一三共)に殺到し、ワクチンの供給に支障をきたす状況になっているようです。当クリニックは、ヒブワクチンの相談は全て直接お母さまと面談し、現状をお話ししてから、注文のファックスを送ってきました。

 しかし、1月15日発注分からワクチンの供給がストップしています。また、ワクチン販売会社から、今の混乱に対する事情説明は全くありません。このような不透明の状況下で、ワクチン予約を続けることは、ただワクチンの供給待ちの患者さんを増やすだけの結果になることをおそれます(特に最近、他の病院で断られたといって、ヒブワクチンの相談、予約にいらっしゃる方が増えているため)。

 このようなヒブワクチンを取り巻く現状を検討し、当クリニックは事態が改善に向かう(ワクチンの安定供給が再開される)まで、しばらくの間、まことに断腸の思いではありますが、ヒブワクチンの受付を休止させていただきます


 せっかく品川区から助成が出ることになっても、肝心のワクチンがなければ、絵に描いた餅にすぎません。第一三共を始めとする関係者は、日本の子どもの健康を守るため、ワクチン安定供給のために、可能な限りできうる努力を全て試みられるよう、強く要望したいと思います。
(2009.2.15)


2月9日(月)7:00AMから8:15AMまでの間、自動電話予約システムがトラブルを起こしたため、電話予約ができない状態となってしまいました(8:15AMには復旧しました)。患者さんにはご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。
(2009.2.10)


4月からヒブワクチンの助成が品川区で始まることになりました。しかし、これは最低限の前進です。法に基づく無料接種として、全てのお子さまが負担無くヒブワクチンの接種を自由に受けられるよう、さらに定期接種化の声を強めましょう。(2009.2.2)


1月いっぱいで今シーズンのインフルエンザワクチン接種を終了しました。また、院内掲示でもお知らせしているように、日本脳炎ワクチンは1月いっぱいで接種の受付を終了いたします。(2009.1.25)


東京は本格的なインフルエンザの流行期に入りました。「流行の病気」でもコメントしましたが、今年のインフルエンザA(主に香港型)は比較的重い経過をとる方が目立ちます。インフルエンザAと診断されたら、抗インフルエンザ薬を服用(タミフル)または吸入(リレンザ)して、安静にして過ごしましょう。

 またぞろ、「タミフルが効かないインフルエンザが今年は多いぞ。大変だ、大変だア!」と、マスコミ恒例の冬の馬鹿騒ぎが始まりました。タミフル耐性のソ連型は今年の流行の大多数ではありません。また、
タミフルが効かなくても、インフルエンザの症状が軽くならないだけで、別に重くなるわけではありません

 「タミフルをのむと頭がおかしくなる!」「タミフル薬害だ!」とマスコミが大騒ぎしてから、まだ2年もたっていません。効くも効かないも、彼らは「タミフルは飲むな」と言っていませんでしたか。それとも、舌の根も乾かぬうちに早や「タミフルは必要」に転向したのでしょうか?(→2年前のマスコミの馬鹿騒ぎはこちら
(2009.1.18)


1月8日からヒブワクチン接種を始めました。ご希望の方は、なるべく早い予約をお願いいたします。(2009.1.12)


2009年、あけましておめでとうございます。
 1月5日(土)より、平常通り診療を始めています。
2009年も「高質医療・育児支援」を全力で推進
します。本年もよろしくお願いいたします。(2009.1.5)



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