今週のお知らせ2021年



今シーズンは昨シーズンに引き続いて、インフルエンザは流行しないのではないかと考えられてきました。その理由は、オーストラリアや南アフリカなどの南半球諸国で、今年の夏季もインフルエンザの流行がみられなかったからです。

 例年、南半球で夏場(南半球では冬季)にインフルエンザが流行り、そのインフルエンザウイルスが北半球に持ち込まれて、冬場にインフルエンザが流行するのが、通例でした。

 しかし、ここの所、北半球でのインフルエンザ流行のニュースが、ぼちぼち散見されるようになりました(例えば、倉原医師の記事)。ニューヨークやクロアチアでは、例年並みのインフル流行になっているようです。もしもインフルエンザの流行が我が国でも始まれば、今夏の RSウイルス感染症の大流行のように、免疫を持たない人が多いため、感染が爆発する可能性があります。

 特に新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いたときが、他のウイルスが勢力を伸ばす絶好のタイミングのため、デルタ波の流行が収まった今の日本は、逆にインフルエンザ流行のリスクは高まっていると考えらえます。

 今からでもインフルエンザワクチン接種を受けることを、当クリニックは患者さんに強くお勧めします。今シーズンはコロナワクチン接種と重なり(2週間空けるというルールが未だに生きているため)、しかもインフルエンザワクチンの供給量が少なく、インフルエンザワクチン未接種の人も多く取り残されてるのではないかと推定されます。ところが毎度のことですが、今頃になって、インフルエンザワクチンが潤沢に供給されるようになりました。そのため、希望者には全員インフルエンザワクチンを接種することが可能になったのです。

 インフルエンザワクチンをまだ受けていない方は、この機会にぜひ接種をお考えになってください。小児科学会も感染症学会もインフルエンザワクチン接種を強く推奨しています。(当クリニックのインフルエンザワクチン接種のご案内
(2021.12.12)


2021年12月10日(金)、品川区議会議会報告会の活動の一環として、「学校地域コーディネーター」の方との意見交換会が開かれ、委員として参加しました。品川区のめざしている「地域とともにある学校」、コミュニティ・スクールには、校区教育協働委員会と学校支援地域本部が設置されています。学校地域コーディネーターは、この二つの組織に関わり、学校と地域のパイプ役と位置づけられている重要な存在です。

 しかし、その役割、立ち位置が今ひとつはっきりせず、PTA活動とのちがいも学校内か学校外まで活動を広げるか、という説明はされているものの実際の活動はどうなのか、実際に活動されている方からぜひお話を伺いたいと思っていました。

 当日は3グループに分かれ、意見交換会が行われました。当クリニックは第3グループの進行役を務めました。豊葉の杜学園、四日野小の学校地域コーディネーターの方から、いろいろとお話を伺いました。

 お話を伺って、学校地域コーディネーターの方もいろいろと模索し、ご苦労しながら、活動を担われていることがわかりました。

 品川区の子ども達が豊かな未来に向かって、健やかに成長していくためには何が必要なのか。気になるのは、最近、小児神経科、小児精神科への紹介状を書く機会が増えてきていることです。

 当クリニックもこどもの教育こそ、コロナ後の重要な課題として、全力で取り組んでいかなければならない切実な問題だと認識を新たにしました。
(2021.12.12)


信じられない、ニュースが飛び込んできました。(千葉日報HP12月7日配信より)

 いすみ医療センター(いすみ市)で 新型コロナウイルス対策のアドバイザーだった男性医師(72)が、自宅療養のコロナ患者約90人に抗ウイルス薬「アビガン」を処方していたことが6日、分かった。厚労省は自宅療養者への処方は認めておらず国の指針から逸脱している可能性があるが、医療関係者は「かかりつけ医が患者を診るなどしており、自宅治療として理にかなったやり方だった」とする。現時点で健康被害は確認されていないという。

 アビガンはコロナ治療薬として承認されていないが、入院患者らへの臨床試験(治験)で投与されている。厚労省はアビガンの使用について「医師の管理下で、確実な服薬管理・残薬管理ができること」とし「自宅療養および療養施設での投薬はできない」としている。

 関係者によると、男性医師がアビガンを処方したのは今年8月14日ごろから9月10日ごろまでの約1カ月間。同市でコロナ感染者が急増した時期で、地域の行政機関や医療関係者によるコロナ対策会議で自宅で過ごす患者へのアビガン処方が決まった。医療センターの伴俊明病院長は「市内に患者があふれていた。(処方は)一時的なものだった」と話す。
男性医師は入院患者へアビガンを投与してウイルス量が減ったことを確認。効果があったとして、重症化予防のため軽症患者へ処方したとみられる。

 男性医師は取材に「当時は医療逼迫(ひっぱく)状態で、通常は入院できるはずの患者が自宅療養になり、何もしないわけにはいかなかった。厚労省に事前に相談しておらず、反省している」と述べた。対策会議に参加していた保健所長は「男性医師やかかりつけ医が患者の自宅を訪問していた。保健所も1日1回は電話で容体を確認しており、患者をほったらかしにしていない」と、患者の自宅で治療をしていたとの認識を示す。

 病院管理者の太田洋市長は「アビガンがどのようなものかは分からず、治療は医師に任せていた」と話した。県医療整備課は11月25日に国から情報提供を受けて医療センターに事実確認を行い、「国と連携して対応していく」。

 当クリニックHPで再三明らかにしてきたように、アビガンは新型コロナ感染症の治療に有効だったという報告もあり、海外ですでに使用されている抗ウイルス剤です。少なくとも有効、無効の報告が交差する、レムデシビルとは同程度には有用と考えられます。

 適切な投与を行えば、安全な薬剤であり、すでに1万5千人以上の臨床使用が行われて、問題はなかったではないですか。自宅療養中の新型コロナ感染症患者に投与するのに、副作用の点からは全く問題は無いと考えます。少なくとも高頻度に発熱し、アナフィラキシーを頻発するロナプリーブなどより、在宅での使用はよっぽど安全に行えるはずです。

 そもそも、厚労省のペーパー医者役人に飼い慣らされた番犬=マスコミ族記者どもは、追求の矛先が違うのでは。

 感染爆発し、医療が逼迫し、入院できず、多くの患者さんが亡くなっているのでしょ。無策で放置され、苦しんでいる患者さんを救うのにある程度の有効性が期待できるアビガンやイベルメクチンを緊急避難的に投与して、何が問題なのでしょうか。

 この状態を作り出し、放置していた厚労省役人こそを問題にするのではなく、無能無責任な役人の代弁を買って出るという、無様で醜悪な自分の姿に、彼らは恥ずかしくないのでしょうか。役人に飼い慣らされ、尻尾をふって、患者のために苦闘する現場の医師や保健所に噛みついて、なんともご立派な「ジャーナリスト」ですね。

 →厚労省はアビガンの使用について「医師の管理下で、確実な服薬管理・残薬管理ができること」とし「自宅療養および療養施設での投薬はできない」。

 朝令暮改のめちゃくちゃな通達を乱発する、厚労省のペーパー医者役人のやりたい放題、めちゃくちゃな厚生行政に、臨床現場は振り回され続け、本当に疲弊しきっています。(現在のコロナワクチン3回目の混乱もそうです)。何が自宅療養では投薬はできないだ。

 ロナプリーブも自宅療養では投与できない、などと通達を出していたのに、在宅患者の死亡が報告され始めると、舌の根も乾かないうちに、大慌てで自宅での投与を認めるからどんどん行え、という錯乱ぶりです(アビガンやイベルメクチンはだめ。あくまでも厚労省のお気に入りの業者さんの薬限定ですが)。しかし、アビガンやイベルメクチンのような経口薬とちがって、抗体カクテル療法は点滴静注です。高率に発熱やアナフィラキシーを起します。それでも全てを現場に押しつけ、トラブるなよ!とばかりに、自分たちは机に足を乗せて、涼しい顔をしてふんぞり返っているだけです。

 そもそもアビガンが昨年12月に薬事変更承認申請が出されたときに、手先の格下部会長に命令して、強制的に審議を封殺し、承認を先送りにしたのは誰だったのでしょうか。

 以下は2020年12月21日に開かれた「薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会議事録」です。(厚労省HPより)

 それでは、まず最初に、先ほど御質問いただいた山本先生、今の機構からの回答でよろしいでしょうか。
○山本委員 まず1つ目なのですが、確認させていただきたいことがあります。○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○という認識でよろしいですか。
○医薬品医療機器総合機構 御質問いただきありがとうございます。
御理解のとおり、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ということで考えております。
○山本委員 分かりました。
2つ目は了解しました。3つ目なのですけれども、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○という認識でいいですか。
○医薬品医療機器総合機構 今御質問いただいた件ですけれども、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○という状況でございます。
○島田委員 島田ですけれども、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
清田部会長 部会長の清田です。
承認を前提としたディスカッションではありません。これをまず申し上げておきますので、御理解ください。
(←この方が部会長で、厚労省の役人の意を汲んで、アビガンについてはまともな議論をせずに、継続審議に強引に持ち込むという、期待された役割を立派に果たされた、慈恵医大泌尿器科教授です。)
○島田委員 だから、今のような質問よりも、やはりそこの一番最初の本質的なディスカッションをまずしたところで、皆さんがいいとおっしゃるのだったら、そこから入ったらどうでしょうか。
○清田部会長 ありがとうございます。
ですから、山本先生の○○○○○○○○御質問は控えさせていただいて、それで話を進めたいと思います。よろしくお願いいたします。

ほかに御質問のある方はまず承りたいのですが、いかがでしょうか。
どうぞ。
○半田委員 半田です。
私の質問は、○○○○○についてです。○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○島田委員 ○○○です。
○半田委員 それから、○○○○○○○○が申請書には含まれていません。○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
質問が長くなりました。すみません。
○医薬品医療機器総合機構 御質問ありがとうございます。
機構の審査としては、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○と考えているところでございます。
○医薬品医療機器総合機構 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○という判断をしております。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○という報告になっております。
以上でございます。
○清田部会長 半田先生、いかがでしょうか。
○半田委員 ありがとうございます。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
以上です。
○清田部会長 ありがとうございます。
○島田委員 島田ですけれども、今の意見についてよろしいですか。
○清田部会長 島田先生、どうぞ。
○島田委員 今の半田先生の御意見に同意いたします。○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
以上です。
○清田部会長 ありがとうございます。
それでは、亀田先生、御意見があるようですので承りたいと思います。
○亀田委員 御指名ありがとうございます。
島田先生、半田先生がおっしゃっているとおりだと思っております。○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
以上です。
○清田部会長 ありがとうございます。
ほかに先生方で御意見はございますでしょうか。
どうぞ。
○宮川委員 日本医師会の宮川です。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○医薬品医療機器総合機構 御質問ありがとうございます。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
この点につきましては、専門協議のほうでも機構の見解については特に異論はございませんでした。
○宮川委員 ありがとうございました。
そういう意味では、○○○○○○○○○○○と考えてよろしいのですよね。
○医薬品医療機器総合機構 ○○○○○○○○○○○ということになるかと思います。
○宮川委員 明確になりました。ありがとうございました。
○清田部会長 ほかに御質問、御意見はございますでしょうか。
どうぞ。
○中野委員 川崎医大の中野です。
ちょっと質問をさせてください。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○医薬品医療機器総合機構 御質問ありがとうございます。
確認させていただきたいのですけれども、御意見の趣旨としては、○○○○○○○○○ことに限った話でよろしいでしょうか。
○中野委員 はい。○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○医薬品医療機器総合機構 ありがとうございます。回答させていただきます。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○中野委員 ありがとうございます。理解できました。
○清田部会長 ほかに御質問、御意見はございますでしょうか。
どうぞ。
○山口委員 東北大の山口でございます。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○医薬品医療機器総合機構 御質問ありがとうございます。
その点については、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○山口委員 ということは、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○という理解でよろしいわけですよね。
○医薬品医療機器総合機構 おっしゃるとおりでございます。○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○山口委員 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
以上になります。
○清田部会長 ありがとうございました。
それでは、菊池先生から御意見があるようです。菊池先生、お願いいたします。
○菊池委員 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○医薬品医療機器総合機構 御質問ありがとうございます。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○菊池委員 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○医薬品医療機器総合機構 おっしゃるとおり、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○、御意見のとおりかと理解しております。
○清田部会長 菊池先生、御意見ありがとうございました。これはこちらで御意見をお預かりしておきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ほかに御意見、御質問はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
したがいまして、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○、本部会で再度審議したいと思っておりますが、これでよろしいでしょうか。
大曲先生、どうぞ。
大曲委員 大曲です。(←この先生はレムデシビル友の会の大幹部で、アビガンを蹴落とし、レムデシビルを標準薬にするために多大の功績を上げられた方です。)
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
以上です。
○清田部会長 ありがとうございました。
どうぞ。
○宗林委員 宗林ですけれども、1点だけお聞きしてよろしいでしょうか。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○医薬品医療機器総合機構 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○を踏まえて議論させていただくことになるかと思います。
○宗林委員 分かりました。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○医薬品医療機器総合機構 ありがとうございます。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○宗林委員 分かりました。ありがとうございました。
清田部会長 ありがとうございました。
それでは、もう一回申し上げますけれども、本部会では再度審議するということ、継続審議ということでよろしいでしょうか。

 驚くべきことにアビガンの審議だけ、全ての委員の意見は伏せ字になっています。また、清田部会長はいっさい審議を深めようともせず、継続審議にするの一点張りで押し切っています。アビガンは厚労省役人がマスコミお太鼓族記者に言わせているように、審査をして有効性が認められなかったのではなく、そもそも審議すら、してもらえなかったのです。

 それなのに、入院できない患者が溢れ、ばたばたと自宅で亡くなっている状況下で、有効性が期待できる薬剤を医師が保健所や患者と相談して投与しても、厚労省の役人のお許しを得なかったからとんでもない犯罪だ、もうアビガンを使わせないぞと、お太鼓族記者を嗾け、大騒ぎさせているのです。

 手下のマスコミお太鼓族記者を使って、自分たちには絶対責任が及ばないよう、あるときは安部首相、あるときは医師会や開業医へと巧みにマスコミの攻撃の矛先を誘導し、省益のみしか頭にない、これっぽっちも患者や国民のことなど考えていない厚労官僚とそのお太鼓持ちの癒着族記者の存在-本当にこれで日本の医療行政は大丈夫なのでしょうか、暗澹なる思いです。
(2021.12.12)

 *さすがに、厚労省の無策の方が悪いという当然の指摘が多かったせいか、厚労省の役人は今度はアビガン使用者に小児が数人混じっていたと病院幹部を脅迫、発表されて、やっきになって、処方医師を犯罪者にしたてようとしています。

 もちろん、きちんと報告すべきだったのに報告が無かったことは医師の瑕疵と考えますが、医療崩壊の状況下でも
厚労省の役人の言いなりに、薬を出さず患者を見殺しにする医師がよい医師だと、厚労省とその番犬のマスコミお太鼓族記者どもが考えていることだけはよく理解できました。(2021.12.12)


恒例のXマスの院内飾り付けをスタッフで行いました。2年に及ぶコロナ禍も収束に向かっており、2022年はコロナではなく、小児科クリニックの本来の仕事である、高質医療・子育て支援の活動を本格的に再開できるよう、準備を続けています。(2021.12.5)

 


11月26日(金)、品川区医師会、荏原医師会、品川区保健所共催の「新型コロナウイルス感染症講演会/年末年始診療体制構築会議」が品川区役所第三庁舎講堂とオンライン併用で開催されたので、参加しました。

 当日は区議会本会議もあったため、直接講演会会場に行き、視聴しました。会場に足を運んだ参加者はごく少数で、ほとんどの方がweb参加だったようです。

 第一部は、NTT東日本関東病院感染症内科櫻井隆之部長による「今冬における新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ、どう診るか」という講演でした。現在までの新型コロナウイルス感染症の経過をわかりやすく概括されました。

 第二部は、まず、鷹箸保健予防課長による、品川区の新型コロナウイルス対策の報告があり、続いて昭和大学病院、東京品川病院、NTT東日本関東病院など品川区の主要な病院の代表、品川区医師会役員、荏原医師会役員、品川区保健所長、保健予防課長などによるWEB会議が行われました。

 第二部は、各病院のコロナ対応の責任者が登壇、発言し、各病院の品川区の感染症対策における占める位置と各病院の特色がよくわかる内容でした。

 デルタ株は我が国では収束しましたが、今の状態が2年に及ぶCOVID-19流行の中休みに過ぎないのか、すでにコロナの流行が終わりかけているのか、まだはっきりした見通しは立ちませんが、「オミクロン!オミクロン!」といたずらに大声で不安を煽ることなく、しっかりとした責任ある対応をしていきたいと強く思いました。
(2021.11.29)


新型コロナウイルス感染症の流行は、日本のマスコミ、特にワイドショウや左翼新聞論調がいかにいい加減で信用できないかを多くの日本人に実感させるという、副次的効果をもたらしたようです。

 今回の衆院議員選での立憲民主党の比例区での退潮も、左翼マスコミ、週刊誌と一緒になって、ただただ低次元の自民党への悪口雑言を吐きまくる、しかも同じことをした自分の身内には死の沈黙を決め込むという、この集団のあまりの卑劣さ、ゲスぶりに多くの国民が呆れはて、嫌気をさした結果と思われます。

 HPVワクチン勧奨停止もまた、この左翼マスコミと反ワクチンカルトの洪水のような煽動に厚労省の役人の職務怠慢が重なり、多くの若い女性が犠牲になった、我々小児科医にとって痛恨の黒歴史となりました。現在の状況を正確に述べている記事を紹介します。(日本の子宮頸がんワクチン接種を激減させた大手新聞の「無責任」

 この記事の中でも佐々木氏が述べていますが、東京新聞の原田燎という人物の書いた、「子宮頸がんワクチン、8年ぶりに積極勧奨再開 自民の一部「性の乱れ」と抵抗、コロナ追い風に」はいくらあの捏造アカ新聞の「東京新聞」の記事とはいえ、あまりにもデタラメで不正確なため、当時を知るものとして一言反論します。

 まず、HPVワクチンを医学ではなく政治的破壊活動のネタとして、HPVワクチンを推奨する医師、政治家にアポ無しに抗議と称して直接大勢で押しかけたり、脅迫メールを大量に送りつけて、医療の現場をパンクさせたのは、自民党ではありません。厚労省の役人にあらゆる手段を使って圧力を加えたのも、自民党ではありません。自民党の一部の保守議員にたしかに反対派もいましたが、多くの自民党の議員は推進派でした。

 原田サンは忘れたふりをしているのかもしれませんが、反対派の中心は東京新聞のお仲間の生活者ネットや社民党、民主党左翼などの左翼政治勢力と、朝日新聞、毎日新聞などの左翼新聞とその活動家社員でしたよね。

 また、この雑文「記事」からはHPVワクチンが子宮頸がんの発症予防にいかに有効であるか、そのメリットについては全く言及がありません(論文の紹介のみ)。ただただ、ワクチンに対する不安を煽り、決して推奨することなく、お題目の「よく説明を」しか述べない、反ワクチンの視点しか読み取ることはできません。

 「自民党が反対」と大きな活字で書いているのに、肝心の自民党に取材はしたのでしょうか。したというのなら、何故反対した自民党(の一部議員)の言い分を載せないのでしょうか。そもそも、激しい反対運動をした(今もしている)生活者ネットや社民党の名前が全く出てこないのは何故なのかな。

 そこまできちんと客観的に正確に書かないと、なんとかHPVワクチンにケチをつけたいけれど、圧倒的な医学的ファクトの前に手も足も出ず、追い詰められて駄文を書き殴っている、HPVワクチン反対派のぐちとしか、思われませんよ。(2021.11.17)


うやく、棚晒しになっていた、HPVワクチンの積極的勧奨が再開されることになるようです。2021年11月12日、厚生労働省の「副反応検討部会」と「薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」が合同で開催され、「積極的な勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当である」として、2013年6月から差し控えられていたHPVワクチンの積極的勧奨を再開することを了承しました。(報道はこちら

 世界中で日本だけがHPVワクチン接種を事実上行わず、日本の若い女性だけが免疫を付与されることなく、子宮頸がんで年間3000人もの人が亡くなっていた、何ともやるせない、異常な状況がようやく解消に向けて動き出そうとしています。

 積極的勧奨が中断されて以来8年間にわたって、当クリニックはHPVワクチンの大切さと積極的勧奨再開を、区議会の場や当クリニックのHP、ツイッターなどで訴え続けてきました。この間、クリニック受付に若い男から「何で危険なワクチンを勧めているんだ」などという直接脅迫電話がかかってきたり、さまざまなメールなどもいただきましたが、当クリニックは怯むことなく、マザーキラー子宮頸がんから若い女性を守るための活動を続けてきました。

 世界中で認められている正しい情報から遮断され、一方的なカルト情報のみをおどろおどろしい映像と共に刷り込まれ、その結果多くの未来ある女性達が危機にさらされています。命を守るために、子宮を喪失するという大きな代償を払うことになる女性はさらに多いと推定されています。

 2000年度から2004年度までに生まれた、現在16歳から21歳までの約260万人の女性が接種の機会を逃したと、大阪大学のグループが報告しています。この女性達の約7割がワクチンを接種していたら、将来子宮頸がんになる人を2万2000人減らすことができ、5500人が子宮頸がんで亡くなるのを避けられただろうと北海道大学のグループも報告しているのです。

 正しい医学的根拠に基づく情報を提供すること無く、「子宮頸がんワクチンは恐ろしいワクチン」と特定集団と一体になって、凄まじいキャンペーンを張っていた新聞もありました。

 いずれにしろ、積極的勧奨が再開された後は、HPVワクチンをトラブルなく順調に接種できる体制をしっかり作っておくことは絶対に必要です。今、腰の引けている医療機関も勧奨再開になれば、HPVワクチンをおずおずと接種しだすと思われますが、しっかりした研修と副反応発生時の対処の方法を徹底しておくべきです。
 間違っても、コロナワクチンの時のように「接種はするけど、何かあったら小児科に行ってね。」というような杜撰な対応がないよう、区の保健衛生当局にも要望を出します。

 さらに、接種時期の過ぎてしまった女性達に救済の機会を与えること、その場合は4価だけでなく9価のワクチンも選択できるよう配慮することなど、解決すべき課題は山積しています。若い女性が子宮頸がんで命や未来を奪われることがないよう、一刻も早いHPVワクチンの当たり前の接種が軌道に乗るよう、当クリニックもさらに全力を尽します。
(2021.11.14)


鈴の木こどもクリニックホームページをスマートフォンでもご覧になりやすいように、仕様を一新しました。また、10月に入って、恒例のハロウィーンの飾り付けを行いました。お子さまとご覧になってくださいね。
(2021.10.23)

 

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アメリカ大リーグでの大谷翔平選手の活躍は、素晴らしいの一語に尽きますね。このAPの写真は、2021年7月12日(日本時間13日)、米コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われたホームランダービーに出場した時の大谷選手のショットです。

 ところで、よく見てください。この写真は2021年の7月に撮られたものであり、コロナ前の写真ではありません。しかし、誰もマスクをしていないし、スタンドは密そのものです。

 コロナワクチンの接種が進むアメリカでは、すでにコロナ前の生活スタイルに回帰しています。(ちなみに2021年7月13日の全米のコロナ検査新規陽性者数は28,923人、死亡者は307人です。)

 イギリスはもっと徹底しており、デルタ型が蔓延し、ワクチンを受けていない層を中心に感染が急拡大しています。(ちなみに2021年7月13日のイギリスのコロナ検査新規陽性者数は36,660人、死亡者は50人です。)

 しかし、ジョンソン首相はイングランドにおける新型コロナウイルス規制をほぼ全面的に解除する方針で、イングランドではマスク着用の義務はなくなり、「屋内交流」の人数制限も撤廃されるようです。

 ジョンソン首相はその理由を、新型コロナウイルス感染症はワクチン接種が進んだことによって、すでに恐ろしい感染症ではなく、死亡者も激減しているため、と述べています。このジョンソン首相の判断が正しかったのかは、歴史が判断することになるでしょう。

 翻って、我が国ではどうでしょうか。相変わらず、ワイドショウやマスコミ左翼は「きょうの感染者は××人!先週より増えました!」と大騒ぎしています。(ちなみに2021年7月13日の、我が国のコロナ検査新規陽性者数は1,427人、死亡者は4人です。米2万8千人、英3万6千人対日本1千人を「さざ波」と表現した経済学者は、マスコミ左翼の集中砲火を浴び、公職を追放されてしまいました。)

 いずれにしろ、2020東京オリンピック競技場に観客を入れることは、何が悪いことなのでしょうか。日本の子ども達の心に、一生残る素晴らしい感動の思い出が刻まれる貴重な機会になるかもしれないのに。

 毎日新聞や朝日新聞の行う高校野球やNHKの大相撲は、観客をいれても自分たちの売り上げになるからオッケー? オリンピックを観客を入れて行うと、菅内閣の人気が上がっちゃうから政治的に絶対ダメ?

 朝日新聞など左翼マスコミや欧米すごい!日本ダメ!のゲス評論家の大好きな「
先進国の欧米」においては、サッカー「UEFA EURO2020」 も、F1「オーストリアGP」 も、野球「ロサンゼルス・エンゼルス戦」 も、大観衆の見守る中、大々的に開催されています。

 観客を入れて宮城スタジアムで開催される五輪サッカー試合に対する、左翼マスコミや何でも妨害鬼畜勢力の「中止がダメなら無観客」攻撃と闘っている村井宮城県知事を、当クリニックは心から応援いたします。
(2021.7.14)


荏原医師会より、新型コロナワクチンの供給が不安定になり、基本型施設である医師会のワクチンの在庫を調整をしなければならないため、医師会傘下の各医療機関は新規のワクチンの予約受付を当面中止するよう、要請がありました。

 国からのファイザー、モデルナ社製ワクチンの供給が減っています。
 その一方で、職域接種を行う一部の会社や基本型施設となっている私立診療所の中には、貴重なワクチンの保管に相変わらず失敗したり、必要以上にため込んで、周囲の一般人に接種するという商売を始めるところが出たりして、湯水のようにワクチンを浪費しています(またもワクチンを無駄にした製薬会社打ちまくる診療所ワクチンが足りないのに大量に確保した会社と喜ぶ渋谷区長)。

 無駄で浪費の多い職域接種は早く中止し、住民接種と個別接種を組み合わせて、静かな環境でコロナワクチンの接種が粛々と進められる接種態勢を作ってほしいものです。早く当クリニックもかかりつけの患者さんにコロナワクチンの接種を再開したいです。
(2021.7.10)


7月4日(日)は、HPVワクチンに関するWeb講演会「
Vaccine Confidence Online Symposium 2021 」に参加登録し、自室から視聴しました。

 まず、第1部は、HPVワクチン接種の基礎的理解として、ワクチン接種に伴う不安や痛みについて、日本大学医学部加藤実麻酔科学教授が、次に思春期に多い心身の諸症状について、長崎県立こども医療福祉センター小柳憲司副所長が、解説されました。
 
 休憩を挟んで、第2部として、HPVワクチン接種の実際の課題について、八王子の小児科クリニックの伊藤舞美看護師長がメディカルスタッフの立場から、聖マリアンナ医科大学勝田友博小児科学准教授が小児科医の立場から、福井大学黒川哲司産科婦人科学准教授が産婦人科医の立場から、それぞれ講演されました。

 それぞれ非常に示唆に富む講演内容で、当クリニックもHPVワクチンをさらに積極的に推進すべく決意も新たにしましたが、それにしてもなぜ有効性も安全性の十分すぎるほど確認されているHPVワクチンの積極的勧奨が未だに再開されないのか、シルガード9が定期接種にならないのか、最後まで理解できませんでした。(2021.7.4)


クリニック入り口に、恒例の七夕の笹飾りを立てました。

 昨年はコロナ流行下のため、七夕飾りは断念しました。今年は復活させましたが、受診する患者さんも少ないためか、短冊も例年より少なく、何か、笹も寂しそうです…。

 ワクチン接種が順調に進み、盛大に七夕を飾れる日が早く戻ってくるようにと、短冊にお祈りしました。
(2021.7.3)

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6月30日(水)は旧荏原4中を会場に行われた、高齢者コロナワクチン集団接種に出動しました。午前の部を、もう一人の先生と2人で担当しました。105人の方が来場され、コロナワクチン接種を受けられました。

 私は約50人の方の接種前問診を担当しました。全員コロナワクチン接種は2回目でしたが、1回目の接種後の状態をお聞きしましたが、発熱した人は1人もいらっしゃらず、少し腕が痛かった、という方がほとんどでした。

 区立中学校の体育館で行われた集団接種は、粛々と行われ、特にトラブル等はありませんでした。この調子で日本各地でワクチン接種が順調に進めば、COVID-19の終息も遠くないと思いました。
(2021.6.30)


6月24日(木)は品川区議会第2回定例会で、一般質問を行いました。

 質問内容は、
①新型コロナワクチンの接種事業を円滑に進めること、
②HPVワクチンの接種期限が過ぎてしまった女性に、追加接種の救済を行うこと、
③風疹第5期の取組みを強化すること、
④来シーズン、大流行が危惧されている、インフルエンザ感染症を迎え撃つ対策をしっかり準備すること、⑤区立学校での感染予防教育を強化すること、
⑥自尊感情を高める教育を行うこと、
⑦ワイドショウの放送内容を学校の授業で事実がどうか、生徒に検証させる授業の実施を通じて、メディアリテラシー教育を行うこと、
などを質疑しました。

 詳しい質疑応答はこちらをご覧ください。
(2021.6.27)


6月22日(火)、令和3年度荏原医師会新研修会に参加し、東邦大学医学部微生物・感染症学舘田一博教授の「COVID-19との対峙~私たちの経験と英知を結集して~」の講演を聴講しました。

 まず、舘田教授は2021年6月段階の、新型コロナウイルス感染症の感染状況の経過、新型コロナウイルス感染症の病態生理、感染様式の現在の理解、臨床検査と治療薬、ワクチンと変異株について解説されました。

 新型コロナウイルス感染症全般について、現在の理解、到達点を、まんべんなく簡潔にまとめられ、非常にわかりやすい、素晴らしいご講演でした。

 思えば、COVID-19が突然中国で発生し、国内がパニックになった、去年の上半期に開催された新型コロナの講演会は、死亡率の高い謎だらけの恐ろしい病気の流行を目の当たりにして、医療関係者を含めて皆が恐怖と、今後どうなっていくのか、先が見えない悲壮感あふれる講演会だったことを思い出しました。

 今やmRNAワクチンが登場し、このワクチンを接種することで、コロナ禍は終了することがはっきりわかっており、大流行の出口も見えてきています。
 黙々と新型コロナウイルス感染症を終息させるために、現場で汗をかいてきた人々の営為がようやく報われようとしているのです。

 しかしその半面、今回のコロナ騒動では、無責任にでたらめの暴言を吐きまくり、新型コロナ感染症対策を徹頭徹尾、邪魔、妨害しまくった人間のくず、ゲス集団の醜悪な存在を浮き彫りにしたのです。

 福島原発事故の時は狂騒マスコミの馬鹿騒ぎに強烈な違和感を覚えながらも、専門的な知識を持たないゆえに、はっきりした見解表明を行う事ができませんでした。

 しかし、今回の新型コロナ騒動では当クリニックは微力ですが、PCR検査、コロナ患者の診察、ワクチン接種に実際に係わる中で、日本の騒音マスコミとゲス左翼のおしゃべり電波野郎どもが、いかに無責任で人間のくずのような卑しい存在であるか、骨身にしみて実感されました。

 我が国の内外の敵から、かけがえのない大切な祖国と、未来に生きる愛しい日本の子ども達をいかに守り、育んでいくのか、コロナが明ければ、当クリニックは全力で行動します。
(2021.6.27)


昨年は中止となりましたが、今年は昭和大学3年生の地域医療実習が行われ、6月17日(木)、18日(金)に昭和大学医学部3年生1名が実習に当クリニックに来院しました。

 鈴木医師、韮澤医師、木村医師が学生の指導にあたりました。コロナ禍で患者は少なかったですが、小児科に興味があるという医学生に、小児科外来の楽しさ、子どもの愛おしさを診療の中で体験してもらいました。

 今後医学の道へ進もうとする、若き医学生に、患者さんのために尽す医療、人に奉仕することの素晴らしさをぜひ学んでもらえれば、と思い、指導しました。まじめで熱心な学生でした。今後の彼の医師としての歩みに、当クリニックとしても大いに期待しています。
(2021.6.27)


コロナワクチンの集団接種が全国で開始されました。大規模なワクチン接種で、新型コロナ感染症を収束させたイスラエルやイギリスに続き、我が国も全力を挙げて、すべての国民階層の英知を結集して、ワクチン接種をスムーズに進め、一時も早く新型コロナ感染症流行を収束させなければなりません。当クリニックも接種に出動いたします。そのために、自衛隊が万単位の集団接種に乗り出したことは素晴らしいニュースと考えます。

 しかし、大規模ワクチン接種は、我が国としても初めての経験です。システム上、あるいは事業を実施していく中で、さまざまな問題や障害も起きてくるのは当たり前のことです。それを、一歩一歩皆の協力と英知を集めて乗り切って、効率的で実効性のあるワクチン接種を実現し、一時も早く新型コロナウイルス感染症流行を終わらせなければなりません。

 ところが、予想通りというか、想定内というか、この大規模ワクチン接種に対して悪意ある妨害行動を、予想通りのクズどもがしでかしました。毎日新聞と朝日新聞出版のクズどもが架空の予約を行うことによって、ワクチン接種対象者の高齢者の方の接種予約を妨害したのです。しかも喜色満面で「ほら、政府の予約システムはこんなにいんちきできるんですよ。ボクちゃん、インチキできましたよ。すごいでしょ」と本人達とゴロツキ鬼畜仲間のみが歓喜する、馬鹿丸出しの愚かな行為を世間に向かって自慢げに開陳したのです。

 新しいシステムは最初から完璧に機能するわけは無いではないですか。その欠点や障害、不具合などを見つけ出し、なるべく早く修正、改善して、良いシステムに改良していかなければなりません。それを鬼の首でも取ったように、ほらこんなにインチキできますよ。おいらはこんなにインチキしましたよ。と一方的に公表して、模倣犯を煽り立てて、この馬鹿どもはホントにコロナ禍を終息させたいと願っているのでしょうか。

 今多くの人達が新型コロナウイルス感染症を早く終息させるために、それぞれの持ち場で必死に努力をしています。しかし、朝日新聞出版と毎日新聞の人達は、SARS-CoV-2よりももっと貶し、邪魔をしなければならない敵をお持ちのようで日本人として残念です。(2021.5.19)


現在、我が国ではマスコミ左翼による中国並みの強権的な情報統制が行われており、「オリンピックは開催すべきだ」とか「オリンピックで頑張りたい」などと発言すると、マスコミ左翼に「ヘイトスピーチ」と認定され、総攻撃を食らい、社会的に抹殺されるようです。

 テレビ、ラジオ、新聞では、「オリンピックは止めるべきだ」という一方的な発言しか許されず、逆に「オリンピック返上」などと発言すると、「素晴らしい!」「良識ある発言だ!」「よく考えている!」などと歯の浮くような大絶賛とヨイショが横行し、「ボクちゃん、偉いでしょ!」とばかりに、舞い上がる人もいるようです。

 白血病を発病しながら回復した女性アスリートや、パラリンピックの障害者の選手達は、鬼畜ゲスどもの心ない集中攻撃や圧力を一身に受けながら、小さくなって念願のオリンピック出場をめざして練習を行っているようです。本当にこれでよいのでしょうか。

 自分では何の努力も社会的な貢献をすることもなく、「アスリートと社会の対立だ」などと信じ難い暴言を吐き、差別を煽る人間のくずどもがでかい顔をして闊歩し、公共放送を私物化し、騒音を撒き散らしているのが、今のパワハラ、セクハラ全開の日本のマスコミ業界の悲しむべき、おぞましい現状です。

 何が多様な意見の尊重だ。何が言論の自由だ。自分たちの気に入らない意見は一切認めず、凄まじい圧力で押しつぶそうとする、マスコミ左翼連中のどす黒い強権的で醜悪な姿が、コロナ騒動の中で大きく浮かび上がってきているのです。

 白血病と闘いながら、オリンピックをめざして必死に練習を重ねてきた少女や、障害のあるアスリートの選手達が、胸を張って、「私はオリンピックに出たい」「パラリンピックで頑張りたい」といえる自由で明るい社会、皆でアスリートを応援できる温かな社会を取り戻せるよう、当クリニックは微力ですが全力で闘います。(2021.5.16)


4月9日(金)は品川介護福祉専門学校の第27回入学式に、品川区議会厚生委員長として参列しました。コロナ対策で他の来賓は区長、副区長のみで、国歌斉唱、校歌斉唱は声を出さずに行われるという、例年とは大きく色彩の異なる式典でした。ちなみに昨年の入学式は中止でした。

 40名定員の所、今年は24名の入学が決まり、晴れて式に出席されていました。遠く、中国地方から入学された方もいらしたそうです。式は厳粛に行われ、多くの新入生の顔は希望に輝いているように見えました。人生の節目に厳粛な雰囲気の中で自分を見つめ直し、未来を感じとる時を持つことは素晴らしいことだと思いました。

 きょう式に出席された全ての新入生の方々が、2年間の学業をしっかりと終了し、立派な介護福祉士となって、品川区や他の地域の介護福祉の担い手として活躍される日が来ることを心から祈りました。
(2021.4.11)


視聴率稼ぎに狂奔する、ワイドショウの現在の大騒ぎのお題目は「第4波」と「変異株」のようです。「変異株」に「イギリス型」と「南アフリカ型」などと名付けてわいわい騒いでいますが、変異株についての医学的解説はHPの本編で行うとして、ここではイギリス型や南アフリカ型の名称について取り上げてみたいと思います。

 昨年来、トランプ大統領が「武漢肺炎」と発言するたびに、アメリカ民主党のスポンサーであるアメリカのリベラル・マスコミ、その従僕=朝日・毎日、NHKなど日本メディアは地名を付けることはけしからん。トランプ大統領が「武漢肺炎」と言ったから、アメリカや欧州でアジア人差別が起こったのだ、と言って、トランプ大統領を糾弾しました。彼らリベラル勢力の、選挙違反まで含む熱狂的な応援でやっと当選したバイデンは、さっそく武漢肺炎の名称を禁止し、リベラル・左翼メディアの大絶賛を浴びました。
バイデン大統領「中国ウイルス」呼称禁止バイデン米大統領、「武漢肺炎」の呼称停止を指示、台湾人「われらは孤立しているゾ」

 バイデン大統領は26日、「扇動的で敵対的な発言が、アジア太平洋系の米国人を危険にさらしている」「ある政治指導者が、地理上の名称を使って感染症を示した。このような言葉は、まったく根拠のない恐怖を触発し、アジア太平洋系の人に対する侮辱やいやがらせ、犯罪の増加を誘発」するなどとした備忘録に署名した。

 あれあれ、それならば、武漢肺炎がダメで、地理上の名称を使って感染症を示すイギリス型や南アフリカ型はなぜよいのでしょうか?日本従僕マスコミ(NHK、左翼マスコミ)にとっては日本人より大事な、名前を言ってはいけない特定国に関係なければ、他の国などはどうでもよいからオッケーということなのでしょうか。「武漢肺炎」はダメで「イギリス型」はオッケーの理由(屁理屈ではない、皆が納得できる理由)をぜひ示してもらいたいものです。(2021.4.11)

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3月29日(月)は、荏原医師会館で行われた「新型コロナウイルスワクチン接種会場デモンストレーション」に参加しました。コロナワクチンが今後どうなるか不透明なところはありますが、ファイザーワクチン(コミナティ筋注)を住民に接種する接種会場、という想定のデモンストレーションでした。

 会館3階で受付し、1階で接種を行う予定だそうです。関係者の方のご努力で、準備は順調の進んでいることが実感できました。当クリニックも接種医師として、医師会館に出動します。ワクチンが潤沢に供給され、早く多くの人達が接種できれば良いと思いました。
(2021.3.31)


2月24日に承認されたシルガード9ですが、さっそく希望者がいらして、3月30日(火)に接種しました。ガーダシルはここのところ、接種希望者が増えていましたが、シルガード9は当クリニックでは初めての接種です。ご本人は今年医学部に合格され、4月から入学する前にHPVワクチンをぜひ受けておきたいというご希望でした。またお母さまも周りに子宮頸がんに罹患した方が何人かいらして、やはり娘に受けさせておきたいというお考えでした。

 そういえば、ガーダシルも母親が医師や看護師など医療関係者の接種希望が比較的多く、結局子宮頸がんについてよくご存じの家庭では、マスコミのデマ情報に踊らされることなく、しっかりと娘のためにHPVワクチンを接種している印象があります。

 ところが、実際シルガード9を接種を行う段になると、これがまた非常に煩雑で、まず接種希望者は手持ちのスマホから「ワクチンQダイアリー」に登録します。そして、スマホ上の問診前記入事項に必要事項を入力し、予診票の登録を行わなければなりません。その上で、クリニックにワクチン接種予約を行います。

 接種当日、接種医師はあらかじめ「HPV全例登録」に登録を済ませておいて、今度は診察室にある医療機関のコンピュータ上から被接種者(接種希望者)の問診前情報を確認し、医師が登録をおこないます。その上で、接種希望者と一緒に予診票の代行入力を行います。さらに、次に紙の予診票を記載し、接種前診察を行い、問題なければ
やっと接種することになります。第1回めということもあるかもしれませんが、ここまで到達するのに30分もかかりました。接種する前に、すでに接種医師も被接種者もへとへとです!

 ただただワクチン反対派の素っ頓狂な罵声に脅えて、こんな馬鹿げた儀式のような接種手順を、「これだけ準備したから、すごいでしょ」とばかりに、見るも無惨に破産した
風疹5期の反省もなく、机上の空論を押しつける厚労省のペーパー医者役人の阿呆さ加減には心底怒りを禁じ得ません。多少の抵抗があったとしても、若い女性の健康と未来を守ろうという気概が彼らにはないのでしょうか。彼らが机の上で考えた、この馬鹿げた接種前儀式がどれだけ大変か、医師免許をお持ちなら、ご自分でも実際にシルガード9の接種を行ってみたらいかがでしょうか。

 しかもシルガード9は任意接種でしょ。希望者が接種するのでしょ。世界中で広く接種が行われていて、我が国でもようやく認可されたのに、なぜ役人が大きな顔をして、任意接種のワクチンにここまで干渉してくるのでしょうか。そんなに口をはさみたければ、シルガード9を定期接種にしてからにしてほしいものです。(2021.3.31)


第116回東京小児科医会学術講演会は新型コロナウイルス感染症対策のために、東京医大講堂で行う通常の会場方式の講演会ではなく、オンデマンドによる配信で行われ、3月24日に視聴しました。

 講演は、第1部が東京都予防医学協会木口一成検査研究センター長による「ヒトパピローマウイルス感染症と子宮頸がん」、第2部が川崎市健康安全研究所岡部信彦所長による「新型コロナウイルス感染症に関する最新情報」、第3部が日本大学医学部麻酔科加藤実教授による「子どもを痛みから守る医療を目指して-ワクチン接種の痛みを防ぐ意義、接種後の遷延痛の対応のポイント-」でした。

 第1部、第2部の講演も興味深い充実した内容でしたが、第3部の「子どもの慢性疼痛」についての麻酔科の先生の講演は、当クリニックにとって衝撃的でした。この講演は、小児に「慢性の痛み」という病気が存在し、実はHPVワクチン副作用空騒ぎなどとは全く無関係に、多くの子どもが現実に苦しんでおり、小児科医ではなく麻酔科医が主に治療にかかわってきたという内容だったのです。そういえば、当クリニックのかかりつけの男児が慢性のからだの痛みで、わざわざ富士まで治療に通っているというお話しを聞いたことを思い出しました。


 HPVワクチンは絶対に必要なワクチンです。また、その「副作用」と騒がれた「多様な痛み」も、HPVワクチンとは全く無関係であることが今や医学的に明らかになっています。しかし、「こどもの慢性の痛み」という小児科診療から漏れ落ちていた病気が存在し、多くの子どもが苦しんでいるのなら、このような症状に苦しむ子ども達のために、当クリニックもできることは積極的に係わっていきたいと思います。(2021.3.24)


3月24日(水)は荏原医師会令和2年度新研修会に参加し、昭和大感染症内科時松一成准教授の「コロナワクチンを踏まえたCOVID-19の今後の動向と対策」をお聞きしました。

 まず、コロナ第3波の総括として、①「飲み会」などを感染の発端とした職場感染、家庭内感染が多かった、②年末年始の帰省前のスクリーニングで、手軽なPCR検査の普及によって陽性者が見つかりやすかった、③高齢者施設での感染の広がりによって、第1波、第2波に比べ、高齢者の割合が多かった、の3点を上げられました。

 次に変異株ウイルスの問題について、遺伝子変異点を解説し、動物由来の可能性があるが、流行との因果関係ははっきりしないこと。免疫が弱っている人では、長期間SARS-CoV-2が持続感染することがあり、変異ウイルスが生じる可能性がある。などについて、述べられ、現在東京都でも変異株の検査が行われていることを紹介されました。

 最後に新型コロナワクチンについて、すでに接種が開始された昭和大の経験について、具体例を挙げて報告されました。

 まだまだ新型コロナウイルス感染症の流行は続きます。当クリニックも新しい診療様式で武装し、さらにコロナ禍を乗り越えるために、力を尽くしていきたいと思いました。
(2021.3.24)


いよいよ待望の、コロナウイルスワクチンの接種が始まりました。ワクチン接種が順調に進めば、今回の新型コロナウイルス感染症の流行もようやく終息が見えてくるものと期待されます。しかし、我が国では必ず悪意の妨害者が湧いて出てきます。この連中のどす黒い策動をいかに封じ込めるかが、コロナが終息させられるかどうかの分水嶺になるものと思われます。

 第一の邪魔者は、いわずとしれた、無責任にして、もっとも情報開示、女性登用の遅れたパワハラ、セクハラの横行するマスコミ業界です。ワイドショウはさっそく、ワクチン供給が遅れているだの、アナフィラキシーが2人も出ただの、さもしい視聴率稼ぎのパニック放送を始めています。ワイドショウにいまだに影響される情報弱者の人達が一定数いる限り、ファクトに基づく正しい反論、卑劣なレトリックを打ち負かす力強い反論が今最も必要とされていると思われます。

 幸いなことに、多くの日本人の命がかかっている、今回のコロナ騒動に関しては、正しい発言を行い、ワクチン推進の言論を張る医療者も多く、当クリニックもまた強力に情報発信を続けていく決意です。

 第二の邪魔者は、5人分のはずだったファイザーのワクチン(コミナティ)を6人分に水増しし、結局注射器が手に入らないから5人分に戻し、また6人分に増やしたり、韓国に注射器を泣きついて、文を大喜びさせるという、相も変わらずみっともないドタバタ劇を繰り広げている、無能無責任な厚労省の役人です。見栄を張って大風呂敷を広げて、やれ医療者分、やれ高齢者分などと、お太鼓族記者を使ってはなばなしく花火を打ち上げていますが、おそらく多くは机上の空論で終わることになると思われます。

 しかも、彼ら厚労省の役人は、毎度のことですが、うまく事が運ばず、しくじりの責任を追及されそうになると、必ず御用マスコミのお太鼓族記者を使って、医者たたきを行って、矛先をそらそうとしてきた歴史があります。
 厚労省の無能無責任なペーパー医者役人には、しっかり仕事をするよう厳しい国民の監視が絶対に必要です。

 第三は、HPVワクチンでもそうだった、世界中では相手にされず、なぜか日本だけでは強大な勢力を持つ、朝日毎日左翼3紙の庇護下のワクチン反対カルトです。HPVワクチンで味を占め、コロナワクチンに対しても、夢よ、もう一度とばかり、すでに各所で活発な妨害工作を始めています。彼らの邪悪な煽動を、通り一遍のワクチン勧奨ではなく、精確なファクトに基づく緻密な情報戦で粉砕していかなければなりません。

 コロナ流行を抑えるのは、無意味無益なPCR検査(陽性ならどこに「保護」する?陰性なら「安心」なのか?)ではなく、ワクチン接種による予防であり、アビガン、デカドロンなどの治療薬による攻めの治療です。

 コロナワクチンを多くの人が接種できるよう、当クリニックも最大限の活動を行います。行政にも働きかけを行います!またコロナワクチンの接種の順番がくれば、当クリニックも積極的に接種を受けて、その経験や結果もご報告したいと思います。
(2021.2.21)


オリンピック組織委員会の森喜朗会長の発言(下段で全文掲載)が、女性蔑視発言だとマスコミ業界から集中バッシングを受け、森会長は辞任しました。マスコミ(特に女性記者)によれば、この発言は日本社会に根深く残る、男尊社会の実態が浮き彫りにされ、もっと女性を登用しないと、日本は世界の笑いものになるのだそうです。

 ご立派なご意見ですね。それならば、女性記者の方々が所属し、さまざまな特権を享受しているマスコミ業界はさぞ女性登用が進み、女性役員の比率はフィンランドの閣僚並みに、半々かそれ以上のことでしょう。まさか、いくらなんでもご自身の業界や会社の事を棚に上げて、えらそうに他人の批判をするような、無責任でいいかげんな態度は
真のジャーナリストなら、恥ずかしくてとれませんよね。

 それでは、マスコミ業界の役員の男女比率をみてみましょう。
 まず、民放労連の調査による株式会社テレビ民放の
女性の全社員/役員の比率です。(2019年10月。その後の調査は、公表されていません。)
 
→日本テレビ 23%/0%、 テレビ朝日 22%/0%、 TBSテレビ 20%/4%、 フジテレビ 14%/0%

 しかも、
役員、局長にはわずかに女性がいるが、報道部門、制作部門、情報制作部門の局長には女性はひとりもいない。と注記されています。あれれ~!これほど男尊女卑のひどい業界も、珍しいのではないでしょうか。
 また、メディア労組によれば、
日本新聞協会の役員53人、日本民間放送連盟の役員45人のうち、女性は何と0だそうです。

 民放労連女性協議会の岸田花子副議長という人は、「森会長が辞任して済む問題ではない。むしろ森会長は女性登用を進めて意思決定のあり方を変えていく責任があるのではないか」と話したそうです(毎日新聞の報道)。しかし、森発言全文を読むと、森会長は女性登用を進めようとしていたようにも読めるのですが。

2.3JOC臨時評議員会での森会長挨拶全文
 これはテレビがあるからやりにくいんだが、女性理事を4割というのは文科省がうるさくいうんですね。だけど女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります。これもうちの恥を言いますが、ラグビー協会は今までの倍時間がかる。女性がなんと10人くらいいるのか今、5人か、10人に見えた(笑いが起きる)5人います。

 女性っていうのは優れているところですが、競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです。結局女性っていうのはそういう、あまりいうと新聞に悪口かかれる、俺がまた悪口言ったとなるけど、女性を必ずしも増やしていく場合は、発言の時間をある程度規制をしておかないとなかなか終わらないから困ると言っていて、誰が言ったかは言いませんけど、そんなこともあります。

 私どもの組織委員会にも、女性は何人いますか、7人くらいおられますが、みんなわきまえておられます。みんな競技団体からのご出身で国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。ですからお話もきちんとした的を得た、そういうのが集約されて非常にわれわれ役立っていますが、欠員があるとすぐ女性を選ぼうということになるわけです。

 四方由美「日本のメディアにおける女性活躍推進」 によれば、世界的に見て、日本のメディア企業で働く女性の比率は、極端に低いようです。
 2011年3月、「国際女性メディア財団」による「メディアにおける女性の地位に関する世界レポート」によれば、日本のメディア企業の上級管理職の女性比率は1.4% で、世界平均の27.3%の足元にも及ばず、アジア・オセアニア平均の9.2%と比べても突出して低いそうです。また、中級管理職をみても、4.8% とずばぬけて低値です(世界平均38.7%、アジア・オセアニア平均13.4%)。
 
女性記者の皆さん、恥ずかしくないですか。あなた方の職場は、世界で最も女性登用の遅れた、最低・最悪レベルの世界の笑いものになる業界のようですよ。

 まず、隗より始めよ、です。えらそうに政府や自民党を批判する前に、まずご自身の業界のひどすぎるジェンダー差別と、闘うべきだと思いませんか。ほとんどが女性スタッフの当クリニックは、女性活躍のために腐りきったマスコミ業界と闘う皆さんを、喜んで応援しますよ。
(2021.2.14)


コロナが一時も早く収束するよう、スタッフが折った千羽鶴をクリニック吹き抜けホールにつり下げました。また、少し早いのですが、お雛さまも飾りました。クリニックに来院される患者さん親子に、少しでもなごんでいただけたら、と願って。
(2021.2.7)


 待合にお内裏様を飾りました。

 気球にも折り鶴をつるしました。


節分の鬼を、待合エリアに飾りました。鬼は外!、コロナは外!!鬼と一緒にコロナも退散してくれると良いですね。
(2021.1.24)



当クリニックでも使用している、阪大微研の日本脳炎ワクチン「ジェービックV」に製造上の問題が発生し、20214月以降当面の間、 ワクチン製剤の出荷が停止するようです。具体的には、ワクチン原液を製造している設備内に微生物が発生したため、この設備の不具合を修繕するために約1カ月間、原液製造が停止されたための影響だそうです。

 ワクチン原液製造は2020年12月から再開されていますが、2021年11月まではワクチンの出荷はできず、出荷再開は202112月ごろになる見通しだということでした。

 ただし、現在まで流通している日脳ワクチン、すでに患者さんが接種した日脳ワクチンは、全て審査に合格しているため、 品質に問題はなく、ご心配はいりません。ご安心ください。

 しかし、いつもながら全く医療機関には寝耳に水の話で、突然出荷停止の連絡が舞い込んできました。相変わらず、厚労省の対応の悪さには情けなくなります。やむを得ず、当クリニックの日脳ワクチンの予約はいったん停止とさせていただきました。

 日本脳炎は蚊が媒介する感染症で、例年秋に発生します。したがって、現在日本脳炎にかかって、発病する危険はありません。今後、日脳ワクチンの流通の具合、ワクチンの供給の具体的な見通しが立ったところで、3歳で行う日脳1期の1回目、2回目を優先して再開していく予定です。ただし、確保できるワクチンの量が少数になる可能性が強いため、いつも当クリニックを受診されている、かかりつけ登録患者さんに対象を絞らせていただくことになりそうです。かかりつけの患者さんは、適時クリニックツイッターをご確認ください。(2021.1.24)


楽しくテレビを見ることができていたのは、いつ頃までだったでしょうか。コロナ禍で、テレビを見る機会が増えましたが、見るたびに感じる、どす黒く沈殿する怒り、もやもやする不愉快な絶望感と無力感、そうではないだろうと叫びたくなる日本人として考えられない強烈な違和感、今テレビを見ることで日本人が皆おかしくなってきているのではないか、と危惧します。

 新型コロナウイルス感染症の第3波の流行の今だからこそ、皆で励まし合い、助け合って生きていかなければならないのに、他人を貶しめ、無責任に攻撃し、努力している人の足を引っ張る、実に下劣でどす黒い「番組」がこれでもか、これでもか、と朝から晩まで大量に垂れ流されています。

 GoTo実施中はこれじゃ、感染が広がる、GoToやめろ!とファクトもなく馬鹿騒ぎし、GoToが中止に追い込まれれば、今度は旅館業者は大変だ、なんでGoTo止めたんだ!と正反対の馬鹿騒ぎ。全体を鳥瞰し、コロナ流行の今だからこそ、視聴者が冷静に判断し、落ち着いて行動し、少しでもコロナ流行が鎮静に向かうような、医学的ファクトに基づいた、質の高い番組を作り、放送人として社会的に貢献したいという、意欲や意志は彼らマスコミ業者の行動からは全く感じることは出来ません。

 まさに彼らと表裏一体の(当たり前ですよね。杉尾某を始め、マスコミ業界がこの党の人的供給源になっています。)立憲民主党が、たった3%しか支持率がないという笑うべき時事世論調査は、当然の結果だと考えます。自分のことは棚に上げて、えらそうに上から目線で他人を批判したり、悪口を言うだけでは人はついてこず、人から共感され、信頼されることは絶対にありません。

 ワイドショウとその視聴者の結びつきは、嫉妬と劣等感の負の感情を共有しているだけで、共感とか連帯感などは全く存在しない、寒々とした暗鬱な関係に映ります。

 多くの人々がテレビから離れざるを得なかったのは、悲しいことです。
(2021.1.17)


クリニックにカイトを揚げました。和風の凧でも良かったのですが、お子さまが喜ぶ、アナと雪の女王のカイトにしてみました。気持ちよさそうに、クリニックの空を泳いでいます。
(2021.1.10)


2021年、あけましておめでとうございます。

 2020年は、どのような年になるのでしょうか。あらゆる意味で、激動の予感のする、歴史的な分岐点になるかもしれない年ですね。

と、昨年の年頭に書きましたが、まさしく2020年はコロナ前、コロナ後と後世分けられるような、大きな歴史的な分岐点の年になりました。小児科でもマスクをし、フェイスシールドを装着して診療を行う事が、当たり前の診療スタイルとなりました。

 高質医療・子育て支援の旗を、コロナ禍である今だからこそ、より一層高々と掲げ、本年も小児科診療に子育て支援に邁進していきたいと考えております。

 
2021年も、変わらず鈴の木こどもクリニックを、よろしくお願いいたします。(2021.1.1)



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