2023年鈴の木こどもクリニック感染症流行情報  
(当クリニックを受診した1週間あたりの疾患別の患者数)


今週のコメント:5月8日以降、マスクを装着しない人が増えたため、A型インフルエンザを始め、RSウイルス感染症、溶連菌感染症、新型コロナウイルス感染症、急性胃腸炎などが流行しています。さらに今週ヘルパンギーナも増えてきました。

 マスクをしないということは、感染に無防備になることです。移し移される、ということです。今どこの保育園、学校でも発熱する子が激増しています。この3年間の、感染予防の学習と経験は、いったいどこに行ってしまったのでしょうか。

 鈴の木こどもクリニックかかりつけの患者さんは、不織布マスクをしっかりつけて、手洗いを励行し、密を避け、お子さまとご家族の健康を守ってください。

    
 2023年 19週
5/8~5/14
20週
5/15~5/21
21週
5/22~5/28
RS ウイルス感染症 0 1 2
ヒトメタニューモウイルス感染症 0 0 0
アデノウイルス感染症 1 1 0
A群溶連菌感染症 4 6 0
感染性胃腸炎 8 19 19
水痘(みずぼうそう) 0 0 0
手足口病 0 0 0
伝染性紅斑(りんご病) 0 0 0
突発性発疹 1 0 0
百日咳 0 0 0
風疹 0 0 0
ヘルパンギーナ 0 0 4
麻疹(はしか) 0 0 0
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) 0 0 0
A型インフルエンザ 1 5 7
B型インフルエンザ 0 0 0
新型コロナウイルス感染症 0 1 2

当クリニックを受診された疾患ごとの、患者数の集計を示します。2回受診しても、疾患数は1人としてカウントしています。
RSウィルス、ヒトメタニューモウイルス(hMPV)、アデノウィルス、溶連菌、インフルエンザ、新型コロナウイルスSARS-CoV-2の患者数は、迅速検査の陽性者のみを示します。
百日咳、マイコプラズマ感染症は、ランプ法の陽性者のみを示します。新型コロナウイルスSARS-CoV-2は、PCR検査陽性も迅速検査と合算して示します。
救急病院で診断されたり、紹介病院でその後の経過中、診断が確定した症例は含んでおりません。あくまで当クリニックで診断した、患者数のみをカウントしています。