インフルエンザの流行がほぼ収束に向かっています。(国立感染症研究所のインフルエンザ流行状況)
今シーズンはH1A型(いわゆる新型インフルエンザ)が流行し、昨シーズンに比べて、成人の罹患が多かったようです。これは、昨シーズンはH3A型(いわゆる香港型インフルエンザ)とH1A型が流行し、小児の罹患が比較的多かったのに対し、成人層の罹患が相対的に少なかったことと、今シーズンは、成人のインフルエンザワクチン接種が例年より少なかったことが関係していると思われます。
インフルエンザワクチンも経鼻生ワクチンが登場したり、高齢者用の高力価不活化ワクチンが開発されたり、さまざまな進歩がみられます。
当クリニックもリアルタイムに情報は発信していきますので、かかりつけの患者さんは参考になさってください。(2025.2.2)
国立感染症研究所HP。全国のインフルエンザ患者数。
中国の旧正月が始まり、大量の観光客が入国してくる状況です。
それと共に、ヒトメタニューモウイルス感染症(hMPV)が持ち込まれるぞーと、またもや煽りに煽りまくる、下劣なマスコミ報道が始まっています(その1例-講談社フライデー1月28日から春節で感染拡大は必至か…中国発″第二のコロナ″
ヒトメタニューモウイルスが日本を襲う)。
ヒトメタニューモウイルス感染症は、我が国でもふつうに流行している感染症です(ヒトメタニューモウイルス感染症)。RSウイルス感染症と同じように喘鳴を起こしますが、「ヒトメタニューモウイルス感染症ではないですか!」などと飛び抜けて心配しなければならない、危険な感染症ではありません。
当クリニックではヒトメタニューモウイルス感染症が疑われる場合は検査を行い、症状の応じた適切な治療を行います。また、ヒトメタニューモウイルス感染症の疑いが認められない場合は、ご希望があっても検査はできません。(2025.2.2)
2025年2月2日(日)は節分ですね。節分は立春の前日、それで今年は2月2日になりました。
古代中国伝来の平安宮廷で行われていた追儺(ついな)、鬼遣(おにやらい)の儀式が庶民に広まったという、豆まきをご家庭でも元気に行いましょう!
「鬼は外!福は内!」と元気に皆で豆(魔目)を鬼にぶつけて、鬼=邪気を家庭から追い払いたいですね。
国民を苦しめるだけの魑魅魍魎が跋扈する、年頭から暗い話題か多すぎる2025年が、「魔滅(まめ)」の年になるよう、皆で節分を盛り上げていきたいですね。(2025.2.1)
2025年1月も、今日で終りです。そして、明日からは、いよいよ中学受験の天王山が始まりますね。
インフルエンザワクチンを鈴の木こどもクリニックで接種した受験生の皆さん。一発合格の願いを込めて、ワクチン接種を行いました。
この特別の日は、なぜか毎年雪が降ります。明日から全力で頑張ってください。クリニックも力一杯応援しています!(2025.1.31)
インフルエンザの流行が続いていますが、またぞろ、視聴率稼ぎの下劣なTVワイドショウのお祭り騒ぎが始まりました。
「年末年始、100人も患者が押しかけました!」(年末年始は多くの病院が休診のため、診療している一部の病院に患者が集中するのは当たり前です)。「インフルエンザの特効薬タミフルがなくなりそうです!」(タミフルは、インフルエンザの特効薬ではありません。飲めば発熱期間は短縮しますが、インフルエンザを治すわけではありません。そもそも、タミフルを飲むと頭がおかしくなる!と大騒ぎしていたのは、どこの誰だったでしょうか。→第二次タミフル騒動について)。
「過去10年来で最悪の患者数!」とさかんに煽っていますが、1月はより患者数が多いシーズンもあり、2024-5年シーズンは流行の規模は大きいものの、過去に類を見ない大流行というほどではありません。
そして、コロナ騒動の時のワイドショウでおなじみだった顔ぶれが、今度はまたぞろ「インフルエンザの専門家」の肩書きでしゃしゃりでてきて、コロナの時と同じように危機感を煽っています。少なくてもTVワイドショウなどに嬉々として出演する”コメンテーター”医師に、本当の専門家はほとんどいません。
国立感染症研究所HP。全国のインフルエンザ患者数。
しかし残念ながら、TVワイドショウがバカ騒ぎすると面白いように操られ、頭に血を上らせて右往左往する人達が出てきます(最近では、お米騒動がありましたね)。
そしてこのような人に限って、インフルエンザワクチンを接種していません。マスクをしていません。かかりつけのクリニックを持っていません。どこでも相手にされないため、グーグルに悪口を書き散らしながら、医療機関を徘徊するのです。
オールドメディアである、今や全く信頼性の失墜したエンタメ番組であるワイドショウの視聴率稼ぎの煽り放送に、ひっかかってはいけません。当クリニックかかりつけの患者さんは、当クリニックの発信するファクトに基づく情報をもとに賢く行動し、ご家族とお子さまをお守り下さい。
当クリニックは第3の親として、常にかかりつけの患者さんに寄り添い、信頼できる情報を発信しながら、共に歩んでまいります。(2025.1.12)
またXマスが終わって2週間も経ってはいないのですが、はや新年を迎えて、鈴の木こどもクリニックも目まぐるしくお正月バージョンに変身しました。
1階中央アトリウムでは、七連四角凧が元気によく泳いでいます。また、1階待合エリアの飾り窓にも、鏡餅と門松を飾りました。
令和7年の装いも新たに変身した鈴の木こどもクリニックは、1月6日(月)かかりつけの患者さんのご来院を、心からお待ちしています。(2025.1.1)
2025年、令和七年、新年明けましておめでとうございます。
2024年は激動の年でした。私たちの一票が、それが賢い選択ならば、実際に政治を動かすことができることが実証された、歴史的な年でした。
しかし、その半面、言語の決定的軽さ、言語の圧倒的なひ弱さが、白日の下に曝された年でもありました。
いくら正しい主張を行っても、いくらその意見が真実であろうとも、悪意あるデマゴギーを撒き散らしながら、有無を言わさずにさまざまな力を行使して現状を改悪してしまうという邪悪で強大な勢力が、幅をきかせている悲しい現実を何回となく目撃したり、体験させられた1年でもありました。
私たちの愛しい子どもたちが、少しでも希望に満ちた、幸せで健やかな未来を掴むことができるよう、鈴の木こどもクリニックは令和七年、心あるかかりつけの患者さんとともに考え、行動していきたいと思っています。(2025.1.1)