今週のお知らせ2025年(令和七年)



インフルエンザの流行が続いていますが、またぞろ、視聴率稼ぎの下劣なTVワイドショウのお祭り騒ぎが始まりました。

「年末年始、100人も患者が押しかけました!」(年末年始は多くの病院が休診のため、診療している一部の病院に患者が集中するのは当たり前です)。「インフルエンザの特効薬タミフルがなくなりそうです!」(タミフルは、インフルエンザの特効薬ではありません。飲めば発熱期間は短縮しますが、インフルエンザを治すわけではありません。そもそも、タミフルを飲むと頭がおかしくなる!と大騒ぎしていたのは、どこの誰だったでしょうか。→第二次タミフル騒動について)。

「過去10年来で最悪の患者数!」とさかんに煽っていますが、1月はより患者数が多いシーズンもあり、2024-5年シーズンは流行の規模は大きいものの、過去に類を見ない大流行というほどではありません。


そして、コロナ騒動の時のワイドショウでおなじみだった顔ぶれが、今度はまたぞろ「インフルエンザの専門家」の肩書きでしゃしゃりでてきて、コロナの時と同じように危機感を煽っています。少なくてもTVワイドショウなどに嬉々として出演する”コメンテーター”医師に、本当の専門家はほとんどいません。



国立感染症研究所HP。全国のインフルエンザ患者数。

しかし残念ながら、TVワイドショウがバカ騒ぎすると面白いように操られ、頭に血を上らせて右往左往する人達が出てきます(最近では、お米騒動がありましたね)。

そしてこのような人に限って、インフルエンザワクチンを接種していません。マスクをしていません。かかりつけのクリニックを持っていません。どこでも相手にされないため、グーグルに悪口を書き散らしながら、医療機関を徘徊するのです。

オールドメディアである、今や全く信頼性の失墜したエンタメ番組であるワイドショウの視聴率稼ぎの煽り放送に、ひっかかってはいけません。当クリニックかかりつけの患者さんは、当クリニックの発信するファクトに基づく情報をもとに行動し、ご家族とお子さまをお守り下さい。当クリニックは第3の親として、常にかかりつけの患者さんに寄り添い、信頼できる情報を発信しながら、共に歩んでまいります。
(2025.1.12)


またXマスが終わって2週間も経ってはいないのですが、はや新年を迎えて、鈴の木こどもクリニックも目まぐるしくお正月バージョンに変身しました。

1階中央アトリウムでは、七連四角凧が元気によく泳いでいます。また、1階待合エリアの飾り窓にも、鏡餅と門松を飾りました。

令和7年の装いも新たに変身した鈴の木こどもクリニックは、1月6日(月)かかりつけの患者さんのご来院を、心からお待ちしています。
(2025.1.1)

2025年、令和七年、新年明けましておめでとうございます。

2024年は激動の年でした。私たちの一票が、それが賢い選択ならば、実際に政治を動かすことができることが実証された、歴史的な年でした。

しかし、その半面、言語の決定的軽さ、言語の圧倒的なひ弱さが、白日の下に曝された年でもありました。いくら正しい主張を行っても、いくらその意見が真実であろうとも、悪意あるデマゴギーを撒き散らしながら、有無を言わさずにさまざまな力によって現状を改悪してしまうという邪悪で強大な勢力が幅をきかせているという、悲しい現実を、何回となく目撃したり、体験させられた1年でもありました。

私たちの愛しい子どもたちが、少しでも希望に満ちた、幸せで健やかな未来を掴むことができるよう、鈴の木こどもクリニックは令和七年、こころあるかかりつけの患者さんとともに考え、行動していきたいと思っています。
(2025.1.1)

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