コロナ流行下の当クリニックの診療体制

T.感染症と非感染症の診察の時間をはっきり分離いたします。

9:00-10:00AM 非感染症の患者さん(アレルギー定期処方、肌の診療など)の受診帯

 9:00〜10:00AMの時間帯は、赤ちゃん、アレルギー、夜尿症、肌の診療など、コロナの可能性のない非感染症の症状のお子さまのみを診療いたします。
コロナ疑いの患者さんはいらっしゃいません。

9:00〜10:00AMの診療帯に、予約無しで、発熱や感染症の症状(咳、鼻水、嘔吐、下痢など)のある患者さんが来院された場合は、院内に入室できないため、一度ご帰宅をお願いしています。

 感染予防のために、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。(来院前には必ず一度電話で、ご確認をお願いします)


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0:00-12:00AM 感染症の患者さん(発熱、咳、鼻、痰、下痢など)の受診帯

 
発熱やかぜの症状、下痢症状の患者さんは、電話で受付にご連絡の上、案内にしたがって、ご来院ください。
 咳鼻などのかぜ症状、嘔吐下痢、発熱がある患者さんは10:30〜12:00AMの時間帯にご案内しております。

 10:00〜12:00AMの感染症診療帯は、スタッフはフェイスシールド、サージカルマスクを装着し、頻回の手指消毒を行い、診療いたします。
フェイスシールド、サージカルマスクを装着した診察風景です* フェイスシールド、N95マスク、グローブです

 
また、SARS-CoV-2唾液検査を行う際には、スタッフはフェイスシールド、サージカルマスク、手袋、ガウンを装備いたします。鼻咽頭検査、抗原検査を行う際には、医師はフェイスシールド、サージカルマスク、手袋、ガウンを装備いたします。

                *写真掲載は保護者のご承諾を得ています。


U.新型コロナウイルス感染症の診察のご説明をいたします。

@コロナ診療

 
現在、当クリニックは新型コロナウイルス感染症の治療はできません。

 濃厚接触など明らかに新型コロナウイルス感染症の疑いがあり、咳がひどい、呼吸が苦しいなど、症状のひどい患者さんは、新型コロナの専門外来を持っている病院(指定感染症医療機関の「帰国者・接触者外来」)へ受診が必要です。

 どの医療機関に受診が適当か、新型コロナ相談窓口(帰国者・接触者電話相談センター)にまず電話でご相談ください。当クリニックには直接、ご来院しないでください。(治療が当クリニックではできないこと、他のお待ちの患者さんに感染するリスクがあるため。)

受付時間 設置機関 電話番号
平日:9時〜17時 品川区保健所 03-5742-9105
平日:17時~翌9時
土日祝日:終日
都・特別区・八王子市・町田市
合同電話相談センター
03-5320-4592



Aコロナ検査


 
1)鼻咽頭ぬぐい液検体によるPCR検査

 2020年5月12日から、品川区PCR検査センターで鼻咽頭ぬぐい液によるPCR検査を行っています(当クリニックも検査施行者として、出動しています)。

 当クリニックかかりつけの患者さんで、新型コロナウイルスのPCR検査が必要な場合は当クリニックで検査いたします。まず、当クリニックに電話でご相談ください。(品川区PCR検査センターについてはこちら
)。

 2)唾液によるPCR検査

 2020年8月1日から、当クリニックは唾液によるPCR検査を始めました。
 まず、電話でご相談ください。(当クリニックの唾液PCR検査の詳細については、院内掲示をお読みになるか、受付にお問い合わせください)

 3)鼻腔拭い液、唾液検体による抗原検査
 
 一般の患者さんの検査は行っておりません。

 4)血液抗体検査

 
当クリニックでは、現在信頼できるSARS-CoV-2の血清抗体検査が存在しないため、実施しておりません。近い将来、麻疹や風疹と同じレベルの、医学的に認められた血清IgG抗体、IgM抗体の血液検査が登場すれば、検査を行います。(ただし、この抗体検査は過去の感染の既往を調べる検査で、現在の感染については全く何もいえません。)

 現在、一部の医療機関が行っている、中国Vazyme社製のIgG/IgM抗体検査(塩野義製薬提供。検査キットについての塩野義製薬の発表はこちら)は、データの信頼性に問題があり、医学的に許容できるレベルの検査法ではない、と当クリニックは判断しているため、キットも入手していません。(この「IgG/IgM」は、麻疹、おたふくなど、我が国の他のウイルス抗体検査では存在しない検査項目です。)


Bその他の検査

1.インフルエンザ、アデノウイルス、溶連菌その他の迅速検査は、厚労省新型コロナウイルス感染症対策推進本部の通達の「濃厚接触」と考えられるため、現在は実施しておりません。

 これは、2020年3月11日に、「厚労省新型コロナウイルス感染症対策推進本部」から「特別区衛生主管部」あてに発出された、「新型コロナウイルス感染症が疑われる者の診療に関する留意点について」という通達文書の、

 地域の各医療機関の外来に共通する感染予防策について
 基本的に誰もがこの新型コロナウイルスを保有している可能性があることを考慮して、全ての患者の診療において、標準予防策であるサージカルマスクの着用と手指衛生の励行を徹底すること


 
ただし、検体の採取やエアロゾルが発生する可能性のある手技を実施しないときは、標準予防策の徹底で差し支えない。

そして、
新型コロナウイルス感染症疑いのある患者から鼻腔や咽頭から検体を採取するときは、サージカルマスク等、眼の防護具(ゴーグル、またはフェイスシールド)、ガウン及び手袋を装着のこと。

 上記感染予防策をとることが困難である場合は、最寄りの帰国者・接触者外来を紹介すること。


2. また、同通達には、エアロゾルの発生する可能性がある手技(鼻吸引などの処置も含まれると解釈されます)を実施する場合は、N95マスク、眼の防護具(ゴーグル、フェイスシールド)、ガウン、手袋を装着すること、と書かれています。この手技には、気管支拡張剤等の吸入処置も含まれるため、喘鳴を呈する患者さんに対する吸入処置が現在行えない状況です。

 この通達に準拠した形で、隔離した処置空間で、スタッフがサージカルマスク又はN95マスク、フェイスシールド、ガウン、手袋を装着し、吸入、吸引を行う診療態勢の構築を進めています。
 吸入の必要な、かかりつけに登録されている患者さんには、吸入器の貸し出しを行い、自宅で吸入していただいております。


3.
14:00から16:00の予防接種、健診の時間帯は、一般の外来診療は行いません。発熱の患者さんの入室できません。付き添いでも、かぜ症状のある兄弟等の入室はご遠慮いただきます。

 
 乳幼児健診の目的は、年齢ごとに起こりやすい病気や問題を早めに見つけて治療などに結び付けることです。

 予防接種についても、感染症にかかる前に接種する事が極めて重要です。

 
新型コロナウイルス感染症を予防するための対策も重要ですが、他の重要な病気の危険性にさらされることは絶対避けなければなりません。

 今後も数か月単位でCOVID-19の流行継続が想定され、その間に乳幼児健診や予防接種の受診をためらうデメリットは大きいと考えられます。

 
実施にあたっては、コロナ前以上のさまざまな配慮が必要となりますが、当クリニックは保護者の皆様と固く協力・信頼関係を築きながら、お子さまを最大限守り、必要な予防接種、健診を積極的に行っていきたいと考えています。

 
安心して、鈴の木こどもクリニックに予防接種・乳幼児健診にご来院ください。

日本小児科学会 新型コロナウイルス感染症に関するQ&AについてQ  乳幼児健診や予防接種を遅らせたほうが良いですか?




スタッフは朝礼、終礼前に1日2回検温し、健康状態を報告します 飛沫感染防止のため、受付に透明カーテンを設置しました。1日1回、消毒しています



4. 病児保育キッズベル品川は、8月からお預かりを再開する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症が再び増加しているため、再開を延期させていただきます。申し訳ございません。コロナ対策が確立すれば、早急に再開したいと考えております。もうしばらくお待ちください。


5.新型コロナウイルス感染症の新規感染者増加のため、院内の絵本は撤去させていただきました。おもちゃもお子さまの手が届かない場所に移動しました。

人形は全て透明ビニールシートの中か、カウンター棚上部に整列させました。

 この処置は、「きれいでやさしい、そして楽しい母とこどものクリニック」をめざす、当クリニックの理念とは大きく逸脱した、痛恨の対処といわざるをえません。一刻も早くコロナ前の、楽しいクリニックに戻りたいです。

 コロナに負けず、感染予防に十分配慮しながらも、コロナ前の「きれいでやさしい、そして楽しい母とこどものクリニック」を、かかりつけのお子さま、保護者の方々と手を携えて、少しずつ取り戻していきたいと当クリニックは望んでいます。

2020.10.25更新

鈴の木こどもクリニックのコロナ関連情報コーナー