今週のお知らせ2014年7~12月


年内の更新は今回が最後になります。今年一年、当クリニックへの変わらぬご信頼、ご来院ありがとうございました。高質医療・子育て支援を高く掲げて、今年も一年間、全力で患者さんとともに歩むことができました。他の診療所へ移っていかれた患者さんもいましたが、新しい多くの患者さんと出会い、クリニックに迎えることができました。

 鈴の木こどもクリニックは存続する限り、子育てに奮闘するお母さま、お父さまの味方です。全力で支え、応援致します。病気のこと、育児のこと、何でもご相談ください。クリニックのさまざまな職種の専門家が患者さんのために全力で対応致します。もちろん、小さな当クリニックの力ではできないこともあると思いますが、患者さんに寄り添って親身になって、共によりよい解決を目指して努力していきたいと思っています。

 2015年も鈴の木こどもクリニックは前進を続けます。休止している病児保育キッズベルを再開すること、品川区の障害児の在宅診療の取り組み(ヒカリベル)を始めること、そして何よりも悩みながら日々の子育てに奮闘されているお母さま、お父さまの応援団として、クリニックのより一層の機能強化と共に、子育て支援施策の拡充を区議会で強く要望してまいります。

 重ねて、今年一年、ご愛顧ありがとうございました。(2014.12.28)


いよいよインフルエンザの本格的な流行期に突入したようです。今後の見通しとしては、12/25(木)の小中学校終業式以降は一時勢いは下火になるものの、年が明けて1月中旬ぐらいから流行が再燃し、2月上旬ぐらいまでだらだらと続くものと思われます。マスクの着用と手洗い、うがいの励行を心がけましょう。
(2014.12.21)


12月の診療予定の12/25(木)の本会議-休診が、12/26(金)となっており、日にちが誤っておりました。HPを修正し、院内掲示も差し替えました。申し訳ございませんでした。患者さんから、お電話でご指摘いただき、誤記がわかりました。熱心にご覧いただいている患者さんの後押しがあるからこそ、このつたないHPもここまで続いているのだと、いつも感謝しております。今後とも、細心の注意を払ってHPを作成していきますので、よろしくお願い申し上げます。
(2014.12.21)


インフルエンザの流行に伴い、ワクチン接種が再び増えてきました。また、冬のかぜが大流行りで、外来は大混雑です。そのため医師が1人で診療する時も、2つの診察室を使って、患者さんを拝見させていただいております。しかし、それでも長時間お待たせする時間帯、曜日がどうしてもでてきます。申し訳ございません。できるだけ、気持よくお待ちいただけるよう、心を砕いておりますが、ご容赦のほど、お願い致します。(2014.12.14)


本格的なインフルエンザの流行期に入りました。マスクの着用と手洗い、うがいの励行を心がけましょう。ワクチン接種は今の流行には間に合いませんが、年明けのインフルエンザには効果が期待できるので、今後の接種もお勧めいたします。学校、園での流行情報に気を配りましょう。
(2014.12.7)


インフルエンザワクチン接種は先週がピークでした。かかりつけの患者さんには、大変お待たせして、申し訳ございませんでした。今週以降、インフルエンザワクチン接種希望者は減少していくものと思われますが、すでにインフルエンザAの流行が始まっています。

 患者さんには、マスクの着用と手洗い、うがいの励行、クリニック内の待合エリアではなるべく他の患者さんから距離を取って、お待ちください。当クリニックでもスタッフはインフルエンザの流行が終わるまで、マスクを着用させていただきます。可愛いかかりつけのお子さまに、笑顔で接することができないことが、とても残念ですが、よろしくご理解のほどお願い申しあげます。(2014.11.30)


11月23日(日)は、荏原医師会休日診療所に出動しました。小児科は28名と落ち着いた外来でしたが、5名がA型インフルエンザ陽性でした。2名は他区の中学校に通学、3名は区内の同じ幼稚園児でした。今年のインフルエンザは、立ち上がりが早いかもしれません。ワクチン接種を急ぎましょう。
(2014.11.23)


インフルエンザ不活化ワクチン、フルミストとも、接種のピークになっています。時間帯によっては、長時間お待たせして申し訳ございません。

 病気もせずに元気に過ごしていて、インフルエンザワクチンの接種に、ひさしぶりにクリニックに来院されるお子さまも少なくありません。病気ばかりしていて、病院に日参していたお子さまが、元気でたくましくなって、久しぶりにお会いする時ほど、小児科医冥利に尽きることはありません。

 当クリニックも開院して、16年になりました。ちょうど病院ができた時に生まれて、ずっと当クリニックにかかられている、かかりつけのお子さまも高校生になりました。今は成育医療といって、小児科は一生患者さんと寄り添って歩んでいく時代になりました。

 鈴の木こどもクリニックも急速に変わっていく時代の常に先頭に立ちながら、開院以来の患者さんとともに歩むという原点を固く守り、患者さんに寄り添いながら、今後も進んでいきたいと思っています。
(2014.11.16)


11月4日(火)から、品川区会決算特別委員会が始まっています。この決算特別委員会は、平成25年度の予算の執行状況を議会の場で審議する、重要な会議です。

 議員の側もいろいろ準備して、品川区民のために様々な質問、要望を行います。これに対し、区側も各事業部の課長(場合によっては、部長や区長も)が、議員の質問に答え、品川区民のために両者で真剣勝負を行うものです。

 いつも感じるのですが、議員はみな必死に質問します。それに対する、区側の課長は、真剣に全力で応えようとする人(多分、次代の品川区の行政の中枢を担う人材になる人)、やや空回りだが、熱意を持って応えようとする人(情熱が素晴らしい。たぶん、部下に慕われている)、型どおりの答えしかしない人(典型的なお役人。区民にも部下にも家族にも、こんな感じで常に壁を作って接しているのでしょうか)、不勉強を、虚勢を張ってごまかそうとする人(最悪)、など、さまざまな個性が出ていて、いろいろな意味で非常に勉強になります。

 鈴木医師は何日か休診しますが、野村先生、宮前先生、木村先生が外来を行っていますので、クリニックの診療には支障はありませんので、安心してご来院ください。

 決算特別委員会については、終了後にまとめて、ご報告いたします。
(2014.11.10)


11月8日(土)、9日(日)、三重県四日市市で開催された第51回日本小児アレルギー学会に参加しました(右写真)。食物アレルギーのセッション、スギ花粉症の新治療について、新しい知見を学びました。

 スギ花粉症の舌下免疫療法講習会も受講しました。この講習をまず受けて、次に試験に合格しないと、シダトレンの処方医に登録されないのです。(ちなみに野村先生はすでに試験にも合格して、シダトレンの処方が可能です。)
 
 今回学んだ最新のアレルギーの知識を、今後の診療に生かしていきたいと思います。
(2014.11.9)


先々週から2週間、東京福祉大の心理学部学生の臨床看護実習を行いました。患者さんには、ご協力ありがとうございました。学生は養護教諭を目指しているそうですが、立派な保健の先生になれるよう、当クリニックでも指導と援助を行いました。今後とも、さまざまな医学生、看護学生などの実習を予定していますので、ご協力、ご理解よろしくお願い申し上げます。
(2014.11.2)


お待たせしました。フルミストは来週11月6日(木)~12日(水)の間に入荷されることになりました。当クリニックに到着すれば、予約された患者さんにはただちにご連絡いたします。大変お待たせして、申し訳ありませんでした。(2014.11.2)


10月23日(木)、区議会第3回定例会で医療・子育てについて、一般質問を行いました。①予防接種と母子感染について、②小学校の食物アレルギー対応と色覚検査について、③病児保育と病気のケアの実習について、の3項目を区の担当者に質しました。詳しくはこちらをお読みください。今回の質疑応答が、少しでも品川の医療・子育ての施策に役立つことを願っています。
(2014.10.26)


10月21日(火)、区役所第3庁舎で「平成26年度品川区医療安全講習会」が開かれ、参加しました。この講習会は、保健所、医師会、歯科医師会が主催し、医療における安全管理のために、診療所、歯科診療所の医師などを対象に行う研修会です。今回は、「医療訴訟における法的視点について」という題目で、医療訴訟に詳しい弁護士の方が講演しました。法的な裏付けをしっかりと踏まえた医療の展開を当クリニックでも追求してまいります。(2014.10.26)


10月23日(木)、区議会第3回定例会で、無所属議員として一般質問を行います。品川区の地域医療と子育て支援に少しでも役に立つ質問を行うために、現在鋭意準備中です。ご期待ください。(2014.10.19)


今週は昭和大医学部5年生の臨床実習を行います。診療に影響はありませんので、ご協力をよろしくお願いいたします。少しでも小児医療に興味をもち、患者さんに寄り添う医療とはどのようなものなのか、当クリニックでの実習がそれを考える一つのきっかけになるよう、指導をしてまいります。(2014.10.12)


10月2日(木)から、インフルエンザワクチンの接種を始めました。また、インフルエンザ経鼻ワクチン「フルミスト」は予約枠がいっぱいになったので、受付を終了いたしました。(2014.10.5)

運動会のシーズンになって、咳と鼻のひどいかぜが流行っています。うがい、手洗いを心がけ、万全の体調で運動会にのぞみたいですね。
(2014.10.5)

インフルエンザ不活化ワクチンの接種も、10月2日(木)から始まります。今年もインターネットのWeb予約で行います。昨年とシステムが少し異なりますので、ご注意の上、予約をお願いいたします。今ならまだ、希望日に予約を取ることはスムーズだと思いますので、早めの予約をお勧めいたします。電話予約で他のワクチンを予約し、同じ日にWebでインフルエンザワクチンの予約をお取りになれば、同時接種も可能です。(2014.9.28)


インフルエンザ生ワクチンフルミストについては、現在入荷が大幅に遅れており、10月下旬ぐらいになりそうだと輸入会社から連絡がありました。ほぼフルミストの予約の枠は埋ってきましたが、ご予約いただいた患者さんには、フルミストが搬入され次第、ご連絡をいたしますので、もうしばらくお待ちください。(2014.9.28)


9月20日(土)は東京都市ヶ谷で開かれた、東京保険医協会の「予防接種講習会」にスタッフとともに参加しました。

 「インフルエンザ・予防接種などに関する最近のトピックス」「子宮頚がんワクチン接種後にみられた疼痛等と積極的勧奨中止の経緯」を国立感染症研究所感染症情報センターのセンター長だった岡部信彦先生(現川崎市健康安全研究所長)が、「難治性痛みを有する患者の分析と対応」を厚労省対策研究事業痛みセンター連絡協議会代表の牛田亨宏愛知医大教授が講演されました。

 岡部先生からはデング熱についてのお話しもありました。痛みについては、外来小児科学会でも同じ趣旨の講演を聴きましたが、痛みをおこさないように接種前から配慮しなければならないことは何か、さらに当クリニックでも検討を深めてまいります。(2014.9.21)


9月10日(水)東京都丸の内で開かれた、第9回東京ワクチンミーティングに参加しました。定期接種が間近になった水痘ワクチンと、新たに承認された髄膜炎菌ワクチン・メナクトラについての解説がありました。

 当クリニックのホームページでも、水痘ワクチンについての詳細な説明を掲載しています。水痘ワクチン2回接種がまだのお子さまの保護者の方は、一度目を通しておかれるとよいと思います。
(2014.9.14)


9月2日(火)から9月4日(木)まで、区議会厚生委員会の行政視察のため、北海道旭川市、札幌市、千歳市を訪れました。クリニックはお休みさせていただき、ありがとうございました。障害者の授産施設、介護施設などを見学してきました。行政視察についての報告は、区議会議員ブログの方をご覧ください。(2014.9.7)


8月30日(土)、8月31日(日)は大阪市で行われた、外来小児科学会に参加しました(右写真)。ワクチンについてはHPVワクチンの現況やフルミストの演題、アレルギーについては食物アレルギー診療の最新情報、負荷試験関連などの講演を聴いてきました。

 今回、学会で学んだことを患者さんにできるだけ還元するように、診療に取り入れて行きたいと考えています。院内掲示等で、クリニックのご案内を時々ご確認いただけるとよいと思います。
(2014.8.31)


10月1日(水)から、水痘ワクチンがいよいよ定期接種になります。流行の病気でもご報告しているように、品川区では現在も水痘の流行が続いています。集団生活を行っているお子さまは、定期接種を待たずに接種を行うこともお考えになってもよいと思います。

 保育園などに通っていない、あまり水痘に感染する機会のないお子さまは10月まで接種をお待ちになってもよいと思います。
(2014.8.24)


今週の土曜日は、鈴木医師は大阪市で開催される外来小児科学会に参加するため、クリニックは臨時休診といたします。かかりつけの患者さんには、大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
(2014.8.24)


お盆を休診させていただき、ありがとうございました。今後の診療の展開に向けて、さまざまな準備を行いました。今後、少しずつ具体化させていきますので、ご期待ください。
(2014.8.17)


台風上陸という悪天候の中、「第17回母と子どもの講演会」に少なからぬ、かかりつけの患者さんにご参加いただき、感激しております。講演をお聴きになって、フルミストをご検討の保護者の方は、鈴木医師までご相談ください(講演会参加者は優先的に予約を受け付けます)。(2014.8.10)


いよいよ今週土曜日に、「第17回鈴の木こどもクリニック-母と子どもの講演会」を、荏原保健センターで行います。午後3時から、始めます。

 今回は、4月から品川区で接種助成が始まった「B型肝炎ワクチン」について、B型肝炎ワクチンの第一人者である、済生会横浜市東部病院小児肝臓消化器科部長、乾あやの先生に特別講演を行っていただきます。

 乾先生は、現在日本全国でB型肝炎ワクチンのご講演を主に医師向けで行っている(品川区でも、2回医師向けの講演をなさいました)大変お忙しい先生ですが、 品川区が接種助成が始めたことを受けて、 特別に一般の品川区民向けの講演をお引き受けいただいたものです。B型肝炎ワクチンについての乾先生の、内容豊かなすばらしいご講演を、ぜひお聴きにいらしてください。

 また、当クリニックが今秋から行うインフルエンザ経鼻生ワクチン=フルミストについて、10人接種すれば8人がインフルエンザにかからないという、その驚異のワクチンのご紹介をクリニック長鈴木医師が行います。 さらに当クリニックが現在行っている、食物アレルギー負荷試験の実際の様子を、当クリニック管理栄養士が報告いたします。

 盛りだくさんの内容で、きっとご満足いただけると思います。当クリニックスタッフによる、恒例のパフォーマンス(鈴の音=すずのね楽団)も行います。お子さま連れで土曜日は、ぜひ荏原保健センターにいらしてください。スタッフ一同、心よりお待ちしています。
(2014.8.4)


猛暑が続いています。今シーズンも暑いさなか、来院されるお母さま、お父さまのために、冷たい麦茶サービスを始めました(お子さまの飲み物は、各自ご用意ください)。 冷たい麦茶でのどをうるおして、一息ついてお待ちになってくださいね。 (2014.8.4)


東京新宿で開かれた、東京保険医協会ワクチン関連セミナー「医療従事者に知ってほしい母子感染症」に、当クリニックスタッフと参加しました。

 まず、トーチの会の代表の方が、「当事者の視点で考える母子感染症の予防啓発の必要性について」というお話をされました。トーチの会は、妊婦が感染すると胎児に異常が起きる、トキソプラズマやサイトメガロウイルスなどという病原体(これらを総称して、TORCH=トーチと呼びます)による感染症について、一般の人によく知ってもらおうと啓発活動を行っている団体だそうです。代表の方はご自身の体験も踏まえて、トキソプラズマやサイトメガロウィルス感染症について、くわしくお話しされました。

 その後、墨田区保健予防課の松本加代課長が、「先天性風疹症候群の早期発見と予防対策」というタイトルで、先天性風疹症候群に対する墨田区の精力的な取り組み(墨田区モデルというのだそうです)について、講演されました。松本課長は、まだ風疹に対する警戒を緩めるわけにはいかないとお話しされましたが、講演をお聞きして、品川区でも今一度、風疹に対する取り組みを強化しなければならないと決意しました。
(2014.7.28)


7月21日(月)は、荏原医師会の休日診療に出動しました。小児科患者だけで54人と、インフルエンザ流行時並みの忙しい外来でした。ただ、ほとんどの患者さんは高熱のみの症状で、ヘルパンギ-ナと溶連菌感染症が少数、手足口病の患者さんはいませんでした。
(2014.7.21)


7月16日(水)、飯田橋のホテルメトロポリタンエドモンドで行われた、「小児喘息・アレルギーセミナー2014 免疫療法update」に参加しました。 「食物アレルギーに対する経口免疫療法」、「アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法」、「小児の気道アレルギーと免疫療法」の講演がありました。

 むかし、減感作療法といって、小学生に毎週スギエキスの皮下注射を行っていたころを、懐かしく思い出してしまいました。免疫療法が進歩して、 食物アレルギーの患者さんが早く安全に食事を取れる日が来ることを願いながら、講演を聴きました。
(2014.7.20)


「第17回鈴の木こどもクリニック-母と子どもの講演会」を、8月9日(土)午後3時から、荏原保健センターで行います。今回の演題は、4月から品川区で接種助成が始まったB型肝炎ワクチンについて、当クリニックで今秋から行うインフルエンザ経鼻生ワクチン=フルミストについて、当クリニックが現在行っている食物アレルギー負荷試験のご紹介など、盛り沢山の内容で、きっとご満足いただけると思います。

 お子さま連れも歓迎します。ご夫婦、お友達同士、お誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。鈴の木こどもクリニックスタッフによる、楽しいパフォーマンスも行います。
(2014.7.13)


2000年から14年間、東邦大学大森医療センター皮膚科医局員によって行われてきた、火曜午後の小児皮膚科外来を本年6月いっぱいで終了致しました。かかりつけの患者さんには、長い間、ご愛顧ありがとうございました。

 当クリニックが小児皮膚科専門外来を始めた最大の動機は、2000年当時吹き荒れていた「ステロイド・バッシング」の嵐、すなわち”ステロイドは悪魔の薬”、”ステロイドを使うのは、悪魔の医者”という、何とも馬鹿馬鹿しい、捏造マスコミ、いんちきプロ市民による非科学的、レッテル貼りのどす黒い狂乱のバッシング攻撃に敢然と対峙し、当クリニックを受診されているアトピー性皮膚炎の患者さんに、正しい標準的治療を受け、一時も早く、快適な生活を送っていただくことを強く願ったためでした。

 そのために、東邦大学病院で正統的な皮膚科研修を受けた、皮膚科専門医に子どもに特化した「小児皮膚科専門外来」を担当していただいてきたのです。

 しかし、さしもの「ステロイド・バッシング」の嵐も、金沢大学竹原和彦皮膚科教授などの活動的な皮膚科専門医の精力的な啓発活動によって、徐々に勢いを失い、現在この馬鹿げたステロイド忌避はほぼ鎮静化された状況になりました。(残念なことに、今なおステロイドに脅える人がたまに来院されますが…)

 また近年、当クリニック近傍にも皮膚科専門医が開設する皮膚科クリニックが増えてきています。したがって、当クリニックが行ってきた小児皮膚科外来は、その歴史的使命は終えたと判断いたしました。

 7月以降火曜日午後は、鈴木医師と宮前医師の小児科2診体制で診療を行います。火曜午後は鈴木医師も外来診療を行いますので、鈴木医師をご希望の方もご来院いただけます。

 また、皮膚科専門診療の継続を希望される患者さんは、江野澤医師が東京高輪病院で診療を行っておりますので、クリニック受付にお申し出いただければ、紹介状をお渡しいたします。ただし、紹介状を作成する必要上、一度鈴木医師の外来を受診されるよう、お願いいたします。
(2014.7.6)


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