第25回 鈴の木こどもクリニック-母と子どもの講演会のご報告


 3年ぶりに、第25回 鈴の木こどもクリニック-母と子どもの講演会を、10月1日(土)に当クリニック病児室で開催しました。第23回、24回の講演会は、新型コロナウイルス感染症流行のため、残念ながら2年連続で中止していたのです。
 
 しかし、コロナ流行もようやく沈静に向かい、学会等もちらほら開催されるようになり、WHOも終息が近いとコメントしました。そこで、当クリニックも感染予防に最大の注意を払いつつ、3年ぶりに講演会を開催することにしたのです。
 
 例年会場として使用していた、荏原保健センターが現在改修中であり、またコロナ流行の状況次第では中止せざるを得ない可能性もあったため、今回は当クリニック病児室を会場といたしました。

 また、感染予防のため、最大5家族までと参加人数を制限しました。さらに、当日会場の座席が密にならないよう配置し、空気清浄機エアドッグを2台フルに稼働させ、室内の換気にも気を配りながら、講演を行いました。

 第25回講演は、まず第T席として、今後のコロナワクチンの動向、特に小児用コロナワクチンについて、鈴木博院長が詳しく解説を行いました。
 続く第U席では、木村明美副院長が今シーズンの当クリニックのインフルエンザワクチンの接種体制について、説明を行いました。
 最後に、石原麻斐病児保育専任保育士が、いよいよ今月再開される予定の病児保育キッズベル品川の、利用の仕方等のご案内を行いました。 

 講演終了の後はなごやかな雰囲気の中で、参加されたご家族からいろいろご質問をお受けし、院長がそれに答え、無事に終了しました。

参加スタッフ 鈴木院長の口演 木村副院長の口演 石原保育士の口演

 鈴の木こどもクリニックはただ単に患者さんを診察して、薬を出すだけの診療所を目指してきたわけではありません。開業以来20年間、積極的に診察室から院外に出動し、品川の母と子のためにさまざまな子育て支援を行ってきました。

 コロナ流行のために残念ながらこの3年間は、子育て支援活動は区議会の活動以外、ほとんど休眠状態を余儀なくされてきました。今回の母と子どもの講演会の開催を第一歩として、今後さまざまな高質医療・子育て支援の活動を全面的に再開していきますので、ご期待下さい。


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