PCR検査を希望者全員に行なえという愚策

はじめに

 
ダイアモンド・プリンセス騒動で大騒ぎし、結果として日本中に新型コロナウイルスを拡散させたワイドショウ(ダイアモンド・プリンセス騒動参照)が、今度は「PCRを希望者全員に検査しろ!」と、日本国民の健康と医療資源を危険に曝す、馬鹿げた内容の放送を垂れ流しています。

 ワイドショウから大音響で流される、この医療崩壊を招く馬鹿げた情報の洪水に、いつもテレビの情報に振り回される、一部の情報弱者の人々が素直に反応し、テレビ局の思惑通りに素直にパニック状態になっているのです。

 ワイドショウの「医療関係者」や「コメンテータ」と名乗るお笑いデンパ芸者とごろつき放射脳などの暗黒勢力が跳梁跋扈する、またまた、既視感あふれる、おぞましい展開になってきたのです。

 テレビ放送は本来ならば、視聴者の不安を取り除くため、正確なファクトに基づく情報を放送しなければなりません。特に今回のような国民的大災害時には、皆で力を合わせて団結して新興感染症を制圧すべく、国民を鼓舞する大切な役割があるはずです。それが、放送法で特権を享受している公的な放送事業者(民間テレビ局)に課せられた使命ではないでしょうか。

 にもかかわらず、国民を脅迫し、不安に陥らせようとしているとしか思えない、根拠に基づかないゲスの極みのフェイクニュースを、朝から晩までこれでもか、これでもかと流し続けているのです。

さらに、出たがり屋、金たかり、税金泥棒のアベガー主義者など多士済々のマスコミデンパ芸者の連中が、スポットライトを浴びる自分の姿に恍惚としながら、この舞台の上で踊り狂っているのです。


ワイドショウのチンドン「医療関係」芸者+某テレビ局社員などの主張

早めにPCRの検査を全例に行えば、新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぎ、十分な治療が受けられるはず。新型コロナウイルスの感染が心配な人には、みな健康保険でPCR検査が受けられるような体制にしてほしい。

我が国は、本当はPCR検査をたくさん実施出来るのに、オリンピックを開催するために、患者数をごまかして少なく見せようと、わざとアベガーが検査をさせないのだ。希望者全員に検査している、カンコクの素晴らしい対応を見習え。

自分の患者について保健所に電話しても、PCR検査をしてもらえなかった。ひどい話だ。(ワイドショウに出演した「医師」の話。)


     *検査を受けられなかった・「母親」バージョンもあるようです。

 以上、3点を挙げましたが、これらの主張に対し、ファクトに基づく情報を対置していきたいと思います。


PCR検査で早期発見したら早期治療につながり、重症化を防げるか?

PCR検査の正確性(どのくらいの人が正しく診断されるのか)

 まず、テレビに出ずっぱりでコロナの検査を、と声高に叫んでいる、NPOの内科医の上医師(この人は検査会社の役員をしています)、弟子筋にあたる、ナビタスクリニックの久住医師、この方はさっそく自分のクリニックで、5分間3000円のコロナ心配な方専用の有料電話相談を始めるなど、商売の才覚は素晴らしいものがあるようですね。(この方のツイッターも批判リプは全て消しているようで、賞賛のリプばかりで、気持ちが悪いです。)

 さらに、「新型インフルエンザ騒動」の時の華やかなスポットが忘れられずに、夢よ、もう一度とばかりに奮闘する薬学部卒の岡田晴恵さん(この人は医師でも薬剤師でもありません)。この人達に対する、医療界の評価を幾つか紹介します。

  COVID-19をめぐるテレビ出演医師たちの虚言を暴く  
  メディアに多数出演する「専門家」と名乗る医師(主に上昌広、久住英二、山本佳奈)たちとは?
  【新型コロナ】 ロシュ社(ロッシュ)の遺伝子検出キットに関するデマ(上昌広医師から広まるデマ)

 最初に、この人達が主張するような、希望者全員にPCR検査を行うと、どのような結果になるか、計算してみます。

 現在の新型コロナウイルス(COVID19)に対するPCR検査は、陽性率は3070%と報告されています。

 まず、PCR検査に関して、基本的な用語をみていきましょう。

 感度  ウイルスに感染している人のうち、検査が陽性になる人の割合
 特異度  ウイルスに感染していない人のうち、検査が陰性になる人の割合
 偽陽性率  ウイルスに感染していないのに、検査が陽性になる人の割合
 偽陰性率  ウイルスに感染しているのに、検査が陰性になる人の割合
 有病率  検査する人全体の中で、ウイルスに感染している人の割合
 陽性的中率  検査で陽性になった人のうち、本当にウイルス感染している人

たとえば、1000人の人がいて、有病率20%、感度7割、特異度9割とします。(COVID-19検査の有病率、感度、特異度はまだはっきり確定されていません。じっさいの有病率はもっと低いと思われます。)

この人たち全てにPCR検査を行ったとします。

すると、1000人のうち、有病率が20%とすると、200人が真のコロナ感染者となります。感度が7割とすると、検査陽性者が140人、検査陰性が60人となります。また、コロナに感染していない800人のうち、80人が検査上陽性になります。検査上、陰性は720人となります。

陽性的中率は、140/140人+80=0.6363

で、64%になります。すなわち、PCR検査を行い、陽性になった人のうち、本当にコロナに感染している人は、10人中6.4人しかいないのです。

結論として、本当はコロナに感染していないのに、陽性と判定される人が80人出て、逆にコロナに感染しているのに、60人が陰性と判定されてしまうのです。

したがって、新型コロナウイルスにかかっているか心配だからPCR検査を行ってほしいといわれて検査を行っても、たとえば10000人の希望者に行えば、800人が本当はコロナに感染していないのに、陽性者と判定され、隔離の対象になってします。しかも、陽性とわかっても、特に治療法はないのです。

 韓国のように、ほとんど症状のない検査陽性者が入院して病床を埋めてしまうと、本当に重症な方が入院、高度の治療ができなくなってしまいます。(韓国の現在の状況は後述。)

一方、有病率を50%まで上げると、1000人のうち、500人が真のコロナ感染者となります。感度が7割とすると、検査陽性者が350人、検査陰性が150人となります。また、コロナに感染していない500人のうち、50人が検査上陽性になります。検査上、陰性は450人となります。

陽性的中率は、350/350人+50=0.875

となり、PCR検査を行い、陽性になった人のうち、本当にコロナに感染している人は、10人中8.8人となります。

したがって、有病率が高い場合は、陽性者は実数に近づきますが、有病率が低い場合は陽性の結果は実はかなり誤差が出る可能性が高まります。

 したがって、あまり病気が流行っていないときに、手当たり次第、希望者に検査をすると、本当は病気ではないのに、陽性になり、隔離される人が多数出てしまうのです。

 逆に症状によって、検査対象者を絞り、検査が必要な集団に検査を行い、陽性者をあぶりだすことは、極めて合理的な方法です。

    全ての人の検査することが何故だめなのかヤンデル氏がわかりやすく説明

PCR検査について

    全然知られていないPCR検査の時間 価格などについて  

    新型コロナウイルスのPCR検査を求める人に知っておいてほしいこと 

 また、PCR検査は、鼻に綿棒を挿入して10分で結果が出る、日常的に診療所などで行われている、インフルエンザ迅速検査などのイムノクロマト法という簡便な検査法とは全く異なる、複雑な検査です。

その測定原理はこちら

 検査は人手と時間がかかり、1回の検査時間は5~6時間で、試薬も高価です。しかも、今見てきたように、その測定精度も決して高くはありません。

 3月1日現在、東京都衛生研究所では1日120検体しか測定できないのです。検査を含む、限られた医療資源は、重症者の治療に振り分けることが必要です。

 しかも、無症状の人が検査に行くことは、病院で新型コロナウイルスをもらう可能性もあります。逆に元気な感染者が歩き回り、高齢者や体が弱い人に移す危険すらあるのです

医師が直接公的機関にPCR検査を依頼しても、拒否された

  受診した患者さんのPCR検査を、保健所に直接依頼したら断られた、とんでもない話だ!とワイドショウに出演した医師が怒っていたそうです。また、検査を求めて、医療機関をはしごした母の話なども放映されたようです。

 このワイドショウに出演した医師は、本物の医師なのでしょうか。なぜなら、新型コロナウイルス感染者のPCR検査については、医師会等からもお知らせが配布されており(下図)、診療している医師の間では常識です。テレビの出られた方は、ご存じなかったようですが。

新型コロナウイルスにかかったか、心配な相談者は、まず事前に知らされている帰国者・接触者電話相談センターに電話で相談します。

 相談を受けて、もしも受診が必要だと帰国者・接触者電話相談センターが判断したときは、帰国者・接触者外来が設置されている医療機関が紹介され、相談者がこの病院へ受診することになります。

 このような仕組みを作っているのは、帰国者・接触者外来を設置している医療機関に患者さんが殺到し、通常の医療活動ができなくなることを避ける必要があるからです。テレビに出ていた「医師」のように、2時間もPCR検査をしろと保健所?と押し問答する例は普通はありません。

テレビ局もこのようなケースでは、相談・医療体制がすでに構築されているので、混乱をきたさないよう、粛々とこの流れの中で相談するよう、なぜ相談者に説明できないのでしょうか。

 いたずらに、診療現場を混乱させるような馬鹿げた番組作りはやめてほしいものです。

 また、多くの医療者から笑いをとった、お笑いタレント先生もいましたね。インターネットから拾った画像を表示します。

 「PCR検査できれば絶対に違うんです」とは言い切れませんよ。
 そもそも、PCR検査は簡単にはできませんよ。
 これは医師なら、常識ですよ、大谷センセ…。

希望者に全員PCR検査を行っている韓国を見習うべきか?-韓国の現状

 現在、ワイドショウでは「東京オリンピックを成功させたいために、アベはわざと感染者数を少なく見せかけるため、検査をしないようにしている。

 韓国は全ての希望者に検査を行っているではないか。韓国にできるのに、なぜ日本ではできないのか。」などと、陰謀論がまき散らされています。(発信は主に、アベガーのマスコミ左翼の方々から)

 たしかに韓国では、現在、広汎にPCR検査を行っており、日本でもドライブスルー方式で検査を行っている韓国の映像などが紹介されています。

    「ドライブスルー」に続き「ワンストップ」…ウイルスより早く進化する韓国の検査法(ハンギョレ新聞)

    「韓国の新型肺炎対応驚くほど」…検査速度に驚き、市民の努力を称賛(中央日報)

韓国で行われている全数PCR検査は、韓国が自画自賛するほど、素晴らしい対策なのでしょうか。上昌広医師は絶賛していますが、希望者全員にPCR検査を行う事は必要なのでしょうか。

 まず、韓国がこのような全例PCR検査を始めた経緯を見ていきましょう。

韓国は2015年に、中東から帰国した1人の韓国人によって、MERSコロナウイルスが国内に持ち込まれ、その後の対応に失敗し、感染が広がり、最終的に186人が感染し、38人が死亡する、というMERSコロナウイルス騒動がありました。

    国立感染研:IASR 2015年韓国におけるMERSの流行(2015年10月現在)

   *このとき、韓国保健福祉部は当初は感染者のいる病院名は隠し、ラクダの肉を食べるな、などという実効性のない注意ばかり行っていたため、大きな非難を浴びました。

 このとき、MERS流行による社会の混乱を政争の道具とし、朴槿恵政権を声高に批判し、「MERSのスーパースプレッダーは朴槿惠自身だ」と政権打倒に利用し、政権を簒奪したのが、野党共に民主党の代表だった文在寅その人だったのです。

*もちろん、セウォル号、崔順実ゲートなどの事件も重なりました。しかし、文在寅もその後の展開は、タマネギ男登場、今回の新型コロナ騒動と朴槿恵と全く同じ構図になってきています。

 2020119日、1人の中国人から韓国に新型コロナウイルスが持ち込まれました。その後、新型コロナウイルス感染が韓国内で散発し、今度は文在寅が大統領として、新しいコロナウイルス感染症の制圧する責任者として、矢面に立つことになったのです。そして、文在寅のコロナ対策は、歴史的経緯もあり、つねに朴槿恵のMERS対策と比較されることになったのです。

 202025日、文在寅はソウルの保健所を視察し、「今回の新型コロナウイルス感染症は、MERSの時と比較してどうですか。」とソウル市長に尋ねました。
 同じ与党であるソウル市長朴元淳は、「経験と学習の効果があるので、朴政権よりはるかに上手く対応しています。過去とは比較することができないほどです」と答え、朴槿恵政権の対応より素晴らしいと自画自賛しました。

 文在寅政権は新型コロナウイルス感染症制圧に自信を示し、25日には与党院内代表が「コロナとの戦争で勝利を掴んだ。」と発言しました。そして、212日 には、「集団行事を延期したり、キャンセルする必要性はない。防疫措置を十分に並行しながら、集団行事を推進してもよいですよ。」と太鼓判を押したのでした。

 まだ、新型コロナウイルス感染症が完全に収まってもいないのに、213日には、「新型コロナウイルス感染症は間もなく終息するだろう」と事態終息宣言を行ったのでした。(現在では、国民を勇気づけるためだった、と言い訳しています)

 217日 には与党代表が、「WHOが韓国政府にコロナ関連の資料を要請するほど、我々の防疫や医療体制、市民意識は世界的水準だ」と語り、別の与党議員も、「韓国政府の対応が、世界的な模範事例として認められているのだ」と誇らしげに胸を張ったのでした。

 朴槿恵政権とはちがう。我々はうまくやっている、という文在寅政権の「自己満足」は、残念ながらそう長くは続きませんでした。220日を過ぎたころから、新型コロナウイルス感染者数と死亡者数が急増し始めたのです。この危機的事態に直面すると、文在寅政権は世論からの批判を恐れ、朴槿惠政権の幻影を意識しすぎるあまり、今度は韓国の医療キャパシティを遙かに超える無茶苦茶なPCR検査の大盤振るまいを始めたのです。

 17市道の保健環境研究院が行ってきたウイルス感染の検査が、一挙に50以上の民間医療機関へと拡大されました。大韓医師協会は、政府に対して緊急勧告を出し、「全国の隔離病室数は260に過ぎず、患者が急増すれば、感染の大拡散につながる可能性がある」とし、「一部の国公立病院を感染患者のみ診療するコホート隔離病院に指定しよう」と声明しました。

 しかし、文政権は医師会の警告を無視し、「希望者には全てPCR検査を行う」という愚策に猪突猛進したのでした。「我々は朴槿恵とは違う!」と。

 その結果、新型コロナウイルス感染症の感染者(PCR検査陽性者)は1100人を超え、韓国全土の国家指定の陰圧病床の稼動率が100%に迫り、病床不足に陥ってしまったのです。民間病院を合わせても全国の感染者隔離治療用の陰圧病床は1077床しかないのに、患者数が陰圧病床を超過してしまったのです。

 225日の夕方には、清道大南病院で診断された新型コロナウイルス感染症患者が、入院できる病院がなく、一晩中、入院できる病院を捜しまくった結果、やっと226日午前に仁川市の嘉泉大吉病院に搬送されるという事案が起こりました。また、この清道大南病院では、看護師などに大量の院内感染がおこりました。

 手当たり次第行ったPCR検査で陽性に出た軽症患者や疑いのある患者が陰圧病室を占め、いざ重症患者が搬送された際に、適切な治療を受けることが不可能になってしまったのです。死者も大邱市や慶尚北道に集中し、大邱市では感染が判明しても、医療機関で治療を受けられずに自宅待機している感染者が2000人に達しているそうです。

 また、ドライブスルーだろうが、検査は10分でできるでしょう。しかし、検体をとった後のPCR検査が実は大変であり、大切なのです。韓国の検査施設は大量に持ち込まれる検体の山に、大混乱に陥っており、検査結果を得るために長時間かかる事態になっているのです。

 希望者全員に無制限にPCR検査を行った行き着く先は、重症者が入院できずに死んでいく、凄まじい医療崩壊だったのです。

 中央日報は次のように書いています。
【時視各角】今のコロナ対策ではダメだ=韓国 

昔から感染病が広がれば、対策は大きく2つだった。1つ目は封鎖・隔離だ。汚染地域は外部から孤立させて、感染も医療スタッフ以外は誰とも接触できないようにするか、いっそ閉じ込めてしまうやり方だ。
 今回中国政府が取ったのが、強力な封鎖・隔離措置だった。2つ目は感染病の流行を既成事実として受け止めた後、重症者だけを治療するやり方だ。
 症状が概して致命的ではない風邪などに対応するやり方で、日本がこのやり方を選んだようだ。

 韓国はどちらか。我々は中国の凄じい感染状況と混乱に恐れをなしたためか、最初から症状の軽重とは関係なく、とにかく感染者を捜し出して隔離した。
 全体的な病床規模や医療陣状況などを綿密に考慮することもせずに、だ。その結果、格別に症状のない軽症者は、病院の食事を食い減らして、重症者用陰圧病室に横になっている場合が多い。

 当の重症者には病床がなく自家隔離中に死んでいくということだ。世界保健機関では称賛が高いといっても、中国式の封鎖・隔離モデルは韓国では到底使うことはできない。「大邱封鎖」云々するだけでも、与党報道官が追い出されるというところなのに。自家隔離中の感染者や感染が疑われる人が、外に出るため完全に防ぐ方法がない。

 だから今は韓国の状況に合うように、誰彼構わない感染者探しや隔離ではない、新たな方法を探さなければならない。病床不足もそうだが、今のように医者や看護師が多忙を極める状況で、この先どれほど持ちこたえられるというのか。マラソン競争を100メートル短距離走のように走ってはいけない。

 米国と日本では、相当期間の高熱と乾いたせきおよび咽喉痛などがないと、コロナ検査は行わない。これに対して「米国大統領選挙と日本オリンピック(五輪)開催を意識した消極的対応」という陰謀説も出ているが、それぞれ明確な論理がある。
 
「手当たりしだいに軽症コロナ患者まで入院治療すれば医療システムが崩壊して、寸刻を争う急病患者が治療できなくなる」という主張だ。

 実際、韓国社会では毎日のように急病患者があふれている。交通事故だけでも昨年21万件余りが発生して、32万人余りがケガして、3700人余りが亡くなった。
 産業現場でも10万人余りのケガ人が出ているし、このうち2100人余りが犠牲になった。今のように新型コロナだけにオールインしていれば、このようなケガ人はもちろん、心臓まひなど急病患者さえもまともに治療受けられないまま犠牲になってしまう。今からでも大きい絵を見るようにして、新型コロナに対抗することが全社会的な犠牲を減らすことができる正しい道だ。

 手あたり次第、PCR検査をやりまくり、軽症者、無症状者が病院の陰圧病床を占め、本当の重症者が入院できず、自宅で死亡者が続出し、韓国のマスコミからも非難されているのが、今の韓国の惨状なのです。

 これが、上医師や岡田さんが唱えていた、全例PCR検査の愚策の行き着く先です。日本は絶対このような愚策で、医療崩壊させてはなりません。

 しかし、タミフル、HPVワクチン、直近ではダイアモンド・プリンセス事案でみられたように、安倍政権と厚労省は、母と子と医療関係者に甚大な惨禍と不幸をもたらす、馬鹿マスコミの極端な暴走に真正面から対峙する気概を持つことなく、常にそのめちゃくちゃな狂気の暴論に屈服してきた歴史があるのです。

 今回も馬鹿マスコミの暴言に負けて、全例にPCR検査を行うなどと愚劣な決定を行わないよう、母と子を守る医療関係者は全力で狂気の暗黒勢力に反撃し、監視を続けなければなりません。

『韓国の方が検査しっかりしていると思っている人は、韓国が1週間後どうなっているか注視して見てほしい』…1週間後

感染者発見に追いつけない生活治療センター、自宅隔離と並行(朝日新聞と並ぶ、文在寅応援団のハンギョレ新聞の記事)

非常に良く出来た、わかりやすい漫画があるので引用いたします。(ぴんとこなーすより)(左上、右上、左下、右下の順です。案の定、アベガー放射脳に嫌がらせされています。)