今週のお知らせ 2024年(令和6年)




早いもので12月になりました。令和6年ももうすぐ終わりですね。師走の街はすでにXマスのよそおいで、年の瀬を迎えようとしています。

でもまだ暖かい日も多く、寒暖差の激しい日々が続いています。体調管理に気をつけて、ご家族皆、元気に過ごしましょう。

当クリニックも恒例のXマスのオーナメントで院内を飾りました。これから、クリスマスまで、Xマスの院内装飾をお楽しみください。
(2024.12.1)




PVワクチンのキャッチアップ接種の費用助成期間の終了が近づいてきましたが、2024年度内に1回接種すれば、2025年も接種費用の補助が継続されるようです(厚労省の発表はこちら)。

まだ、確定ではありませんが、とりあえずは接種希望者にとっては良いニュースと思われます。

しかし、これは当たり前の対応です。なぜなら、現在、HPVワクチンは出荷制限となっており、キャッチアップ接種の希望者がワクチンがないため、医療機関から接種を断られるという事態が続出しているからです。しかも、今の状況下では助成終了の3月には、確実にHPVワクチンの在庫が枯渇すると言われてきたのです。

まだ比較的ワクチンが確保されている当クリニックにも、他院で接種を断られたという接種希望者が、流れてきています。しかも不思議なことには、キャッチアップと関係ない男子用のガーダシルまで、限定出荷となっていることです。(しかもなぜ男子にシルガードが接種できないか、謎のままです)

キャッチアップ接種費用助成は大切な施策であり、大いに評価できますが、それに必要とされるワクチン量の確保ができなければ、絵に描いた餅となってしまうではないですか。しかも、HPVワクチンの定期接種希望者が、他院でキャッチアップが優先されるから、定期接種は後回しといって断られたという本末転倒の話を聞いて、もう少しまともなワクチン行政はできないのかと、毎度のことながら呆れてしまいます。

厚労省も真摯に職務に打ち込んでいる方も多いとは思いますが、もう少し国民の痛みに寄り添うことはできないのか。今の厚生行政を牛耳っているボス連中はいったいどこを見て、采配しているのでしょうか。

厚労省は不足は生じていないと言っていますが、MRワクチンも出荷制限となっています。さらに、マイコプラズマの治療薬であるジスロマック小児用100mgカプセルもミノマイシン顆粒も集荷調整となってしまいました。本当に、情けない限りです。
(2024.11.24)


11月18日(月)、近隣の保育園の園児たちが来院し、子どもたち手作りの令和7年のカレンダーを寄贈してくれました。ちょうど予防接種の時間帯で患者さんもいなかったので、直接園児たちからカレンダーを受け取りました。

この保育園からは毎年、子どもたちの可愛い手作りのカレンダーを贈っていただいており、現在も1階待合エリアに掲示してあります。

今回いただいた令和7年のカレンダーも大切に保管し、年が明けたら待合エリアに掲示する予定です。かかりつけの園児の皆さん、楽しみに待っていてくださいね。
(2024.11.23)


11月15日(金)は七五三ですね。

七五三は、3歳の男の子と女の子、5歳の男の子、7歳の女の子とご家族が地域の神社などにお参りし、子どもの成長を感謝する、我が国の伝統行事の一つです。

最近では秋の季節はハロウィーンが大きなイベントとなってしまいましたが、七五三もまた、ぜひご家族でお祝いしたい大切な行事の一つです。

七五三は平安時代の貴族の間で行われていた、『髪置き(かみおき)』、『袴着(はかまぎ)』、『帯解き(おびとき)』の儀式が、江戸時代に武家社会の間に広まり、やがて庶民も祝うようになった行事と言われています。

今の七五三は、江戸時代の天和元年(1681年)旧暦11月15日に、五代将軍徳川綱吉が長男徳松の髪置祝いを行ったことが嚆矢とも伝えられています。

七五三には、三つの儀式がまとめられています。

3歳児の「髪置きの儀」。平安時代以降、男の子も女の子も生後7日目に髪を剃り、丸坊主で育てられました。これには頭を清潔に保つことで病気の予防になると信じられていたためです。

そして、3歳になると「髪置きの儀」を行い、髪を伸ばし始めます。この「髪置きの儀」では、子どもの頭に白髪を模した白糸を置いて、子どもの健やかな成長や長生きを願ったそうです。

5歳男児の「袴着の儀」。5歳の男の子が正装である袴をはき、碁盤の上に立つ儀式です。これは「四方を制する」と願いをこめて行われたそうです。この「袴着の儀」を経て、男の子は盛装である羽織袴を着用できるようになりました。平安時代は男女に行われていましたが、江戸時代に武家の間で行われるようになると、男児の儀式になりました。

7歳女児の「帯解の儀」。それまでは子ども用の着物を着て、付け紐のついた着物を着ていた女の子が、付け紐から大人と同じ幅の広い帯を結び始める儀式を、「紐解き・帯解き」といいました。この儀式の後、女の子は一人で帯を結べるようになり、一人前の人間として認められたのだそうです。

3歳、5歳、7歳は子どもにとって非常に重要な節目の時期と考えられ、七五三は地元の神社の神様に、ここまで無事に成長できたことを感謝するとともに、これからの子どもの健やかな成長をお祈りする儀式だったのです。

江戸時代には5歳までの子どもの死亡率は25%にも及び、生まれてきた赤ちゃんの4人に1人は5歳まで生き延びることができませんでした。そのため、7歳までの子どもは「神の内(うち)」と呼ばれ、いつ神様に召されるかわからない儚い存在だったのです。そのため、7歳の子どもの「帯解の儀」を迎えたご両親にとっては、本当に神様に祈りたい喜ばしい儀式だったのでしょう。

現代に伝わる七五三を、お子さまの健やかな成長と幸福を祈願する行事として、ぜひ私たちもご家族でお祝いしたいものですね。 (2024.11.16


11月14日(木)、東京都もインフルエンザの流行期に入ったようです。(NHKの報道はこちら。東京都感染症情報センター・インフルエンザ流行状況はこちら。グラフも同センターHPより)



昨年同時期の大流行とはまだ規模が違いますが、当クリニックの近隣小学校でもインフルエンザAの陽性者が出始めました。

インフルエンザワクチン未接種のお子さまは、ワクチン接種を急ぎましょう。また、注射を怖がる子には、フルミスト接種という選択肢もあります。ご検討してみてもよいでしょう。
(2024.11.16)



10月28日(月)、29日(火)の2日間、東京医療秘書福祉&IT専門学校の医療保育科1年生に、キッズベル品川で病児保育実習を行いました。

遊び、排泄補助、眠り、安静保持など、3名の病児お預かり児に対して、病児スタッフの指導の下、保育の実習を行いました。実習後の学生の感想は、大変勉強になったということでした。

当クリニックは、毎年昭和大学の医学部3年生、6年生の地域医療実習を行っていますが、それ以外にも広く医療系学生の教育実習を受入れ、実習授業を行っています。(今までの当クリニックの医療系学生に対する、実習教育の実績はこちら

今後も当クリニックは、診療とともに、子どもに係わる学生を広く受け入れ、その教育にも、積極的に係わっていきたいと考えています。
(2024.11.3)


ハロウィーンが近づいてきたので、クリニック院内を恒例のハロウィーン装飾で飾りました。
(2024.10.19)

 
 
 


急に涼しくなりました。すでに、長崎県、宮崎県などはインフルエンザの流行期に入っています。当クリニックでも、10月19日(土)、近隣の小学生がインフルエンザAが迅速検査で陽性でした。この小学校では、他にもインフルエンザAの患者がでているそうです。

いよいよ東京でも、インフルエンザの流行が近づいてきているようです。インフルエンザワクチン接種がまだの方は、接種を急ぎましょう。
(2024.10.19)




鼻から点鼻するインフルエンザの生ワクチン=フルミストの予約、接種を始めます。供給される本数に限りがありますので、在庫がなくなれば終了となります。ご希望の方は、当クリニックHP「フルミストについて」をお読みになった上で、ご予約ください。
(2024.10.15)


遅ばせながら、令和6年度第2回品川区子ども・子育て会議のご報告をいたします。

第2回会議は、9月10日(火)品川区役所第一委員会室で開催されました。

まず、「こどもの権利について」という題目で、弁護士の方による法律的な観点から考える、「子どもの権利」についての「講義」がありました。こういう考えもあるのだな、と当クリニックとは全く異質な「子ども」像についてのお話を聞けたことは、いろいろな意味で大変勉強になりました。

その後、区事務局から「品川区こども計画」の策定スケジュールについての説明と、区民意識調査アンケートの結果報告がありました。

区民アンケートの結果は、驚くべきことに「今幸福か。5年後幸福か。」という設問に対し、就学前児童保護者、小学生保護者、中学生、若者全てで、9割の方が「幸せ」と回答していたことです。

最後に「品川区子ども計画」の素案が示され、次回の第3回会議で議論を深めることとなりました。

おそらく実際の子どもとほとんど接触がなく、子ども達のいろいろな生の行動や個性にほとんど触れたことがないにもかかわらず、自分の観念のなかで結晶化された均一の「子ども」像を真理のように語っている人は、結局最後は現実の子ども達に見事に裏切られる結果になるのではないかと思いました。
(2024.10.11)


病児保育の事前登録説明会を、10月9日(水)より、月・木曜の3時、3時30分の開催といたします。

当クリニックは病児保育を沢山の区民の方に利用していただけるよう、できる限りご希望に応じて、説明会を開催してきました。しかし、希望者が増えるにしたがい、明日どうしても利用したいから今日中に説明会を開いてほしいとか、事前に説明会の予約をしているにもかかわらず、当日姿を見せないとか、説明会に出席はしたけれども提出する書類を仕上げて完成させることはできないなど、トラブルも頻発するようになりました。

当クリニックは小児科専門クリニックです。子育て支援のため、病児保育事業も並行して行っているのであり、病児保育だけを行っている専門の事業者ではありません。大声でスタッフを恫喝したり罵倒する悪質なケースも発生し、受付スタッフもその対応に心身共に疲弊し限界状態です。

自己の要求が通らないからといって、大声で受付スタッフを怒鳴り散らしたり、幼稚で下品な口コミを書き散らそうとも、事前登録が正式にお済みでない方のキッズベル品川のご利用は、お断りいたします。

当クリニック、キッズベル品川は、子育てに真摯に取り組む、良識のあるお母さま、お父さまを変わらず応援いたします。
(2024.10.9)


2024年9月25日(水)、品川区第2庁舎で区保育施設運営課によって、「病児保育事業説明会」が開催されました。当クリニックも実際に病児保育を行っている施設として、キッズベル品川の現状をご報告させていただきました。

品川区にはまだまだ病児保育所が、質量共に足りません。品川区も現在、病児保育の拡大に注力しています。当クリニックも区の取組に積極的に協力していきたいと考えています。
(2023.10.1)



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今日2024年9月17日(火)は、中秋の名月です。今年は月が都心でもきれいにみえて、見事ですね!残念ながら、月の中でお餅をついている、うさぎは隠れていませんでしたね。

もともと中国の「中秋節」から、平安時代に我が国に伝わったお月見は、江戸時代には庶民の間にも広まりました。

そして、お月見は農作物の豊作の祈りと収穫の感謝を月に祈る行事となったのです。秋祭りと同じ、実りの秋の行事だったのですね!

中秋の名月の日には美しい月を眺めながら、お供え物のお団子とススキを飾って、月の神様に祈りました。

そして、お供え物として、お月見団子を供えました。 秋の実りのお米を使って団子にした月見団子には、豊作を祈る意味も込められていました。

十五夜にちなみ、一寸五分(約4.5cm)の大きさの丸いだんごを、15個お供えしました。

また、中秋の名月には、ススキも飾ります。

ススキは魔除けの効果があると言われ、災いを避けて豊作になるように、という願いが込められています。さらに、ススキには月の神が宿るとされていました。

昭和のころは、一般家庭でもまだお月見行事は行われていました。
子どもたちは家庭の中で、お団子を食べながらススキを飾って、我が国の文化に触れ一人の日本人として成長していったのです。

朝から晩まで季節を問わず、スマホに興じている子どもの姿を見ると、今の子ども達は何か大切なものに触れる機会を置き去りにされたまま、成長していくのではないかと危惧します。

先祖から受け継がれてきた大切な文化を守り、次の世代の子ども達に伝えていくことは、どの国家、民族でも当たり前のように行われている営為です。

しかし、今の日本では、意識的に行わなければならないものとなってしまいました。
家族でささやかなお月見ができれば、きっと良いことがあるでしょう!
(2024.9.17)



台風10号がのろのろと居座る中、9月になりました。35℃以上という厳しい残暑はすこし落ち着いてきましたが、激しい雷雨が断続的に襲来してきて、からっとした日本晴れの秋がとっても待ち遠しいですね。

当クリニックの1階待合エリアの飾り窓ディスプレーも、日本の秋バージョンに模様替えしました。お子さまとお楽しみ下さい。

お待ちの患者さんが少しでも楽しく快適にお待ちいただけるように、当クリニックは現在さまざまな院内の模様替えを準備しています。かかりつけの患者さんは楽しみにお待ち下さい。きっとご満足いただけると思います。(2024.9.1)



お待たせしました。インフルエンザワクチンの接種予約を、9月9日(月)から例年通りWEB予約で始めます。また、実際の接種は、10月3日(木)から始めます。くわしくは、こちらをご覧下さい。(2024.9.1)


相変わらず猛烈な暑さが続いていますが、夜になるとコオロギの鳴き声も聞こえてくるようになりました。秋がそっと近づいてきているようですね。

9月に入ると、インフルエンザワクチンの予約が始まります。今年はフルミストの接種も行えるようになります。詳細が決まりましたら、発表しますので、もうしばらくお待ちください。
(2024.8.18)


猛烈な暑さが続いていますが、暦の上ではもう立秋を過ぎました。今後は残暑ということになります。秋のすがすがしい日本晴れが、1日も早く来てほしいものですね。

パリオリンピックの我が国の選手の活躍には、胸躍るものがあります。しかしながら、見ていて辛くなる、残念なシーンも数多く起こった、後味の悪いオリンピックでもありましたね。

明日8月11日(日)から、夏季休診に入ります。クリニックは8月13日(火)と14日(水)、キッズベル品川は8月13日(火)から16日(金)までがお休みになります(→夏季休診のお知らせはこちら)。よろしくご配慮、お願いいたします。
(2024.8.10)


産経新聞から取材の依頼があり、小学校のプールと熱中症についてお話ししたことが記事になりました。(夏本番、プール中も熱中症リスク 5月に授業前倒しの学校も 専門家「陸より注意」

記者の方が要点をまとめてくださいましたが、当クリニックは以下のようにお話ししました。

熱中症とは、「高温環境に長時間さらされ、体温調節がうまくいかなり、発熱し、脱水に陥った状態」をいいます。

ご質問の「プールに入っているときに、熱中症が起こりやすい理由」は、以下のように考えます。

まず、プールではゆっくり泳いでいても、運動に伴う代謝量は安静時の4倍以上に増加し、実は水泳は意外と激しい運動なのです。また、特に子どもはプールで泳ぐのに夢中になり、水泳の運動時間も長くなりがちで、代謝量も大きくなります。

プールの水温が中性水温33-34℃以上になると、 水中でも子どもの体温は上昇していきます。ちょうど、温泉で泳いでいるのと同じ状態ですね。中性水温以下のプールでは、子どもの体は冷却されますが、屋外プールでは頭には直接日光が当たり、熱くなります。

水泳は運動量も多いため、大量に汗をかきます。特に子どもは新陳代謝が活発のため、汗の量も多くなります。しかし、プールの中では常に水と触れているため、汗をかいている感覚をあまり感じることはありません。

さらに口の中にも水が入ってくるため、喉の渇きもあまり感じられません。そのため、無自覚のまま汗を沢山かいて、体の水分が失われていき、脱水状態に陥っていくのです。

陸上の運動では自覚しやすい、喉の渇き、筋肉の疲労、大量の発汗などをプールの中でははっきりとは感じられないため、むしろプールに入っているときのほうが熱中症の危険が高いと言えるかもしれません
(お話し終り)

小学校の夏休みとプールについて、いろいろお話しさせていただきましたが、記事になったプールと熱中症については、以上の黄色字の部分です。

いよいよ夏休みに入りましたが、35℃以上という高温とカンカン日照りが続いています。しかも夜はスコールという、まさに熱帯地方そのものの気候ですね。親子とも、十分体を労りながら、楽しい夏休みを送って下さいね。
(2024.7.21)


7月も中旬になり、梅雨明けも近そうですね。当クリニックの1階待合エリアの飾り窓も、7月バージョンとして、夏の花火に模様替えしました。早く楽しい夏休みが来ると良いですね!
(2024.7.14)




2024年の夏季休診の日程を掲示しました。(くわしくはこちら

今年度は前期は8/16(火)、8/17(水)の2日間、後期は9/12(木)から9/18(水)までの1週間、お休みをいただきます。患者さんにはご不便をおかけしますが、よろしくご寛恕の程、お願いいたします。
(2024.7.7)


手足口病が増えてきています(当クリニックの手足口病の解説はこちら→手足口病)。
手足口病はヘルパンギーナと共に、代表的な夏かぜです。

今季流行している手足口病は、コクサッキーA6型(CA6)というタイプだと報告されています(東京都健康安全研究センター、グラフも引用)。

手足口病の主要な病原ウイルスには、コクサッキーA6型(CA6)コクサッキーA16型(CA16)、エンテロウイルス71型(EV71)などがあります。

このうち、コクサッキーA6型はもともとヘルパンギーナの病原ウイルスでしたが、2011年の手足口病大流行の頃から、手足口病も引き起こすようになりました。

2011年の手足口病が大流行した時の当クリニックの報告にもあるように、CA6の手足口病は特徴的で、

①高熱と口の発赤腫脹から始まる。しかし、口に中に水疱、発疹ははっきりせず、口の周りに水疱が広がる。
したがって、病初期はヘルパンギーナと診断される事が多いです(これは誤診ではありません)。

②手足の水疱は数日後に出現しますが、手や足の水疱はやや少なく、おしり、肛門周囲、太もも、下腹部に巨大な水疱を含む、いろいろな大きさの水疱が密在してくることが多いようです。

③水疱をかゆがったり、痛がったりします。

④治った後数週間後に、爪が割れたり、脱落したりする例があります。

⑤治ってからもしばらく元気がない子もいます。(症状が続く場合は、髄膜炎の可能性も考えなければなりません)

などが挙げられます。

CA6は過去手足口病の大流行を起こしました(2011年、2013年)。そのため、2024年は(ヘルパンギーナ→)手足口病が大流行となる可能性が高いと思われます。

マスクを着用する、手洗いを励行する、そして手足口病が治った後も数週間はウイルスが便から排泄されるため、タオル、食器等の取り扱いには気をつけてくださいね。
(2024.7.7)


むしむしして、梅雨本
番という日が続いています。気温だけ高くて、汗でベタベタして、雨も続いて、いやですね。


7月7日の七夕の節句が近づいてきたので、恒例の笹の木をクリニック玄関に立てました。今年の七夕の7月7日は、曇か晴のようですが、おりひめとひこぼしが無事に会えるとよいですね。

短冊にお願い事を書いて、笹の葉に吊るしていってくださいね。そして、皆の願い事が叶うと良いですね!
(2024.7.1)


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こどもちゃれんじじゃんぷの編集スタッフの方が来院され、いろいろと今年度のじゃんぷの教材についての打ち合わせを行いました。

当クリニック鈴木院長は、2003年からこどもちゃれんじ各誌の医学記事の監修を始め、今年度もじゃんぷとすてっぷの科学読み物の監修を行います。(過去のこちゃれの監修一覧はこちら

子ども向けの、楽しい、ためになる内容になるように、編集スタッフの方達といろいろと努力していますので、お子さまとご一緒に、こどもちゃれんじをぜひお読みになってくださいね。
(2024.6.30)

監修者紹介コーナーです こどもちゃれんじ各号です


令和6年度の昭和大学3年生の地域医療実習を、6月13日(木)、14日(金)に行いました。実習中は、患者さんにはご協力いただき、ありがとうございました。

今年の学生も将来小児科を志望されているということだったので、小児科医のやりがい、子どもの可愛さ、小児科医の行う子育て支援について、お話しさせていただきました。
(2024.6.16)




だんだん、雨の日が多くなって、梅雨の走りになってきましたね。当クリニックの1階待合エリアの飾り窓も、6月バージョンに模様替えしました。早く、輝く夏が来ると良いですね! (2024.6.3)




2024年5月30日(木)は、第1回品川区子ども・子育て会議が品川区本庁舎第一委員会室で開催されたので、委員として出席しました。

令和5年4月に施行された「こども基本法」によって品川区など各地方自治体は、国が定めた「こども大綱」を元にして、それぞれ「こども計画」を作成する事に努めなければならない、とされました。

品川区はこれを受けて、今まで行ってきた「子ども・子育て支援事業計画」と「子ども・若者計画」を一体化した、「品川区子ども計画」を作る事としました。

そして、令和6年度の品川区の子ども・子育て会議は、品川区における子ども・若者・子育て施策を総合的に調査・審議するための協議体として、位置づけられることになりました。

5月30日に開かれた第1回子ども・子育て会議はまず、各委員の自己紹介の後、事務局から令和5年度品川区子ども・子育て支援事業計画の実績報告が行われました。
*教育・保育施設の現状はこちら

次に、事務局から品川区子ども計画を作るためのスケジュールが示されました。

まず子育て中の区民、若者に7000件のアンケートを行い、区民の子育ての実情を知る。子育て関係の約7団体にヒアリングを行う。
区の内部部署で会議を行い、各関係部署の役割の調整を行う。区長と区民のタウンミーティングを行い、区民の生の意見を聞く機会を設ける。
子ども・子育て会議を年4回開催し、全体の進行と調整を行う。
などの内容でした。

今後、国-子ども家庭庁の動向も見ながら、品川区でも子ども・子育ての支援の取組みが進められていくことになりました。

しかし、本当に子どもが幸せになる、実効性のある取組み・施策とはどのようなものなのか。

独善的な大人による、一方的な親子の引き回しや、子どもへの一面的で底の浅い理解に基づく、親子を実際は引き裂くおぞましい思想の押しつけなどはないか、当クリニックは常に子どもと保護者を守る立場に立ち、子育て現場の人間として積極的に区の施策に係わっていきたいと考えています。
(2024.6.1)



はや、夏日の日もあり、季節は初夏となりました。今、我が国は新緑の木々が輝き、薫風の香る一年中で最も過ごしやすい季節になりましたね。この美しい日本の風景を、子ども達にも残し、伝えていきたいものです。
(2024.5.19)


当クリニックのかかりつけ登録患者数が300人を越えました。ご登録、ありがとうございます!

鈴の木こどもクリニックは、当クリニックに全幅の信頼を寄せて、かかりつけ医に登録いただいた患者さんのご信頼に、全力で応えていきたいと願っています。(かかりつけの登録についてはこちらをご覧下さい)

かかりつけのお子さまは、当クリニックにとって、大切な特別な患者さんです。かかりつけのお子さまが健やかに成長されるよう、当クリニックはご両親に支援を惜しみません。

何か、ご相談事があるときは、お気軽に鈴木院長ご相談ください。第3の親として、当クリニックもできる限りの対応を行います。
(2024.5.11)


4月も半ば過ぎ、5月のゴールデンウィークが近づいてきましたね。お出かけの予定などは立ちましたか。

当クリニックも恒例の五月武者人形を、1階待合エリアの飾り窓に飾りました。たくましく元気な男の子に、すくすく育つとよいですね!
(2024.4.21)




週間感染症情報で報告したように、A型,B型インフルエンザ感染症がとうとう16週は、0になりました!(ちなみに新型コロナは1名でした)溶連菌感染症が若干見られますが、しばらくは感染症の目立った流行のない、おだやかな季節を過ごせそうですね。

でもお子さまも慣れない保育園、小学校の集団生活にそろそろ疲れが出るころかもしれません。新生活に慣れるよう、早寝、早起き、十分な休養と無理のないお食事で元気に一日を過ごしましょう。
(2024.4.21)


昭和の頃は4月になると、関東近辺の低山地では春の女神とよばれる、ギフチョウの可憐な舞いが見られました。春夏秋冬、季節があざやかに移り変わる、美しい我が国の自然界では、春だけに姿を見せる一群の春の蝶達がいます。



ギフチョウは春の蝶の代表で、その可憐な美しさから「春の女神」と呼ばれ、親しまれてきました。

関東周辺では、高尾山、丹沢山系の小倉山、石老山、石砂山などで、その姿が見られましたが、ゴルフ場や宅地造成などの乱開発のため、食草カンアオイと共にほとんどの産地で1970年代には絶滅し、現在ではわずかに神奈川県石砂山で保護され、その姿を見ることができるだけです(石砂山の保護活動の一例)。

ギフチョウは200万年前に大陸から飛来してきて、国内に定着した系統的に古い原始的なアゲハチョウです。そして、何度かの氷河期を乗り越え、我が国だけに棲息する固有種で、学名をLuehdorfia japonicaといいます。近縁のヒメギフチョウ(こちらはウスリー地方、朝鮮半島、中国東北部にも分布しています)と国内で、くっきりと棲み分けており、この分布線をリュードルフィア・ラインとよび、昔中学受験にも出題されたことがありました。

春の陽の良く当たる里山を、意外と男性的な力強い飛び方をします。写真はやはりこのころ、開花するカタクリを吸蜜しているギフチョウです。

日本では、春になるとギフチョウ、ヒメギフチョウ、ツマキチョウ、ミヤマセセリ、コツバメ、少し遅れてウスバシロチョウが姿を現し、春の終わりには姿を消します。

ウスバシロチョウは氷河と共に日本に南下してきた、氷河期の生き残りです。関東周辺では五月のゴールデンウィークに奥多摩、奥武蔵地方で優雅に天女のように舞っています。

ウスバシロチョウも最も原始的なアゲハチョウParnassius属の一種で、アゲハチョウに特徴的な黄色や黒色や赤色の織りなす華麗な翅模様を持っていない、白く透けた翅を持つ清楚なたたずまいの蝶です。また、蝶類では珍しく、繭を作ります。

この仲間のアポロチョウは、後翅に大きな赤い斑紋をもち、太陽神アポロに由来する太陽神の化身と言われ、ヨーロッパアルプスに棲息しています。

春、関東の低山地を歩くと、今でもこれらの蝶と出会うことができるかもしれません。

ウスバシロチョウ(5月に見られる、もっとも原始的なアゲハです)
コツバメ(早春3月に元気に飛び回ります) ミヤマセセリ(ビロードのような美しい羽を持っています)

蝶は自然の作り出した珠玉のような芸術品です。生の蝶を見て、蝶を手にしたとき、子ども達はその美しさに震えるような感動を覚え、自然に対する畏怖の念と憧憬が自然と湧いてくると思います。

しかし、残念ながら今、蝶をこわがり、触ることもできない子どもが増えてきています。彼らにとって自然とは、デジタル画面のなかの無機的な世界なのかもしれません。このような環境下で、子ども達は本当に人間としての豊かな情操を身につけていけるのでしょうか。

自然に親しむ心は、いくら大人が口で教えても、タブレットで示しても、育っていくものではありません。実物に触れ、その生の感動の体験の中から自然と育まれていくものなのです。

また、子どもは大きなイベント会場にわざわざ連れて行かなくても、身近な公園で出会う小さな虫や石ころからも、感動し豊かな感性を育むことができるのです。

連休中はぜひご家族で、自然に親しむ機会を作ることをお勧めします。(2024.4.14)

ギフチョウはあきた森づくり活動サポートセンター昆虫シリーズ⑧から、ウスバシロチョウは昆虫エクスプローラ・ウスバシロチョウから、コツバメは昆虫エクスプローラ・コツバメから、ミヤマセセリは昆虫エクスプローラ・ミヤマセセリから画像を転載させていただきました。深謝いたします。


いよいよ令和6年度、新しい年度が始まりました。最も大きな変化は予防接種に五種混合ワクチンが導入されたこと、小児用肺炎球菌ワクチンとして15価のバクニュバンスが使用できるようになったことです。

また、品川区では当クリニックがかねてから要望していた、男児へのHPVワクチンの接種費助成、10月からになりますが、乳児へのインフルエンザワクチンの助成が実施されることになりました。

予防接種全体でも高齢者へのワクチン接種が、インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチン、新型コロナワクチンだけでなく、帯状疱疹ワクチン、RSウイルスワクチンも使用できようになりました。もはや、予防接種は小児だけでなく、全ての年代へその適応が広がってきています。

治療においても、分子標的治療薬、生物学的治療薬が一般の小児科診療でも使用できるようになってきています。これらの治療薬の効果は、驚くほどです。

コロナが開けて1年。令和6年度は、鈴の木こどもクリニックはさらに、進化し、お子さま、ご家族のために活動の幅を広げていきます。ご期待下さい。(2024.4.2)

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先週あたりから当クリニックに、麻疹ワクチンの相談が増えてきています。これは海外から帰国して、麻疹を発症した患者の報告が相次いでいると、テレビが報道したためと思われます。東京でも20歳代の女性、麻疹ワクチン未接種の5歳以下の小児の2名が、麻疹患者として報告されました。

東京都感染症情報センターの、過去10年間の麻疹患者数です(3月14日現在)。コロナ流行前の2019年には、東京でも、全国でも麻疹の患者が多数報告されましたが(品川区でも報告されました)、コロナ流行下では激減していました。それがコロナの流行が終わり、海外との人流が復活したため、また輸入麻疹が多く報告されるようになったのです。



テレビの報道で不安になって、1歳前の赤ちゃんに麻疹のワクチンを受けさせるか、お悩みの保護者もいるようです。しかし、東京では2名、全国でも10数名の患者数であり、今現在の流行状況なら麻疹患者に接触する可能性は低いため、あわてて1歳前の赤ちゃんに任意接種としてMRワクチンを受けさせる必要はないと当クリニックは考えます。

逆に1歳以上の定期接種年齢のお子さまは、なるべく早く接種を受けた方がよいでしょう。1歳、5歳の2回のMRワクチンの定期接種を、対象の95%以上の児が受けていれば、集団免疫によって麻疹の大流行は防げるのです。

しかし、現在MR1期は95.4%、MR2期は92.4%と95%を割っています。麻疹を発症した5歳以下の児も、未接種でした。脆弱な我が国のワクチン供給体制において、いつMRワクチンが不足し、供給制限がかかるか、予断を許さない状況です。

コロナ禍の中でのワクチンの接種疲れ、さらにワクチンに対する無知と偏見からくる接種率の低下のために、今世界中で麻疹が大流行しています。そのため、麻疹の流行地に旅行されるご家族は抗体検査と追加接種が必要と考えます。

麻疹の流行地としては、インド、パキスタン、インドネシア、マレーシア、中東地域などが挙げられます。(厚労省:麻しんについてより)



以上より、当クリニックは乳児のMRワクチン任意接種は行いません。1歳以上のMRワクチン接種については、なるべく早い接種をお勧めします。また、麻しん流行地に旅行されるご家族は、時間の余裕を持ってご相談下さい。
(2024.3.17)


2月20日(火)、「新生児・乳児におけるRSウイルス感染症の新たな予防戦略」という、インターネットシンポジウムを聴講しました。

講演1は、齋藤昭彦新潟大学小児科教授の「新生児・乳幼児におけるRSウイルス感染症の疾病負荷と予防の重要性」というお話しでした。

RSウイルス感染症はもともとインフルエンザの流行する前の、9~10月に流行する病気でした。ところが、新型コロナウイルス感染症が流行して以来、その流行は6~7月の夏場に前倒しされるようになりました。(グラフは、SmallBabyRSウイルス感染症の最新流行情報から)



また、RSウイルス感染症は、現在抗RSVモノクローナル抗体治療薬であるシナジス(パリビスマブ)による発病予防が行われていますが、この抗体注射は未熟児や心臓病、免疫不全などリスクの高い赤ちゃんにしか使用できません。

しかし、 RSウイルス感染症は2歳未満では重症になりやすく、発病した患者の25%が入院し、7%が人工呼吸が必要となった、インフルエンザよりはるかに重い病気です。しかも、シナジスが注射できるようなリスクがある児は全体の10%にすぎず、90%はもともと健康な乳幼児がRSウイルス感染症になり重症となった、と報告されています。

そして、2024年6月に、アレックスビーに次いで新しいRSワクチン、アブリスボが発売されることになりました。

これについて、講演2では、倉澤健太郎横浜市大産婦人科診療教授による「生まれてくる赤ちゃんのためのRSウイルス感染予防-妊婦に接種するワクチン「アブリスボ」への期待」の講演が行われました。

アブリスボは RSウイルスのF蛋白(抗原)の遺伝子組換えワクチンです。RSウイルスのF蛋白に対する抗体を誘導します。

先に登場したやはり遺伝子組換えRSワクチンであるアレックスビーが、60歳以上の高齢者の肺炎予防に使用されるに対し、アブリスボは妊婦に接種することにより、RSウイルス感染症が特に重症化しやすい生まれたばかりの赤ちゃんをRSウイルス感染症から守るために使用されます。

妊婦に接種しますが、MATISSE試験の報告では、特に妊婦に問題になる副反応もなく、また児への発病予防効果も認められました。

当クリニックは小児科専門クリニックであり、アレックスビーは60歳以上の高齢者用ワクチンであることから、取り扱いはいたしません。しかし、アブリスボに関しては、妊婦に接種することと、最大の受益者が新生児・乳児であることから、妊娠中のかかりつけの患者さんがアブリズボの接種を希望する場合は、当クリニックは接種できる体制をつくりあげてまいります。
(2024.2.22)


そろそろスギ花粉の飛散が始まったようで、目が痒い、くしゃみ、鼻水が止まらないという花粉症の症状で受診するお子さまが増えてきました。当クリニックでは、シダキュアによる免疫舌下療法に加えて、今シーズンからゾレアという抗体注射薬による新しい花粉症の治療を始めました。

ゾレアはスギ花粉症の主要因である、IgE抗体という物質の働きを抑え、花粉症の症状を劇的に軽快させる注射薬です。ご興味のある患者さん、治療を希望される患者さんは、来院してご相談ください。
(2024.2.18)


2月11日(日)は建国記念の日、紀元節でしたね。この日は神武天皇が、奈良県樫原宮で即位されたという、伝説上の我が国の始まりの日です。

我が国は悠久の歴史を途切れることなく紡いできた、世界でも稀な美しい文明国家です。歴史を受け継ぎ、次の世代へこの美しい日本を、さらに豊かに美しく伝えていきたいですね。

ところで、我が国の創世記といえば、必ず邪馬台国についての話題が出てきます。九州にあった、大和にあった、さらに四国にあった、などといろいろな説が唱えられていますが、最近非常に興味ある新しい見解を目にしました。

『完全版』邪馬台国の場所が判明!歴史のミステリーがついに解明される!

非常に説得力のある意見だと当クリニックは思いましたが、かかりつけの皆さんはどう思われますか。
(2024.2.11)


1月が終わり、アトリウムをゆったりと泳いでいた七連四角凧はお役御免で引き揚げ、代わりにカモメが優雅に羽ばたくようになりました。



また、1階受付カウンターの屋根には、鉄道を敷設しました。小型ディーゼル機関車(DC51)が時刻表通りに運行しています。時間が合えば、DC51の可愛い走りをふなっしーやプーさんと一緒に見ることができるかもしれませんよ!



2月3日の節分も過ぎたので、1階待合エリアの飾り窓には桃の節句の雛人形を飾りました。2月5日には東京でも雪が積もりましたが、立春も過ぎて、春が待ち遠しいですね。
(2024.2.7)





2月1日(木)、第2回品川区子ども・子育て会議が中小企業センターで開催され、委員として参加しました。今回はまず、いくつかの保育園が名称変更したり、認証から認可保育園に移行したことが報告され、審議されました。

次に「品川区内保育園等ありかた基本方針」素案が区保育課より提示され、意見聴取が行われました。

区内保育所の今後の体制としては、
①まず区内の公立、私立の保育園は、全ての年齢・地域で現在、空きが出ている状況である。
②区内保育園全体を再編成し、一部の保育園を統合したり、 区立保育園を民営化したりして、スリム化する。
③その一方、区立保育園の中から、統括機能や在宅子育てを担うリーダー的な統括園と、 区内保育園を研修・訪問しサポートするサポーター園を選び、中核保育園として指定する。
という内容でした。

人口動態で見ると、品川区の人口は増え続け、2041年にピークを迎えると推定されています。また、幼少人口は、04歳はゆるやかに減少していきますが、59歳はまだ当分増加するため、 不定期な保育ニーズや配慮が必要な子どもへの対応など、まだまだ検討すべき課題が多いとのことでした。

その後、第1回会議に引き続き、空き定員等を活用した未就学児の預かり事業の紹介、 「こども基本法」から求められた、子ども計画を品川区でも策定の準備を行うという説明がありました。

待機児童はほぼ解消されましたが、今後は保育の質が問われています。当クリニックも品川区の保育園の質を高め、お子さまが豊かな感性を磨きつつ健やかに成長できるよう、子ども・子育て会議の場でも積極的な働きかけを行っていきたいと考えています。
(2024.2.4)


明日2月1日から、いよいよ中学受験の頂上決戦ですね。いままで培ってきた力で頑張りましょう。鈴の木でワクチンした人は大丈夫!みんなで応援していますよ!頑張れ、受験生!(2024.1.31)


今シーズンのインフルエンザワクチン接種は、1月30日(火)で終了いたしました。今シーズンもご利用ありがとうございました。また、何かお気づきの点がありましたら、お配りしたアンケートにご記載をお願いいたします。
(2024.1.31)


はや2024年の1月も、過ぎようとしています。

正月の気分も冷めないうちに、インフルエンザがA型もB型も大流行し、新型コロナも再び拡大しています。しかも、現在、溶連菌感染症に関しては、迅速診断キットは全く入荷できず、また標準的な治療薬であるペニシリン系の抗菌剤も十分に供給されていない状況です。

「医療費がかかりすぎる、財政を圧迫する」などとそろばん勘定だけの財務省が根回しし、日経を始めとする番犬マスコミ記者、ヒモ付き御用学者がその手先となり、愚かにも騒ぎまくって医療費を無理に抑制した結果、私たちが当たり前に良質の医療を受ける事が最早できなくなってしまいました。薬不足、検査キット不足は半年経っても、全く解消されていないのです。

患者さんのために最良の医療を行いたいと願っているのに、よりましな診療しか選択できないという、何ともやりきれない日々が続いています。本当に残念です。
(2024.1.28)


「鬼は外!福は内!」、少しでも災いが退散するように、1階待合エリアの飾り窓に節分の鬼をかざりました。
(2024.1.28)




1月9日(火)から新年の診察を始めました。まだ患者さんは少なかったのですが、A型インフルエンザ、溶連菌感染症、感染性胃腸炎が徐々に増えてきて、1月13日(土)は随分混んで、来院した患者さんには大分お待たせして、申し訳ございませんでした。

少しでもお子さまとお待ちの間、楽しく過ごせるよう、今年も七連四角凧をアトリウムに揚げました。気持ちよさそうにアトリウムを泳いでいます。



また、クリスマスのオーナメントを取り去った後の鈴の木の森に、もののけ姫のシシ神の森の精霊=コダマが住みついたようです。お子さまと探してみるのも、楽しいかもしれませんね。

1階待合エリアの飾り窓も、正月バージョンに模様替えしました。

令和6年も鈴の木こどもクリニックは、お子さまとお母さまが楽しくお待ちいただけるよう、遊び心満載のクリニックに変身していきますので、ご期待して下さいね。(2024.1.13)


2024年令和六年、新年あけましておめでとうございます。



新型コロナウイルス感染症が感染法上5類扱いになった途端、マスコミ主導による感染予防対策の緩みから、さまざまな感染症が爆発的に流行した半年間でした。しかも、流行の中で医薬品、検査キットが枯渇し、医療現場は今危機的状況に陥っています。

2024年、正月明けから季節性インフルエンザ感染症、溶連菌感染症、急性胃腸炎などいっせいに再燃しそうな情勢です。しかも、薬も検査キットも不足しています。

元旦に能登半島に大地震が起こり、被災地の方々は大変なご苦労と思います。鈴の木こどもクリニックは大地震で命を落とされた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の方々にお悔やみを申し上げます。そして、被災されたすべての方へ、衷心からのお見舞いを申し上げます。

2024年は激動と動乱の幕開けとなりました。

鈴の木こどもクリニックは、かかりつけの患者さんの健康と幸せを守るために、全力を尽します。診療活動とさまざまな情報発信を強化いたします。

かかりつけの患者さんも、個人防衛とご家族を感染症から守るため、しっかりマスクを装着し、手洗いを励行し、コロナ禍の中で築き上げてきた、感染予防対策を徹底しましょう。

2024年も、変わらず鈴の木こどもクリニックを、よろしくお願いいたします。(2024.1.1)

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