今月のお知らせ2009年7-12月

2009年12-7月



 新型インフルエンザはピークを過ぎたようで、12月にしては少し余裕のある診療を行っています。新型インフルエンザワクチンの問い合わせもめっきり少なくなりました。

 それにしても今回のワクチンパニックで痛感したことは、受付電話応対業務の過酷さでした。1日中、ワクチンの問い合わせにかかりっきりの若い受付事務のスタッフが泣かされるような、 電話の「問い合わせ」がいくつかありました。

 煽り報道で頭に血が上っていたにしても、電話で顔が見えないことをいいことに、何もわからない医療機関の受付のスタッフに詰問調で長時間どなりまくる、という振る舞いでいったい何か解決するというのでしょうか。(本当に医療機関には何も情報がなかったのです)

 また、このような振る舞いをする人達を生み出したのは、
①受付事務上、経営上のリスク、不利益、ワクチン配分の諸雑務、予約業務の混乱の全てを末端の医療機関に押し付けて、 自らは安全地帯に逃げ込んで、朝令暮改の机上の通達を乱発するだけだった
厚労省のペーパー医者役人

②揉み手で役人から情報のおすそ分けをもらい、「混乱も予想される」などとすかした 逃げ口上を散りばめながら、煽りに煽った与太記事を流しまくり、しかもただの一度も諸悪の根源=ペーパー医者役人を批判しようともせず、 ゆがんだワクチン行政を正そうとした足立政務官への飼い主の意を受けた悪意ある人身攻撃に終始した、読売を筆頭とする
マスコミ族記者
です。

 小児科医になって30年、小児科クリニックを開設して10年になりますが、
今ほど、このままでは小児医療は崩壊してしまうのではと危機感を持ったことはありませんでした。 (2009.12.13)


  あまりに診療が過酷で、 HPを更新している暇がありません。毎週訪れて下さる、かかりつけの皆さまには深くお詫び申し上げます。 品川の新型インフルエンザの流行は今がピークです。今後時間的に余裕ができた時に、 必ず今回のワクチンパニックについて検証を行うつもりです。 (2009.11.30)


 11月12日(木)、13日(金)の昭和大学病院研修医 の臨床研修に、ご協力有難うございました。

 当クリニックは、昭和大学病院の 医師臨床研修施設に指定され、研修医の臨床研修を行っています。診療に影響はありませんので、よろしくご理解・ご協力のほど、お願いいたします。 もしも何かお気づきの点、ご要望がありましたら、 クリニック長までお申し出下さい。
(2009.11.16)



 
連日、「(新フル)ワクチンパニック」に振り回されている状況です。この無責任な大混乱の主犯は厚労省医系技官 (医師免許を持っている、ペーパー医者役人)であり、共犯は厚労省のペーパー医者役人に飼われているお太鼓 族記者です。
 
 11/5(土)の読売新聞朝刊1面トップに、「小児ワクチン接種前倒し」(記事内容はこちら) というタイトルの記事が大々的に掲載されました。

 「前倒し?」…医療現場には希望者数をはるかに下回る極少数のワクチンしか供給されていない現状で、しかも医療従事者のワクチンも足りず、基礎疾患を有する人、就学前小児のワクチンはなお足りず、 追い討ちをかけるように2歳の小児(
1回接種量 0.2ml)なら40人以上をいっぺんに接種しなければならない、10mlバイアルという小児科では考えられない馬鹿げた巨大バイアルを強制的に配給しておいて、さらに小児を前倒しを要請!

 また、読売のお太鼓族記者もこんな与太記事を書きなぐれば、またこの記事を読んだ「情報弱者」の人々がパニックを起こし、その結果医療機関や保健所、市区町村の健康課等に問い合わせの電話が殺到し、 新型インフルエンザ対応や通常業務に多大の支障が出ることを考えたことはないのでしょうか。

「混乱も予想される」などとしたり顔で書くのなら、何故お得意の批判的なスタンスで記事を構成しないのでしょうか(ネタをもらって癒着している族記者だから、当然ペーパー医者役人の悪口は書けない?)。

 お太鼓族記者の書き散らかす、「ペーパー医者役人発の官製情報」に右往左往する人々。当クリニックの受付電話も、新型インフルエンザワクチンの問い合わせで鳴りっぱなしの状況です。そのため、受付事務スタッフ1名は電話対応にかかりきりで、他の業務が全くできません。

 インターネットで正しい情報を求める人も増えてきましたが(ネットの情報も玉石混合ですが、少なくともいろいろな情報は入手できます)、依然情報統制され、誇張、画一化、捏造された新聞記事やワイドショーなどのTV番組しか情報源のない「
情報弱者」の人々が少なくありません。

 このような情報弱者の人々に対する自身の影響力を考えて、節度ある対応が必要と思われるのに、視聴率、広告収入のみを追い求め、相も変わらず風評被害、人権侵害を撒き散らして暴走する
捏造マスコミ 


 こんなめちゃくちゃな悪政、暴政が通るなら、小児医療は崩壊です。日本医師会大幹部はいざ知らず、私達一般医師が民主党に期待したのは、自民党時代の厚労官僚、自民党社労族族議員、厚労記者クラブに巣食う 族記者の悪のトライアングルの省益、利権、既得権死守の国民無視の政治を打倒し、厚労官僚から政策立案権を取り戻し、真に国民の健康を願った政治が行われることでした。

 いまのひどすぎる厚労行政をみると、少なくても新型インフルエンザに関しては舛添時代の方が数倍ましでした。舛添氏は少なくても(動機は不純だが)厚労官僚の悪政を抑制しようと努力はした形跡がありました。

 長妻氏には官僚の暴政と闘おうという気概が全く見えません。都市博中止以外に目立った実績もなく、官僚の操り人形と化した青島幸男氏の二の舞になってしまうのでしょうか。

 この狂乱じみた「ワクチンパニック」が終息したとき、必ず今回の馬鹿騒ぎの総括は行うつもりです。(2009.11.9)



 11月1日発行の公報しながわP.2に、「新型インフルエンザワクチンの接種が始まりました」という記事が掲載されていますが、いまだに接種機関と 供給されるワクチン本数等が未定です。したがって、予約や接種の詳細をお知らせできません。

 マスコミ等では、11月16日などとまことしとやかに報道が行われていますが、本当に大丈夫なのでしょうか。
 (2008.11.2)


 10月24日(土)品川区子ども夜間救急室土曜診療に出動します。 急病のお子さまはご利用ください。(2009.10.18)



 10月10日(土)、地区医師会から新型インフルエンザワクチン接種にどう対応するか、ようやく質問用紙が届きました。 10月13日(火)が回答期限だそうです。「新型インフルエンザワクチン出荷が始まりました!」とか、TVではなばなしく映像を流していますが、東京の現場はまだ何も決まっていないのです。(2009.10.14)


 新聞では連日新型インフルエンザワクチンについて、さまざまな情報が報道されていますが、当クリニックには、東京都からも地区医師会からも、何の連絡や通達も届いておりません。したがって、現在、電話で患者さんからのお問い合わせが殺到していますが、何もお答えできない状況です。(お答えする情報が何もない)

 長妻大臣が不慣れなうちに主導権を握ろうとしているのか、暴走する医系技官(医師免許を持っている、ペーパー医者役人)によって、 現場の医療機関は置いてきぼり。わけがわからないうちに、既成事実が積み上げられていく。

 その上、厚労省のペーパー医者役人の飼い犬=族記者が、お太鼓持ちのちょうちん記事を大々的に新聞に書きなぐって、さらに現場の混乱に輪をかけているのが、
2009年10月4日の現状です。

 実際に接種を行う現場の医療機関には全く接触もせず、意見も聞かず、情報も流さず、現場を知らないペーパー医者役人が机の上で、鉛筆をなめながら、いつものごとく粗雑な「計画」 (まさに机上の空論)を練り、やっぱり現場を知らない
、お太鼓族記者がちょうちん記事を書きなぐる。その結果、接種現場はいつものごとく大混乱。

 
接種する医療機関と接種を受ける人々だけが最大の被害者になるという、この毎度毎度の、馬鹿げた構図はいったい何時まで続くのでしょうか、長妻さん。(2009.10.6)


 連休中の9月21日(月、荏原医師会休日診療に出動しました。新型と考えられる、A型インフルエンザの患者さんがちらほら受診されましたが、そのほとんどが中高生でした。(2009.9.26)



 連休中の9月21日(月)は荏原医師会休日診療に出動します。急病のお子さまはご利用ください。(2009.9.13)


 「第12回鈴の木こどもクリニック-母と子どもの講演会」が9月12日(土)、無事終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。(2009.9.13)


 「第12回鈴の木こどもクリニック-母と子どもの講演会」を9月12日(土)に開催します。

 講演会は今回は2部構成で、 第1席はクリニック長の「2009年の新型インフルエンザ」、第2席は東邦大学皮膚科専門医 臼井真理子医師の「赤ちゃんの皮膚トラブルについて」を講演いたします。

 臼井先生は当クリニックで、毎週火曜日の小児皮膚科外来を担当されています。
講演後、質問等もそれぞれ受け付けますので、ご一緒に楽しく勉強したいと思っています。

 時間は午後3時から約1時間半、費用は無料です。会場は荏原保健センター(旧品川区保健所)2階多目的室です。お子さまをお連れになってもかまいません。キッズベルスタッフがお世話をします。 楽しい催しも考えています。予約は必要ありません。多数のご参加をお待ちしています。
(2009.9.2)


9月1日(火)より (季節型=通常の)インフルエンザワクチンの接種予約を始めました。ワクチン接種の回数は小学生までは2回、中学生以上は1回をお勧めします。曜日は、インフ ルエンザワクチン特別外来は火曜日、月、木、金(予防接種外来)は通常どおりに行います。

 ご希望の方はお早めに
ご予約下さい。接種料金は受付掲示でご確認ください。
ワクチン接種は、10月1日(木)
より始めます。(2009.9.2)


 
8月29日(土)、30日(日)に埼玉県さいたま市で 外来小児科学会があり、鈴木医師、スタッフ7名が参加しました。 

 ポスター発表と院内報展示
を行いました。小笠原主任の「小児科クリニックにおける常勤管理栄養士による乳幼児栄養相談」が優秀演題(ポスター、コメディカル)に選ばれたのは、 クリニックとしても大きな喜びでした。(2009.9.2)


 
新型インフルエンザの流行が、保育園に拡大してきました。いよいよ本格的な大流行は目前です。手洗い、うがい、人ごみでの正しいマスク着用を励行しましょう。(2
009.8.26)


 
8月12日(水)から16日(日)
まで、クリニック・キッズベル品川は夏季休診、休室とさせていただきます。

  また、8月29日(土)は外来小児科学会参加のため、臨時休診させていただきます。よろしくご了解のほど、お願いいたします。 (2009.8.2)


8月4日(火)から、産休で長らくお休みしていた皮膚科 臼井真理子医師が復帰いたします。赤ちゃん、お母さまの皮膚のトラブルは、小児皮膚科外来(火曜午後)で一度、ご相談ください。(2009.8.2)



7月25日(土)、26日(日)に千葉県幕張で全国病児保育研究大会が あり、施設長、スタッフ2名が参加しました。今回の研修の成果を、今後の保育看護の実践のなかで生かしていきたいと考えています。(2009.7.26)


「ヒブワクチンの定期接種化とプレベナーの早期承認、定期接種化を求める署名活動」 7月分、219名のご署名を、「大阪の細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」に郵送しました。今月もご協力、ありがとうございました。

 これで、 当クリニックの集めたご署名は、
総計1028筆になりました。また、国会も閉会したため、当クリニックの署名活動もひとまず終了といたします。(2009.7.26) 


「ヒブワクチンの 定期接種化とプレベナーの早期承認、定期接種化を求める署名活動」6月分、230名のご署名(うち11名は未成年のため、除外)を「 大阪の細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」に郵送しました。今月もご協力、ありがとうございました。

 これで、当クリニックの集めたご署名は総計809筆になりました。

 その一方で、ヒブワクチンの接種待ちの患者さんが増え続けています。なぜ、ワクチン接種を希望されている方がいるのに接種ができず、むなしく数ヶ月もお待たせしなければならないのでしょうか。 切歯扼腕する思いです。



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