第11回 鈴の木こどもクリニック-母と子どもの講演会のご報告
会場は多数の親子連れの参加者でいっぱいに | ||
小林名誉教授の講演 | 衛藤臨床心理士の講演 | クリニック長の講演 |
2008年9月20日(土)、「第11回鈴の木こどもクリニック-母と子どもの講演会」を品川区保健所、2階多目的室で行いました。
奇しくも昨年同様、台風一過の晴天でしたが、お子さまをお連れになったお父さま、お母さまが続々と来場され、品川区の保育園の保育士さん、看護師さんや当クリニックスタッフを含めると、今年も総勢70名を越す参加者で、会場は埋め尽くされました。
当クリニックは一貫して子育て中のお母さま、お父さまがお子さまをお連れになっても、楽しくご家族で勉強していただける、「母と子どもの講演会」を目指してきました。そして、お子さま連れを歓迎してきたのです。
今年はお母さまがお子さまのお世話をしながら、講演を聞いていただけるよう、マットに直接赤ちゃんを寝かせながらお世話できる、託児スペースを増設しました。また、キッズベル品川保育士がお世話のお手伝いをさせていただきました。
元気な赤ちゃん達の泣き声が混じるなか、クリニック長の「ヒブワクチンについて」、衛藤美穂臨床心理士の「子どもの心の健康外来のご紹介」の講演が行われました。
特別講演の小林順子清泉女子大学名誉教授は、「「同じ」と「違う」-子育ての中で」の講演で、カナダの教育を例に、他者とのちがいを認め、それを受け入れながら他者との連帯をめざす、暖かで包容力のある人間形成の子育てを呼びかけられました。
多数のご参加、ありがとうございました。今年も、いろいろとご協力いただいた関係者の皆さまには厚く御礼申し上げます。(2008.9.21)