今週のお知らせ2015年7-12月


年内、最後の更新です。今年1年、かかりつけの患者さんとともに、高質医療・子育て支援の旗を高く掲げて、進むことができました。感謝申し上げます。

 日本は少しずつ、本当に歯がゆいくらいの遅々とした歩みではありますが、復活に向けて進んでいます。この流れを加速させ、次世代に引き継いでいかなければなりません。今を生きる日本の子ども達が、私たちの大切な子ども達が、胸を張って日本人であることに誇りと自信を持って、世界の人々と(別に欧米と特定アジア3カ国に限らず、アジア、オセアニア、アラブ、アフリカ、南米の人々とも)友情と共感を持って、ともに生きる日が一時も早く来るよう、鈴の木こどもクリニックは2016年も全力を尽くします。

 来年も、鈴の木こどもクリニックをよろしくお願いいたします。(2015.12.27)



12月27日(日) 荏原医師会休日診療に出動しました。小児科外来は35名ぐらいでしたが、A型インフルエンザの患者さんが3名いました。年明けから、 インフルエンザの流行が始まりそうです。(2015.12.27)


今年も残すところ、10日余りとなりました。かぜが流行っています。手洗い、うがいを励行しましょう。 10月27日(日)は医師会休日診療に出動します。急病の方はご来院ください(2015.12.20)


昨年の今頃はすでにインフルエンザの流行が始まっていましたが、今年はまだ立ち上がりがみられません。まだ間に合いますので、 インフルエンザワクチン未接種の方は接種を急ぎましょう。

 少し遅くなりましたが、クリニックをXマスのオーナメントで飾りました。久しぶりの患者さんは、ぜひ一度装飾を見がてら、 クリニックにいらしてください。
(2015.12.14)


化血研の不正事件と一部のワクチンの供給が止まっている問題について、当クリニックの見解をまとめています。今週中には、公表できると思いますので、ご興味のある方はお待ちください。

 また、現在製品が入荷できないB型肝炎ワクチンに関しては、当クリニックで1回目、または1回目、2回目を接種されたかかりつけの赤ちゃん、 および始めて同時接種を行う2ヵ月児の赤ちゃんに予約を限らせていただきます。ご理解のほど、お願いいたします。
(2015.12.6)


11月30日(月)は午後診療は休診とさせていただきます。 予防接種は通常通り、行います。急なご連絡で申し訳ございませんが、よろしくご配慮のほど、お願い申し上げます。(2015.11.29)


インフルエンザワクチン接種を続けています。時々かかりつけのお子さまから、「先生にワクチンしてもらいたかったのに、別の先生だった」という、 お叱りをいただきます。現在、曜日によっては、ワクチン接種を乳児のワクチン係とインフルエンザワクチン係に分けて、 二人の医師が分担して接種している日もあります。せっかくお見えになったのに、ご希望に添えなくて、申し訳ございません。

 ただ、当クリニックで診療している医師は、小児リウマチ、小児アレルギー、小児救急、小児循環器とそれぞれ専門(subspeciality)を持った優秀な小児科医です。 安心して診察を受けていただけると思います。また、その医師の専門領域の診療も可能です。

 鈴木医師も公務の時以外は診療を行っております。鈴の木こどもクリニックは時代とともに、その形を少しずつ変えながら、患者さんとともに歩んでいます。 今後とも、よろしくお願いいたします。
(2015.11.22)


インフルエンザワクチン接種もピークを迎えて、 現在外来は大変混雑しています。特に土曜日は2つの診察室を使って診療していますが、お待ちの患者さんが多く、 どうしても一人ひとりの患者さんとお話しする時間が限られてしまいます。申し訳ございません。火曜、金曜の午前外来は比較的患者さんが少ないので、 ご相談のある患者さんはお時間があれば、この時間帯をお勧めいたします。(2015.11.15)


11月8日(日) は荏原医師会の休日診療に出動しました。小児科は14人という、落ちついた外来でした。インフルエンザの流行は、一部には発生の情報もありますが、 まだ先のようです。ワクチン接種を急ぎましょう。(2015.11.8)


11月1日(日)のHP更新時に、「インフルエンザワクチン接種始めています」というご案内を削除したところ、予約ができないという問い合わせを多数いただいたと報告がありました。大変申し訳ございませんでした。現在、インフルエンザワクチン予約画面へのご案内は復活させております。

 また、インフルエンザワクチンのシーズンになると、なつかしい顔が多く見られます。元気に成長した患者さんの顔をひさしぶりに見ることは、当クリニックにとっても大きな喜びです。11月の接種枠が埋まりかけているため、接種の枠を拡大しました。鈴の木にかかって大きく成長された患者さんはぜひ、今のシーズン、なつかしい鈴の木に顔を見せにいらしてください。
(2015.11.8)


10月31日(土)、大崎中学校で開催された第2回地域健全育成協議会に参加しました。今回は、品川学校薬剤師会の宮本千津子薬剤師の「薬物乱用について」という講演でしたが、実際に小学校で使用しているという、クイズ形式の薬物乱用パネルを用いてお話しされました。品川区でも、現実に薬物乱用の事例がある、というお話でした。

 薬物乱用は「非行」の一つの「症状」と考えます。厚労省の啓発リーフレットには、非行傾向のある子だけではないと書かれていますが、薬剤乱用に手を染めた時点で立派な非行傾向と考えます。

 思春期の子どもに対する様々な啓発、教育の重要な一環として、薬物乱用は取り組まなければならない課題だと思いました。
(2015.11.1)


お待たせしました。今シーズンのフルミストが到着しました。予約済みの希望者には当クリニックより、ご連絡いたしました。接種日時を確認して、接種にご来院ください。

 インフルエンザワクチンの接種が始まり、電話でのお問い合わせが激増しています。クリニックの受付も現在非常に混雑しておりますので、すぐに電話に出られない時間帯もあります。申し訳ございませんが、一度電話をお切りになって掛け直していただくか、そのままお待ちいただくよう、よろしくご理解のほど、お願い申し上げます。

 また、相も変わらず水銀入りですか、という類いのお問い合わせがあります。チメロサールと自閉症の関連は現在完全に否定されています。当クリニックは健康に全く問題ないと考えられる、チメロサール入りのインフルエンザワクチンを使用しています。それでも、どうしても水銀がご心配の方は、他のクリニックでのインフルエンザワクチン接種をお考えになるとよいでしょう。

 ワクチンの接種の料金の問い合わせも多いです。当クリニックは一貫して、インフルエンザワクチンはお子さまの状態を熟知している、かかりつけの先生のもとで接種を受けることを推奨してきました。お子さまの予防接種は信頼できるかかりつけの先生のもとで受ける行為が、接種料金が高い安いなどという瑣末なことよりも、はるかに大切なことだと当クリニックは重ねて強く訴えます。
(2015.10.25)


10月22日(木)
、大崎のホテルで開かれた「荏原・田園調布シダトレン講演会」に出席しました。昭和大耳鼻科の渡邊荘講師が講演されました。シダトレンはスギ花粉のエキスで、これを少量ずつ口に含んでいると、スギ花粉症の症状が軽くなっていくという、舌下免疫療法と言われる治療薬です。

 この舌下免疫療法は、講習を受け、登録した医師しか行うことができません。当クリニックでは処方は可能(鈴木医師が登録医)であり、すでに数人の患者さんが治療を始めています。スギ花粉症にお悩みの患者さんは、一度鈴木医師にご相談ください。(2015.10.25)


10月13日(火)、15日(木)、16日(金)の3日間、昭和大医学部5年生の臨床実習にご協力ありがとうございました。すでに病棟実習が始まり、医療の世界に足を踏み入れた若い医学生に、当クリニックは患者さんに共感し、患者さんに心から尽くす医師に成長する、一つのきっかけになってもらえれば、という思いで実習指導を行っています。

 昭和大学医学部5年生実習について、何かお気づきの点、ご要望がございましたら、クリニック長までお申し出下さい。
(2015.10.18)


区議会決算特別委員会も保育、医療の質疑が終了し、後は教育を残すのみとなりました。ロタウイルス助成、おたふくワクチン助成、風疹対策、難病対策、保育所の質の問題などについて、区の担当者と質疑を行いました。この間、一貫して要望しているロタウイルスワクチン助成について、今回は他の会派の委員からも言及がありました。少しでも医療・子育て施策が前進するよう、後半もがんばります。(2015.10.11)


10月2日(金)から、区議会決算特別委員会が始まりました。この委員会は、平成27年度の区の予算執行の状態を審議する委員会です。医療・子育て支援に対する区のかかわりを強化すること、次年度の医療・子育て支援の施策の拡大・拡充を目指して、この委員会に臨みます。

 この間、クリニックは岩崎先生、宮前先生、木村先生、鶴和先生、加藤先生が診療いたします。診療時間に変更がある日(10月5日、10月6日=午後4時で診療終了。)もありますので、時間を確認の上、ご来院ください。かかりつけの患者さんには、大変ご迷惑をおかけして、申し訳ございません。よろしくご理解のほど、お願い申し上げます。
(2015.10.4)


岩崎先生のアレルギー外来開設に引き続き、10月からは加藤先生の心臓外来が始まります。加藤先生は、現在東京女子医大病院循環器小児科で、心臓病などの先端医療を行っている、若手の小児科医です。

 当クリニックでは、金曜の午前・午後に、一般小児科診療と心臓外来を担当していただきます。よろしくお願いいたします。心臓外来では、心雑音や不整脈の精査や川崎病のフォローアップなどを行います。受診希望の患者さんは通常の予約を行い、当クリニックにご来院ください。(2015.9.27)


9月、千葉県で0歳児が、日本脳炎を発病したようです。従来、日本脳炎は感染暴露が少ないという理由で、関東地区では3歳からの接種が勧められてきました。今回の患者発生を受けて、生後6カ月からの日脳ワクチン接種の検討を始めた小児科もあるようです。当クリニックも今後の推移を見て、かかりつけの患者さんに、日脳ワクチン接種についての当クリニックの見解をお示ししたいと考えています。(2015.9.23)


9月12日(土)に開催した、母と子どもの講演会に多数のご参加ありがとうございました。今回は途中で飽きて泣き出すお子さまも少なく、まずまず順調に進行しました。お母さま方も、講師の先生方のお話しが十分に伝わったのではないでしょうか。

 間奏の鈴の音楽団の踊りに、多くのご両親も一緒に踊って下さって、ありがとうございました。今後も、母と子がともに楽しめる講演会を作っていきたいと考えておりますので、来年もぜひご参加ください。
(2015.9.13)


9月はいろいろと会議等が続き、診療に十分かかわれず、かかりつけの患者さんには大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません。なるべく休診等の連絡は早めに院内掲示、HP上で告知できるよう、いろいろと手配しておりますので、もうしばらくご寛恕いただけますよう、よろしくお願いいたします。また、インフルエンザワクチン予約、食物負荷試験、病児保育の再開についても、鋭意準備を進めておりますので、もうしばらくお待ちください。(2015.9.6)


8月30日の毎日新聞朝刊に、藤野基文の署名入りで、「インフルワクチン:乳児・中学生に予防効果なし 慶応大など、4727人調査」という記事が掲載されました。インフルエンザの専門家であるけいゆう病院の菅谷憲夫部長のグループが、米科学誌のプロスワンという雑誌に発表した報告を下敷きに記事にしたようです。

 あきれるのは、「インフルワクチン→予防効果なし」と強く印象づけるタイトルになっていますが、本文を読むと

(↓ここから、引用)

 6-11カ月では、患者が最も多かったA型で発症防止効果がみられなかった。 13-15歳は、A型もB型も効果がなかった。以前からワクチンの効果が低いとされるB型は全年齢で26%しか効果がないとの結果になった。 (←と、まず、インフルエンザワクチンは効かなかったという印象付けの否定形から入る)

 
その他の年齢は、 A型の発症防止効果が▽1-2歳=72% ▽3-5歳=73% ▽6-12歳=58%、 A型の中で09年に世界的流行をしたH1N1型は▽1-2歳=67%▽3-5歳=84%▽6-12歳=90% と一定の効果があった。(←従来の報告より、はるかに良好な発病防止効果が得られた年齢は、一定の効果があった、などと過小評価し、お茶を濁す。しかもわざと後段に持ってきて、読者の印象を薄めようと操作されている)
 
インフルエンザワクチンには重症化を防ぐ効果が期待されるが、全年齢を対象に調べた結果、 重症化の可能性がA型全体で76%減り、H1N1型では90%減る ことが確認された。B型は、重症化を防ぐ効果も確認されなかった。
(ここまで、引用)

と、中学生を除けば、インフルエンザワクチンは従来の報告より発病防止効果が良好だったという結果報告ではないですか。そもそも、乳児は元々インフルエンザワクチンの効果はあまりないといわれてきました。この藤野さんはそんなことも知らずに記事を書いているのでしょうか。

 この記事に、正確で客観的なタイトルを付けるなら、「インフルエンザワクチン、小児で良好な発病防止効果、中学生、乳児では効果認めず」とすべきです。中学生の新聞部員でもどちらのタイトルが正しいか、即座に回答できるにちがいありません。

 このような、読者を欺き、真逆な印象を与えるような卑劣な印象操作(残念ながら、このような左翼紙の見え透いた情報操作に、オレオレ詐欺にひっかかるように、何度も何度もだまされる、「善良な」人たちもいるようですが)は、いい加減にしてほしいものです。もう、うんざりです。(2015.8.30)


仙台の東北大学川内キャンパスで開催された、第25回外来小児科学会年次集会に参加しました。会場が大学の講義室だったため、講演を聞いていると、まるで大学で授業をうけているような気分になりました。東北大学はさすがに杜の都の大学で、緑に囲まれた素晴らしい環境でした。

 アレルギー、感染症、ワクチンの演題を聴いてきました。演題は多岐にわたり、いろいろな小児科の先生がさまざまな課題に真摯に取り組み、発表されていました。今回、学会で学んだことを患者さんにできるだけ還元するように、クリニックの診療に取り入れて行きたいと考えています。(2015.8.23)


夏の高校野球大会もいよいよ大詰めを迎え、準々決勝、準決勝、決勝戦を残すのみとなりました。今週のおすすめ動画も「栄冠は君に輝く」をアップしました。ひたむきに野球に打ち込む高校生の姿は、まぶしくも輝いて見えますね。人生のある時期に全てを打ちこめる経験は、選手たちに何物にも代え難い素晴らしい財産になるにちがいありません。鈴の木こどもクリニックは、球児のみなさんを力いっぱい応援します。
(2015.8.16)


9月12日(土)、「第18回・鈴の木こどもクリニック-母と子どもの講演会」を開催します。べテランの皮膚科専門医で、関東病院の皮膚科医長などを歴任された先生です。子どもの皮膚の病気について、お話しをしていただきます。

 特別講演として、東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター教授の中井謙太先生に、やさしい先端医療のお話しをしていただきます。中井教授は、ヒトゲノム解析という先端医療の分野の世界的権威です。お母さま、お父さまのために、やさしい先端医療のお話しがうかがえるとのことです。

 さらに、当クリニックは今年9月から、4年ぶりに病児保育キッズベル品川を再開いたします。鈴木医師(キッズベル施設長)が、キッズベルの今後の活動と利用の仕方について、詳しくご説明いたします。

 昨年は台風11号が九州地方に上陸し、北上中という、緊迫した状況下での開催となりました。このような最悪の気象状況下でも、熱心なかかりつけの患者さんが三々五々来場され、準備を行っていたスタッフ一同感激しました。

 今年も充実した講演、楽しいスタッフのパフォーマンス、温かい子守のお手伝い、なごやかな質疑のやり取りなどが満載した、母と子どもの講演会をスタッフ一同準備しておりますので、ぜひご家族連れ、友人同士お誘いあわせの上、ご来場くださいませ。
(2015.8.9)


7月いっぱいで野村先生のアレルギー外来は終了しました。8月からは、アレルギー専門医の岩崎先生がアレルギー外来を担当します。8月は月曜午前、9月からは月、木の週2回午前外来でアレルギー診療を行います(→外来案内はこちら)。鈴木医師の診療は変わりありません。また、現在休止している食物負荷試験も、新しいスタッフで9月から再開いたします。

 9月から、鈴の木こどもクリニックは新しい陣容で、さらに診療の高度化、事業の拡大を目指します。かかりつけの患者さんは、院内掲示、HPの情報を適時、ご確認ください。
(2015.8.2)


ヘルパンギ-ナ、手足口病が大流行しています。また、おなかのかぜも流行っています。小学校、幼稚園は楽しい夏休みになりましたが、まだ夏かぜが猛威をふるっています。手洗い、うがいをしっかり行い、元気に夏休みを過ごしましょう。

 また、台風と猛暑で生活リズムを整えるのが、大変ですね。特に小さいお子さまは熱中症対策(涼しい所で過ごす。熱い所にはあまり行かない。日よけをしっかり。イオン飲料の水分補給をこまめに行う)を心がけてくださいね。
(2015.7.26)


7月20日(月)は、医師会休日診療所に出動します。急病の患者さんはご来院ください。(2015.7.19)


今週は区議会会派の視察のため、木曜午後、金曜を休診させていただきました。かかりつけの患者さんには、多大なご不便をおかけして、申し訳ございませんでした。会派視察の報告は区議ブログの方をご参照ください。夏かぜが流行しています。手洗い、うがいを励行して、夏かぜ予防に努めましょう。(2015.7.12)


HPを作成しているコンピュータが突然故障し、HPが更新できず、同時に電子メールも使用不能になり、多大なご迷惑をおかけしました。ようやく復旧しましたが、HPの更新ができなかったことをお詫びいたします。また、6/26(金)から7/4(土)まで、電子メールを受信ができなかったため、この間に当クリニックにご連絡をいただいた方は申し訳ございませんが、再度ご連絡をお願いいたします。重ね重ね、申し訳ございませんでした。
(2015.7.5)


朝日小学生新聞の発行する朝日らんたろう新聞今月号で、「熱中症」、「小児科のかかり方」の記事を監修しました。らんたろう新聞をお読みの患者さんは、一度目を通していただければ幸いです。(2015.7.5)


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