今週のお知らせ2015年1〜6月


火曜午後診に鶴和美穂先生の外来が始まりました。鶴和先生は小児救急、災害医療の専門家で、現在国立病院機構災害医療センターに所属しています。当クリニックでは、小児科一般診療を担当されます。よろしくお願いいたします。
(2015.6.21)


6月18日(木)、東京都保健医療公社荏原病院で開かれた「第3回荏原病院 小児科医療連携の会」に参加しました。会はまず荏原病院小児科の5人の先生の紹介から始まり、高柳小児科部長の症例発表、滝医員の「母乳育児について」の講演がありました。

 母乳栄養の優位性は確立していますが、実際母乳が出ないお母さまから相談された時、もっとも良い方法は必ずしも母乳にこだわることではない点が悩ましいところです。当クリニックは故山内逸郎先生の孫弟子にあたりますが、母乳に過度に執着することなく、ケースバイケースで、その家族ごとに最善の方法を考えていくしかないのではないかと考えています。(2015.6.21)


6月9日(火)、11日(木)に行った昭和大学医学部3年生の地域医療実習にご協力有難うございました。当クリニックは昭和大学医学部の地域医療学生実習に協力し、医学部3年生を受け入れ、見学実習を行っています(医学部学生実習については、こちら)。 もしも今回の昭和大学医学生実習について、何かお気づきの点がございましたら、クリニック長までお申し出下さい(右写真。実習光景)。(2015.6.14)


朝日小学生新聞の発行する、朝日らんたろう新聞で夏の病気について解説しました。当クリニックを受診する患者さんには良くご存じの内容だと思われますが、らんたろう新聞をお読みの方は、夏に向けて知識の整理をされておかれるとよいでしょう。(2015.6.7)


明日から6月になります。今年はスタッフの切り替えが遅れており、クリニックはこの6〜7月の間に、医師と看護師が1名ずつ退職し、それに代わる、新しいスタッフが着任し、業務を始めます。

 スタッフの診療の切り替えが円滑に進むよう、十分配慮して対応いたしますので、ご容赦のほど、よろしくお願い申し上げます。6〜7月はまだ、曜日によってはかかりつけの患者さんにご迷惑をおかけしたり、不快な思いを抱かれるような事態が起こる可能性が残念ながら0ではありませんが、9月には新しいスタッフが出そろい、さらにレベルアップした「小さな、子どものホスピタル」をお披露目できると思っております。もうしばらくご猶予のほど、伏してお願い申し上げます(2015.5.31)


夏日が続いています。あせものお子さまが増えてきました。そのため、当クリニックオリジナルの「あせもローション」の処方を前倒しで始めました。た。あせもローションご希望の方は、ご来院ください。(2015.5.24)


今週から、木曜午前に岩崎幸代先生の外来が始まります。岩崎先生は、アレルギー専門医の資格を持つ小児科医で、戸田中央総合病院(埼玉)でも、アレルギー診療、食物負荷試験を行っています。当クリニックでも、小児科一般外来、アレルギー診療を担当していただきます。よろしくお願いいたします。
(2015.5.17)


5月14日(木)は、診療が終わった後、東邦大学大森病院小児科が主催した、地域連携学術集会小児科トピックス 「予防接種の最新情報-Up to Date 2015-」に参加しました。

 会場は東邦大学医学部本館で、歴史を感じさせるクラシックな会議室でした。演者は齋藤明彦新潟大学小児科教授で、ここ数年の我が国の予防接種制度の進展を総括し、今後の展望、任意接種に残されたワクチン、新しく開発されているワクチン、我が国の予防接種に残されたワクチンギャップ等について、講演されました。

 新しいワクチンが次々と導入され、ヒブ感染症、肺炎球菌感染症、水痘の患者数が大きく減少し、ワクチンの目覚ましい効果が次々と報告され始めています。今後、ワクチンの効果をしっかりと確認しながら、お子さまが本来防げる病気で死亡したり、重い後遺症で苦しむことの無いよう、さらに活動を強化していきたいと考えています。 (2015.517)



5月10日(日)は、荏原医師会休日診療に出動しました。小児科は20人弱で、落ち着いた外来でした。胃腸炎のお子さまが多かったです。 (2015.510)


5月9日(土)は、飯田橋で行われた、日本小児科学会東京地方会講話会に参加しました。

 松原知代独協医大越谷病院小児科教授の「ガイドラインを用いた食物アレルギー診療のポイント」という教育講演は立ち見者が出るほどの盛況ぶりで、食物アレルギー負荷試験に対する小児科医の関心の高さがうかがえました。当クリニックも食物負荷試験を始めて2年近くなります。今までの経験を整理し、今後どのように実施していくか、現在検討を行っているところです。 (2015.510)


選挙運動期間中は変則的な診療体制になってしまい、かかりつけの患者さんには多大なご迷惑をおかけしました。また、選挙後は、いろいろな残務を処理しなければならなかったため、クリニックHPの更新まで手が回らず、1回分更新できず、申し訳ございませんでした。深くお詫びいたします。


選挙の結果は2513票の得票をいただき、19位で当選できました。選挙運動中、たくさんのかかりつけの患者さんを始め、区民の方から声援をいただきました。また、たくさんの区民の方と触れ合うことができました。

 初めて選挙に出馬した時の、品川区のご両親、お子さまのために何とかしたい、という思いがまざまざと蘇ってきた1週間でした。 今後さらに、高質医療・子育て支援を全力で推進していきます。公約(鈴木博の6つの実現) は必ず実現いたします。
(2015.5.3)


鈴の木こどもクリニックは、開設以来16年間、<高い診療レベル、温かな子育て支援、力強い社会的活動>の三本の柱を高く掲げ、一貫してぶれることなく、まっすぐに進んできました。

 診察室内で完結する、高い診療レベルだけではだめなのです。

 いくら質の高い、良質な診療を行っても、じっさい病気の母と子を温かく、やさしく包みこむ環境が整わなければなりません。そのために、子どもの病気について家族連れで学ぶ、母と子どもの講演会、実際のスキルを学ぶ、病児の看護講習会、病気のお子さまをお預かりする病児保育、さらに障害を持つお子さまに医療を運ぶ在宅小児医療と、温かな子育て支援を当クリニックは一部は実施しており、さらにその活動広げていこうとしています。

 しかし、それでも不十分なのです。

 本当に病気の母と子に十分な医療を行うには、施策、制度の裏付けが絶対に必要です。力強い社会的活動によって、病気の母と子を守る医療・子育ての体制を作りあげていかなければなりません。ちょうど、請願、署名活動、パレードの繰り返しの中で、ワクチンの定期接種化、公費助成が進んでいったように。

 地方議員になって始めて、病気の解説項目が、「原因」「感染経路」「症状」「検査」「治療」の後に「対策・施策」が入って初めて完結することを実感しました。 鈴木博の6つの実現は、力強い社会的活動の基盤となる新しい政策集です。 ぜひ、一度ご覧になってください。
2015.4.12)


4月から、宮前先生の外来が火曜日の午後から午前に代わります。また、子どもの心の外来が、第1土曜から第2土曜に変更になります。

 この変更は、第1土曜は登校日の学校が多いことを配慮したものです。心の外来ご希望の患者さんは、鈴木医師までご相談ください。
(2015.3.29)


転居、里帰りなどによるためか、始めて受診されるお子さまが多いです。小児科はまず母子手帳を確認してから、診察に入ります。 必ず母子手帳はご持参ください。母子手帳はお子さまの健康や予防接種の大切な記録です。いつも手元に置いておきましょう。 (2015.3.29)



4月の新年度に向けて、新しい看護師、保育士、臨床検査技師、管理栄養士のスタッフの研修も進んでいます。4月からは職種別のユニフォームを新しく作りました(右写真)。

 受付・管理栄養士(ブルー)、保育士(アイボリー)、臨床検査技師(モスグリーン)、看護師(ピンク)となります。よろしくお願いいたします。

 4月からは新しいスタッフも加えて、診療レベルをさらに上げていくこと、母と子に寄り添う医療をより深化することを目指します。 また、昨年から目標にしている、休止中の病児保育キッズベルを再開すること、在宅小児医療=チームヒカリベルを創設することにも全力で取り組んでまいります。
(2015.3.15)


区議会予算特別委員会の審議が続いています。この間、月木金午後診療は野村医師が担当しておりますが、午後6時で診療が終了となるため、患者さんには多大なご迷惑をおかけしております。

 今後、鈴木医師が休診の場合でも、改善策を検討してまいります。かかりつけの患者さんには、いろいろとご不便、迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした。
(2015.3.8)


明日から区議会予算特別委員会が始まり、鈴木医師はしばらく診療から離れますので、よろしくご容赦のほど、お願いいたします 。 この間、野村医師、宮前医師、木村医師が診療を続けます。鈴木医師は3月7日(土)は診療いたします。 鈴木医師ご希望の患者さんはこの日にご来院いただくよう、お願いいたします。 (2015.3.1)


1階に雛人形を飾りました。2階の階段横には、ヒアシンスの鉢を置きました。昨年も3月半ばを過ぎたころ、ヒアシンスの甘い香りがクリニック中を包みました。 まだまだ、雪が降り、寒い日が交互に訪れる不安定な日々が続きますが、春は確実に近づいてきています。受験の結果の便りもぽちぽち聞かれるようになりました。 希望に満ちた新生活の春は、もうそこまで来ています。一日一日を大切にしながら、過ごしていきたいものですね。
(2015.2.22)


2月10日(火)に荏原医師会館で医療安全講習会が開かれ、事務スタッフと参加しました。 「冬に向けて流行る感染症 その特徴と予防策」というタイトルで、検査会社の臨床検査情報アドバイザーという方が講演しました。

 話題の感染症の解説と換気、汚物の処理、 床、壁の清浄化などの具体的な処置についてのお話がありました。嘔吐下痢症はまだ流行っており、クリニック内でも吐物の処理は大きな課題です。 今回、学んだことをさっそく当クリニックの感染対策に取り入れてまいります。
(2015.215)


今年も、鈴の木スタッフの入れ替えの時期になりました。すでに勤務に入っている新人スタッフや、3月に入って勤務が始まるスタッフなど、2〜3月は新しい顔がクリニック内でお仕事を始めます。「きれいでやさしい、そして楽しい母と子どものクリニック」の一員として、立派にみなさまのお役にたてるようになるまで、多少時間はかかるかもしれませんが、温かく見守っていただけるよう、よろしくお願い申し上げます。

 また、スタッフの対応で何かお気づきの点がございましたら、クリニック長までお申し出ください。
(2015.2.8)


2001年2月1日に当クリニックのホームページ「鈴の木こどもクリニックホームページへようこそ」を開設して、きょうで丸14年になりました。

 2005年5月に全面改定し、引越したので、それ以降の訪問者の数ということになりますが、のべ18万6185人の方に訪れていただきました。「ヒブワクチン詳細」のように、のべ56万人の方に読んでいただいたページもあります。ありがとうございます。

 ITの発達によって、インターネットでの情報発信が一般化し、さまざまな情報が氾濫する時代になりました。また、マスメディアの発する報道が必ずしも正しくないことも、多くの人が理解するようになりました。当クリニックは今後も不安と憎しみを煽るだけの邪悪な捏造報道・記事に敢然と対決し、正しい客観的な情報をかかりつけの皆さまに提供していきたいと考えています。

 今後とも、鈴の木こどもクリニックホームページをよろしくお願い致します。
(2015.2.1)


1月25日(日)、東京都福祉保健局が主催した、「平成26年度NICU等入院児在宅移行研修」に参加しました。この研修会は、医療的ケアが強く要求される、重度心身障害児者への在宅医療をいろいろな職種の人々の協力、連携のもとにどのように進めたらよいのか、特に医療と福祉の協働をどのように実現したらよいのか、という問題意識で開催されたということでした。

 急速に増えてきている、医療依存度の高い重症の障害を持つ小児、若年成人に対する取り組みは品川区でも始まっています。今回の研修会にも品川区の職員の方も参加されていました。当クリニックも本当に支援が必要な方々のために、小児在宅医療を開始できる体制を少しでも早く構築できるよう、さらに準備を進めてまいります。
(2015.1.25)


1月12日(月)は、荏原医師会休日診療に出動しました。小児科は40人弱で、2/3はインフルエンザAでしたが、内科の患者さんの方が多かったです。1月のインフルエンザは、小児科より、内科でブレイクしているようです。(2015.1.18)


1月6日に開かれた、厚生科学審議会予防接種・ ワクチン分科会予防接種基本方針部会で、厚生省からB型肝炎ワクチンの定期接種化が提案され、部会で支持されました。この結果、早ければ2016年度にもB型肝炎ワクチンが定期接種として導入される見通しになったのです。

 「子どもに必要なワクチンを定期接種化、無料に」と声を上げ、訴え続けてきましたが、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、水痘ワクチンが定期接種となり、B型肝炎ワクチンも次年度から定期化される見込みとなり、いよいよ残るワクチンはロタウイルスワクチンのみとなりました。(おたふくかぜワクチンは、MRワクチンと合体した新MMRワクチンとして、定期接種化させる準備が進んでいます。)

 この間のワクチンの導入による、感染症の制圧の成果は目覚ましく、ヒブ、肺炎球菌による細菌性髄膜炎は激減し、水痘も患者数が大幅に低下しています。最後に残った赤ちゃんが苦しむ病気=ロタウイルス胃腸炎も過去の病気にできるよう、ロタウイルスワクチンの定期接種化に全力で取り組んでまいります。
(2015.1.11)


新年、あけましておめでとうございます。

 2015年も鈴の木こどもクリニックは前進を続けます。休止している病児保育キッズベルを再開すること、品川区の障害児の在宅診療の取り組み(ヒカリベル)を始めること、そして何よりも悩みながら日々の子育てに奮闘されているお母さま、お父さまの力強い応援団として、クリニックのより一層の診療強化と共に、子育て支援施策の拡充を区議会の場でも強く要望してまいります。


 
本年も変わらず、鈴の木こどもクリニックをよろしくお願いいたします。(2015.1.4)


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