鈴木 博 すずきひろし
品川区大崎生まれ。大崎幼稚園、芳水小学校、麻布中学・高校を経て、埼玉医科大学医学部卒業。
埼玉医科大学小児科学教室(中山喜弘教授)に入局。同大大学院修了。
カナダ、トロント小児病院呼吸生理研究室(A.C.ブライアン・トロント大学教授)に留学。
帰国後、 埼玉医科大学小児科講師(新生児未熟児学、小児呼吸器病学)。
1998年11月、品川区戸越に鈴の木こどもクリニックを開設。
日本小児科学会認定専門医。医学博士。第12期・13期男女共同参画品川区行動計画推進会議学識経験者委員。昭和大学医学部客員教授。品川区議会議員(厚生委員会委員長2期、文教委員会副委員長2期、決算特別委員会委員長、予算特別委員会副委員長)。
鈴木医師は「子育て」が今のようにブームになる、はるか以前から、子どもの医療と子育てについて、小児科医の立場から社会に向けて、積極的に発信を続けてきました。
その活動の一端をご紹介します。
クリニック長鈴木医師の論文目録、育児雑誌等指導記事、新聞、TV出演一覧
鈴の木こどもクリニックの標榜科は、「小児科・アレルギー科」です。
以下に簡単にご紹介します。詳しくは、診療のご案内をご参照ください。
鈴の木こどもクリニックは東京都で数少ない小児専門クリニックとして、「きれいでやさしい、母と子どものクリニック」を合言葉に、さまざまな小児診療−小児保健活動、院外活動を展開してきました。
当クリニックのスタッフ(鈴の木スタッフ) は診療・看護部門、受付事務部門、病児保育部門に分かれ、看護部門は正看護師と臨床検査技師、受付事務部門は全ての常勤スタッフが管理栄養士、栄養士、保育士などの資格を有しており、専門的知識を生かしながら、クリニック全体として、お母さまとお子さまのためにきめ細かい、質の高い対応を心がけています。
外来一般診療(小児科)においては、大学病院の一般外来レベルの治療が行えるよう、外来臨床検査(オフィスラボ)を積極的に実施しています。
現在、当クリニックが使用している医療器機は、心電計、スパイロメータ、パルスオキシメータ、超音波診断装置です。
2005年1月には電子カルテシステムを導入しました。診療録はすべて日本語で記載し、診察テーブル中央のディスプレイ上に表示、お母さまにもご一緒に見ていただいて診察を進めています。
さらに、最新の小児医学の進歩に基づく投薬と処置によって、お子さまに質の高い小児外来診療を享受していただけるよう、スタッフは学会・研究会等にも積極的に参加し、常に診療レベルの向上をはかっています。
小児保健活動も精力的に行っています。開院以来行ってきた予防接種の接種総数も 、2020年12月の時点でのべ59,512人を超えました(インフルエンザワクチンも含む)。
乳児健診も年間300人以上、小児科専門医として発達をふまえた精密な健診を行い、さらに精査が必要なお子さまは、大学病院、都立病院等に積極的に紹介しています。
また、一般診療とともに品川のお母さまとお子さまのために、鈴木医師を先頭に、鈴の木スタッフは、クリニック外でのさまざまな子育て支援活動に力を注いでいます。
@1999年より、「鈴の木こどもクリニック-母と子どもの講演会」を年1回の間隔で開催しています。
ささやかな講演会ですが、なごやかな雰囲気の中で参加されたお母さま、お父さまと楽しく勉強を続けています。(過去の講演会の報告はこちら)
第14回講演会(2011年9月。 荏原保健センター) |
第18回講演会(2015年9月。 荏原保健センター) |
第19回講演会(2016年9月。 荏原保健センター) |
A品川区主催の乳幼児親子対象イベントに講師として講演(2002年12月)、「のびのびダイアリー」製作に協力(2009年3月)、平成22年度パパママ応援プログラム(3歳コース)(2010年10月)、平成26年度親子のひろば、キャンディ出張健康学習(2016年6月)の講師を務めるなど、
区の子育て支援事業にも積極的に協力してきました。
現在は区議会議員として、さらに強力に医療・子育て施策について、行政に提言・要望を行っています。
B2005年1月に、品川区委託事業として、病児保育「キッズベル品川」を開設しました。2005年開設以来、2011年5月終了時までに約3200人の病気のお子さまをお預かりしました。(委託事業は終了しましたが、かかりつけの患者さんのために、独自事業として病児保育は継続しています。また、現在区議会議員として、品川区に病児保育所の増設を強く働きかけています。)
当クリニックの粘り強い働きかけの成果として、2019年4月には、品川区の病児保育所は4カ所に倍増することになりました。特に、中延に開設された病児保育室「こころキッズケア」では顧問として、その事業展開に積極的に係わっています。
C2007年6月より、品川区の事業「男女共同参画社会をめざす第3次行動計画品川プラン」の第12期、第13期行動計画推進会議学識経験者委員に選任されました(2011年3月で退任)。
D2009年4月より、ヒブワクチンの定期接種、小児用肺炎球菌ワクチンの早期承認を求める「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」が行っている「細菌性髄膜炎関連ワクチンの定期接種化を求める署名運動」に参加し、約3ヶ月で1028名の方からご署名をいただきました。
2009年、ヒブ、肺炎球菌署名 | 2013年、定期接種化署名 |
E「おはよう赤ちゃん」(学研=現在休刊)、「ベビーエイジ」(婦人生活社=現在廃刊)、「赤ちゃんのためにすぐ使う本」(リクルート社)などの育児雑誌の記事を指導・アドバイスし、全国のお母さまに赤ちゃんと育児に関するメッセージを発信してきました。
2003年1月より2004年3月まで、「こどもちゃれんじ・ぷち」(ベネッセコーポレーション)付録育児情報誌「みんなおおきくなぁれ!」 で医療ページ「ぷち診察室」を担当しました。
また、現在も「こどもちゃれんじ・じゃんぷ」の「かんがえてはっけんえほん」「こどもちゃれんじ・すてっぷ」の「ふしぎはっけんえほん」の医学監修を行っています。
また、2004年11月からは「おはよう赤ちゃん」(学研)の連載企画「月齢別・赤ちゃんの成長追っかけルポ」でドクターアドバイスを担当しました(2008年3月に雑誌休刊のため、連載終了)。
F2004年9月から、育児支援インターネットサイト「すくすく.com」 (NHKエデュケーショナル)で、医療ページ「ベビー&キッズ健康いちばん」を監修しました(2005年3月で連載終了)。
2007年4月から、育児支援インターネットサイト「Pigeon info」(ピジョン株式会社)内のピジョン・インフォ・ブログで、「鈴の木こどもブログ」を始めました(2011年3月で連載終了
)。
G2009年6月から、文教大学学園広報誌「きゃんばすα」に「子どもクリニック」の連載を始めました(2011年3月で連載終了 )。
H2010年4月から「すこやかファミリー」(法研)に「解決!子育てピンチ体験」の連載を始めました(2011年3月で連載終了 )。
I2004年5月に「赤ちゃんの病気・ケガ&トラブル救急箱」(クリニック長監修。学研)、2006年5月には、「初めての育児百科」(クリニック長共同監修。池田書店)を上梓しました。
赤ちゃんの病気・ケガ・トラブル救急箱(学研) | 大崎駅前の書店の店頭にて | 初めての育児百科(池田書店) |
また、2007年2月には「ほーら、泣きやんだ!CDブック−赤ちゃんが泣きやむハッピーテク」(クリニック長監修。学研)、2007年7月には「赤ちゃんの心と脳の発育・発達BOOK」(クリニック長総監修。学研)を監修しました。
ほーら、泣きやんだ!(学研) | 赤ちゃんの心と脳の発達(学研) |
J2010年6月に、「赤ちゃんのためのクラシック」、「赤ちゃんのための童謡」、「赤ちゃんのためのオルゴール」(日本クラウン)を監修しました。
鈴の木こどもクリニック 鈴木博医師は第一線の小児科医療機関、小児科医として、開設以来20年間、さまざまな小児医療と子育てに関わる問題について、社会に対して一貫して積極的な問題提起、発言を続けています。
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